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マッシュムラムラ(仮) ――クラ鈴が斬る!――

SINCE:2002.2.24
氷室京介、あぶない刑事、マンガ etc

斎藤一は、まさに狼! るろ剣北海道編第六幕

2018-08-04 18:51:47 | マンガ
はい、今回のサブタイが「牙突牙突牙突!」ですんで、もうそれだけで斎藤メイン回であることがわかりますね。
ってか、





「斎藤斎藤斎藤!」



といった内容で、我々斎藤ファンとしては待ちに待った回といえるでしょう(笑)。
そんな彼と戦ったのは、



剣客兵器 異號・凍座白也(いてくらびゃくや)

異號(いごう)というのがなにを表すのかはわかりません。剣客兵器の中でのコードネームみたいなものかな? ってか、一人称が「儂」なんだ。
ともかく、この白也、初登場時には兵士の撃った弾丸を素手で、自身の目の前で掴んでたりしてましたが、斎藤の牙突もキャッチするつもりです。
このときのやりとり――

白也「牙突。その牙、ライフルより速くなくば、儂の命には届かんぞ」



斎藤「速いさ。速いからこそ、幾多の戦場を貫いて、俺はこうしてここに居る」

特装版で、幕末に斎藤と戦った剣心が、「その速度は射矢より速く、その精度は弾丸をも貫き、その威力は砲弾をも砕くと聞く」なんていってましたが、







白也「なるほど、たしかにライフルを凌ぐ!」




とうとう速度が弾丸を超えました(笑)。



まあ、マンガだからね(笑)。ただ、剣さん、斎藤、志々雄、宗次郎辺りは、比喩ではなくマジで、生身の剣術で弾丸の速さも砲弾の威力も凌ぐことができます(笑)。師匠なんて、艦砲以上の攻撃力なんでは?
そして、そんな斎藤の牙突を素手でキャッチする白也。これ、





じつは白也は土方歳三の教えを受けたんじゃないかな?



前回、剣さんの回想で、土方と戦ってたシーン、土方は剣さんの刀を素手でキャッチしてたし。
まあ、あくまでオレの推測ですが。
ともかく、牙突を防がれた斎藤。しかし、それで怯む彼ではありません。





零式!

キャッチされた時点で、零距離に達していたことから、奥の手の零式。


しかし、その瞬間、白也に刀をへし折られたため、ヒットはしたものの、威力は殺されたようです。
とはいえ、それで前進を止める斎藤ではありません。



折られた刀で三度(みたび)、牙突!

この刹那――



白也「視(み)えたぞ、斎藤一! それがお主の“闘姿(とうし)”か!!」

どうやら白也には、戦う相手の闘姿といったものが見えるようです。
どうでもいいですが、このるろ剣も、「特攻の拓」並みに当て字が多いですよね(笑)。





鏖(みなごろし)とか「(兄弟と書いて)ブロウ」とか、拓ちゃんで覚えたもんです。



そのうち、るろ剣でも「!?」とか、あるかもね(笑)。って、鏖は当て字ではありませんが。
ともかく、この三度目の牙突は、白也の刀で防がれます。まあ、素手で余裕こいてた彼に刀を抜かせた辺り、さすが斎藤ではありますが・・・このときの衝撃で、左腕の骨が砕けます。
直後、ふたりの至近距離で大爆発。
このあと、白也は斎藤を仲間に引き入れようと、彼を口説きます。
それに対する斎藤の回答。白也の技の仕組みを察しつつ(まだ明言はされてません)、

白也「新撰組(かこ)を捨て、剣客兵器(みらい)を拾え」


斎藤「過去(むかし)も現在(いま)も未来(このさき)も、何がどうなろうと、俺の剣はひとつの正義を貫く」




この辺、マジでかっけぇ!!



幕府側から新政府へと、立場は変われど、自身の中の正義――「悪即斬」を貫くという信念! まあ、得意技は突き技ですが。
無印のとき、彼と戦って敗れた宇水さんが「信念を貫くということは難しい」みたいなこといってましたが、これはまさに宇水さんのいうとおりなんですよ。どんなに気丈な人でも、ひとつの信念を貫くことなんて、ほぼ不可能でしょう。
それをね、マンガとはいえ、実践してくれてるんですから、斎藤ってキャラは男子であれば、惹かれずにはいられないでしょう!
いや、剣心、左之、蒼紫辺りに憧れるのも、理解できますが。
とりあえず、ストーリーに戻ります。
斎藤が白也の勧誘を断った際、陰に潜んでいた三島栄次が白也に銃を向けて現れます。

斎藤「おまえ、三島栄次――」
白也「逃げずに立ち向かう、その意気やよし。しかし、撃てど撃鉄が落ちる前に、お主の首が高く跳ぶだけだぞ」


栄次「覚悟のうえだ! おまえが俺を殺すその一瞬! その刹那! 斎藤先生が、必ずおまえを仕留めてくれる!」

栄次・・・立派になって・・・すっかり、親戚のおじさんの気分だよ(笑)。
ってか、斎藤の反応や、栄次が「藤田先生」と呼ばずに「斎藤先生」と呼んでる辺り、藤田家に引き取られ、時尾さんに預けられた後の栄次の境遇や、斎藤との接点が、ちょっと気になりますね。後々、紹介されるんでしょう。
で、先ほど、「白也は闘姿が視(み)える」と紹介しましたが、この栄次の覚悟にも、それは見えたようです。




ちょっと、かわいらしくなりすぎでは?


そりゃ、歴戦の斎藤の闘姿と比べれば、まだ年若い栄次が「小鬼」になるのはわかるんですが・・・ってか、白也が案外、ファンシーな趣味の持ち主なんですかね? (笑)
それはそうと、斎藤と白也の勝負のほうは、斎藤が「三島のいうとおりにしろ」(つまりは刀を捨てろ、ということ)と白也に命じ、結果、白也は特別牢へ収監されたようです。
オレはこの展開、いいと思う。三強(四強)の一角・斎藤を落とすことなく、それでも苦戦を強いた白也の実力も表現した、いい落としどころだと思う。
バトルものって、昔から、強さのインフレが発生しちゃいがちで、「以前のライバル」が「新たなライバル」が現れる度、弱体化しちゃってたんだけど、このるろ剣は上手い感じにインフレを抑えてるよね。
って、最近のバトルものは、大抵はそうなのかな? ちなみに、同じ明治時代を舞台とするゴールデンカムイ(こっちは日露戦争後ですが)なんかも、バトル要素もありますが、こっちは出てくるキャラが変態すぎて、インフレとか弱体化とか、そっちにまでは目がいかない(笑)。
それはともかく。
とりあえず、斎藤は無事です。函館に隣接する温泉地で、左腕の療養中ですが、それでも実力のほうも健在です。
なにより、





斎藤の狼のような強さ、気高さが健在です!



斎藤ファンは、満足していい結果だと思いますよ。

ちなみに、単行本1巻が9/4に出るようです。
思ってたより、早かったかな?
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鬼の副長! るろ剣北海道編第5話

2018-07-07 15:03:45 | マンガ
薫殿、ホント、すっかりかわいくなって。



人妻です。子持ちです。

22,3? この時代だと、おばさんとまではいわんけど、「ちょっとトウが立ってる」くらいには思われそうな年齢ですが・・・目指せ、美魔女

写真に写った薫殿の父親を探し、北海道は函館までやってきた剣心一行(剣さん、薫、剣路、明日郎、阿爛(アラン)、旭)。前回、帰国した左之助を加え、情報収集に。
ただし、旭が逃げたことから、明日郎と阿爛は彼女を探すために別行動です。
一方、剣さん一家と左之は、函館の写真館を訪れます。
そこで、剣さんが目にしたものはーー




土方歳三!


無印のころは斎藤と、精々沖田くらいとしか対峙してない(明確な描写があったのはこのふたり)と思いますが、今回の剣心は土方とも戦った設定になってるようです。
「剣腕はさほどのものでもなかったが、頗る戦巧者で、最も相手にしたくない、嫌な男だった」みたいなこと、剣さんはいってましたね。
そんな土方さんですが、無印のころは美形、今回は男前、ハンサムってタイプですね。後者のほうが好きだな。「燃えよ剣」なんか読んでると、土方って人は「永遠の不良少年」って感じなんで、美形というよりハンサムであってほしいし、実際に残ってる写真も、俳優さんみたいだし。
ともかく、剣さんが過去を懐かしんでいる中、またも懐かしい顔が。



三島栄次

新月村で剣さんに救われ、斎藤が引き取った(というより、奥さんの時尾さんにおっつけた/笑)彼もすっかり成長して、立派な軍人に。
斎藤一家に引き取られたはずだから、警官になっててもおかしくないんですが・・・まあ、今後、語られていくのかも。
そんなこんなで、剣さんに挨拶する栄次。そして、彼の手により、衝撃の事実(?)が語られます。





剣心「あれほどの男に、なにがあった!?」

剣さんが取り乱すくらいですからね。彼と斎藤は、何だかんだで認め合ってるんでしょうね。実力はもちろんとして、(一応は)仲間としても。
で、休載前における、この対峙に――




まあ、ぶっちゃけ、斎藤は生きてるはずなんですよ(笑)。実在の人で、畳の上で亡くなってるんでね。
また、志々雄真実と並ぶ、剣心の最大のライバル(剣心の師匠を除けば、この三人が三強。あるいは宗次郎も加えて四強)ですからね。簡単に負けることもないとは思ってます。
そんなこんなで、次回は多分、





斎藤メイン回ですよ!






※ この人が斎藤一ではありません。


斎藤ファンの皆さん(オレもです)、乞うご期待!




そういや、明治時代の北海道が舞台ということで、「ゴールデンカムイやん」なんて言われたりもしてるみたいだけど・・・マジで、「じつは土方が生き延びており、チーム剣心の前に立ちはだかる」って設定になるかもね。
ってのも、剣さん、左之(剣さんに『徒手空拳では最強』と称される男です)に、やがて斎藤や蒼紫、宗次郎なんかも合流するんでしょ? チーム剣心。
まあ、宗次郎や不二なんかはスポット参戦かもしれんが。
ともかく、チーム剣心がるろ剣心オールスターズとなると、敵キャラが霞んじゃうでしょ。無印人誅編のラストのように、斎藤らを量産型モビルスーツみたいな敵(それでも強い連中だったけど)に当てるのも、ありはありだけど。
ですんで、土方や、あるいは永倉新八なんかも敵勢力に入れないと、バランスが取れないというか。
まあ、「亡き土方に手解きを受けた青年」がラスボスでもいいのかもしれませんが。
あとは薫殿の親父さん(まだ敵とは決まってないが)や、斎藤と対峙してる連中をどこまで魅力的に描けるかでしょうね。
ただ、和月さんはキレたキャラ描くの得意だから、じつは期待してたり。まあ、宇水さんや観柳、あるいはパピヨン以上のイカれ具合は無理かもしれんが。
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最近買ったマンガ(単行本)ひとくち評 2017年12月1日前後

2017-12-02 22:04:52 | マンガ
百姓貴族 5巻

まあ、ウチのブログでは、「荒川弘」のカテゴリに含めるべきですが、ほかのマンガと抱き合わせなので(笑)。
これ、10年やってんだね、連載。全然、気づかなかった(笑)。
「白い砂糖は漂白しているから、体に悪い」「デマだよ~。結晶化させて作ってるんで、白く見えるんだよ」ってのは、知らんかった。いや、いい年こいて、お恥ずかしい(笑)。
ハトのヒナを見て、「かわいい~」と、姪っ子たちが動画撮ってたら、親父さんが飼ってるにゃんこ(猫)召喚して、ヒナたちを食わせてね、

荒川「鳥獣保護法はどうなの?」





親父「オレはにゃんこを呼んだだけだよ?」



に笑った(笑)。
そんな親父さんも、自分の畑を荒らしたことのない狸の一家を誤って殺してしまったときは、「申し訳ないことをした」なんて言ってたらしいです。


夢で見たあの子のために 1巻

「僕だけがいない街」の作者さんの新作です。TSUTAYAの単行本コーナーで、この作品を目にするまでは、新連載やってることを知りませんでした(笑)。
やはりミステリーですよね。それも、この人らしく、「ちょっとだけファンタジー要素もあるミステリー」
ファンタジーいっても、魔法だとか超能力だとか、あるいは異世界といったものではなく、この作品でいえば、「双子だから痛みも共有することができる。さらには、どんな状況で、どんな相手から、兄なり弟なりが暴力を受けているかがわかる(その場で受けていないほうにも)」といった要素というか、設定です。ホントにそこだけです。前作も「タイムリープだけがファンタジーなミステリー」でしたからね。
この作者――三部けいさんは、いまのマンガ界で、ミステリー描かせたら右に出る者はいないんじゃないかな? 前作なんかも、真犯人は割かしすぐにわかったけど、「わかっていてもおもしろい」っつーかさ。
それと、この人の描く女の子、





絵柄は昭和のマンガっぽいし、肌の露出はほとんどないんだけど、妙にエロいんだよね(笑)。



今作のヒロインも前作同様、そんな感じです。
まあ、主人公は前作と異なり、ちょっとクールで、ワイルドな感じですけどね。
ともかく、続きが楽しみです。


江川と西本 7巻

伝説の伊東キャンプです。長嶋監督の狙いどおり、ここにきてようやく、江川も西本のことをライバル視するようになりました。これまで、西本が一方的にライバル視してたんですが。
これまた伝説の「江川と西本の“投げ込み合戦”」も描かれてましたね。っていうか、





ふたりとも、400球以上の投げ込みですよ。



どっちも、「相手がやめるまでやめられない」といった意地でね。
その後の野球界では考えられませんよね。そりゃ、山倉もブチギレる(笑)。
野手のほうもまさに地獄です。めっちゃ、シゴかれてます。
ってか、





この作者の絵、中畑清だけはやたら似てる(笑)。



ともかく、その中畑と篠塚が、あまりのシゴキにブチギレて、長嶋に「自分もランニングやってみろ」みたいなこと言い出すとはね。このふたりは長嶋派の中心、長嶋の忠臣ですよ、本来。
まあ、長嶋も43歳でありながら、同じメニューをやってみせましたけどね(これ、ただの走り込みとはわけが違いますよ)。
そんなこんなで、地獄の伊東キャンプは終了。非科学的で、理不尽だらけの猛特訓でしたが、その後の、安定した強さを誇った80年代前半のジャイアンツは、このキャンプを経験した連中が主力になったのもたしかなんですよね。
翌年は「ようやく上向いてきた」って感じでしたが、この二年後、巨人は日本一、江川は20勝、西本は18勝ですからね(当時は130試合制)。
ただ、このキャンプに定岡が参加してなかったのは意外でしたが、そのサダも期するものがあったようで、翌年以降、江川、西本ほどの数字は残せなかったものの、三本柱の一角として活躍することになります。
ちなみに、原辰徳はまだ大学生で、彼が巨人に入団したのは、この翌年です(前述の『日本一になった年』が、彼にとってのルーキーイヤー)。


BEGIN 3巻

「史村翔&池上遼一イズム全開」な作品です(笑)。
っつーか、池上遼一の画力が高すぎるがゆえに、女子高生と設定されているキャラですら、色気が半端ない(笑)。
主人公のひとりである神津が口にした「無傷じゃ、てめぇの生まれた国、守れねぇんだよ!」って言葉、現実もそうなりつつあるのは残念ですよね。
当時はまだ子供だったとはいえ、(少なくとも表向きは)平和で安定していた日本を知っている世代としては、「いまより全然、希望に溢れていた昭和50年代」というものを若い人たちにも味わわせてあげたかったかなぁ。いまより全然、不便でもあるんで、余計なお世話かな? (苦笑)
それはともかく、神津の公約である「40代以上を徴兵」、これは額面どおりなのかな?
ぶっちゃけ、40代以上なんて、白兵戦では物の役にも立たないぞ(笑)。まあ、殴り合いのケンカをやってきた人間も多い世代だから、若者たちより度胸はある、というか、覚悟を決めることはできるかもしれんけど、体がついていきません(笑)。
「いまの戦争に白兵戦はない」なんていわれるかもしれんけど、全くないことはないし、近代兵器扱うにしたって、体力、気力は必要なわけだし。
まあ、どんな展開にするか、楽しみですね。史村翔(武論尊)さんは、大風呂敷広げておいて、強引に畳んでくるのが魅力ですからね(いや、褒めてますよ/笑)。
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るろ剣北海道編第2話と、くろアゲハ

2017-10-07 23:03:41 | マンガ
いや、るろ剣感想、毎回はやらんぞ(笑)。


そんなわけで、第2話です。
え~、オレにとって、るろ剣は斎藤一です。彼を含む討伐隊が、函館山に上りました。
そして、



斎藤、初ゼリフ!

遠目で見てもカッコいい(笑)。
軍隊に出向される形での参戦ですが、陸軍小隊を囮にして、遅れてやってくるトコが彼らしい(笑)。まあ、志々雄戦のときのように奇襲ではありませんでしたが、何らかの細工は施してそうですね。
で、



相変わらず、あっさり正体がバレちゃう斎藤さん(笑)。


もうね、るろ剣の斎藤と、





クワトロ大尉は、「偽名の意味がねぇだろ」「おまえら、正体を隠す気ねぇだろ?」と言いたくなるほどのバレバレぶりですよね。



まあ、そうはいっても、敵キャラが口にした、





「犬の偽名ではない。狼の真名(まな)を聞いている」



って台詞はカッコいいですね、



斎藤の反応も込みで。

って、斎藤さん、本名だけでなく、肩書も紹介してくれましたね。結構、律儀ですよね、この人(笑)。この「元新撰組三番隊組長~」っていうのが、仮に彼の台詞であるのなら、ですが。
そうそう、敵キャラといえば、今回の敵の中にもいましたね。宇水さんといい、夷腕坊といい、鯨波といい、人誅編のオカマといい、

和月さんって、ホント、キワモノキャラが好きですよね(笑)。



※ キン肉マンのイワオではありません。


この人、どんな原理でこんな風貌になってるのか、非常に気になりますね。
それと、これは敵キャラだけでなく、斎藤が出向してる小隊の中にもいたんだけど、



何かワケアリっぽいキャラたちも。

なにかを知ってそう、というか。
上の画像は、斎藤が本名を名乗った際のものだったと思います。右の男は敵のメンバーのひとりなんですが、あるいは昔馴染みかもしれません(永倉新八ってことはないだろうけど/笑)。左の男は小隊の一員で、この人は冒頭でもズームアップされてました。
そんなわけでね、「るろうに剣心」なのに、斎藤の話だけで終わりそうですが、それは私が斎藤ファンであるためです(笑)。私の斎藤への想いは、この辺(『考察! フィクションにおける斎藤一』)なんかも。
ま、斎藤の戦闘が楽しみです。多分、誰と戦うにしても、今回は引き分けて、敵キャラ全員が逃げるか、斎藤含む小隊が撤退するんだろうけど(笑)。

はい、ここからはくろアゲハです。
まあ、90年代のヤンキーマンガ「カメレオン」の続編です。本作もカメレオン同様、ヤンキーテイスト、しかも昭和末期のヤンキーらしさ(90年代は平成になってたけど、まだ昭和の残り香が強かった)が満載な作品ではあるんですが・・・



今作の女キャラは、充分に美少女ですよね(笑)。

ってか、このコマ、





久しぶりに、マンガキャラに一瞬、見惚れてしまいました(笑)。



こんなに綺麗な裸体、マンガキャラで限っていえば、いつ以来かな? もしかしたら、初期の「CITY HUNTER」で、新宿に進出したマフィアがリョウを抱き込むために当てがった女の裸体以来かも。
もちろん、「エロいな」と思った女キャラの裸体は、ほかにもたくさんあったけど、見惚れるほどなのは、ね。
っていうか、



主人公のエイラ(女バージョン)、普通にかわいいですよね(笑)。

作者の加瀬あつしさん、もうベテランもベテランなんですが・・・これがアラフィフが描く美少女ですよ。
まあ、




結局はいつもの加瀬キャラになるんですが(笑)。


ともかく、圧倒的な画力ですよね。ってか、じつは加瀬さんの女キャラって、カメレオンのころからかわいいんですよね、ヤンキー臭さを除けば(笑)。
この加瀬さんには、くろアゲハ終了後は「燃えよ剣」のコミカライズとか描いてほしいですね、この画力をもって。以前、「ばくだん」という新撰組マンガも描いてたことだし(笑)。
るろ剣の和月さんには、(るろ剣)斎藤主役のスピンオフを描いてほしいかな。
幕末(vs剣心含む。志々雄や宇水さんなんかもチラッと/笑)、維新直後、西南戦争と描いて、最後は「神谷道場で、剣心へ牙突を繰り出したトコ」で終了、と。
そんなこんなで、ちょっとだけ「くろアゲハ」に話を戻すと、オレ的にはやっぱ、相沢、椎名、そして矢沢といった、前作のキャラたちの動向が気になりますね。それと、ヒカルちゃん(笑)。
矢沢とヒカルちゃんは、「くろアゲハ」本編ではまだ出てないんですよね(いまやってるシリーズは、過去にタイムスリップしたもの)。前述の画力と、「20代半ばになってる」という設定を踏まえれば、さらに美人さんになっていそうですね、ヒカルちゃん(この人は優等生だったんで、カメレオンのころから、例外的にヤンキー臭さはなかった/笑)。


PS

SQはるろ剣以外、読むもんがねぇ・・・(笑)。強いて言えば、「保健室の死神」の人の作品が、まだ読めるかな?
月マガは、「修羅の門」の人が描いている「項羽と劉邦、ただし、張良が主役(龍帥の翼)」と、「かくしごと」辺りがおもしろいですね。あ、「ゴッドハンド輝」の作者による新連載も、ちょっとおもしろかったな。
あと、「CMB」は七夕警部(元アイドルの女刑事)が出る話はおもしろい(笑)。
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伝説、再び! るろうに剣心北海道編

2017-09-09 16:02:04 | マンガ


はい、昨年11月の時点で「来春」だったのが、ようやくスタートです(笑)。
なんか、ネット上では「絵柄が変わりすぎ」なんて声もあるみたいですが・・・



オレはこれくらいの、少年マンガっぽい絵のほうがいいけどなぁ。

この薫殿なんて、すっかり美人さんじゃないですか(笑)。



まあ、作中の設定としては、旧版から5年経って、「少女」から「女性」になったせいもあるんでしょうが。
ともかく、旧版は斎藤、志々雄、あるいは宇水さんのようなキワモノキャラ(いや、宇水さんも強いことは強いけどさ/笑)以外は、少女マンガみたいだったやん。それが嫌で、この作品を完全には好きになれなかったトコもあるんで。人誅編なんかは、少年マンガっぽい絵柄になってたかもしれんけど。

第1話としては、おもしろかったですよ。左之助が人相書きでしか登場しなかったのは、ちょっと寂しかったけど。って、アメリカに行ってんだね。
そういや、この北海道編、特筆版同様、旧版とは微妙に設定を変えてますね。旧版では左之、モンゴル辺りで馬賊になった気がするし。
なにより、



薫の親父さんが生存!

って、こんときの薫殿、矢吹作品のヒロインにいそうなデザインになってますが剣心が彼女にラッキースケベかます、と/笑)。
ともかく、「この親父さんがじつは北海道にいる」ということで、剣心や薫一行は、北海道を訪れることになるようです。
まあ、この親父さんがラスボスになるんでしょうかね。年齢的に、弥彦や明日郎はまだしも、斎藤、蒼紫(多分、と一緒に出てくるでしょう)なんかと、戦闘面で互角にやるには難しいかもしれませんが。
って、剣心は体力的にハンデ背負うようになってるから、彼と戦わせてもいいのか。
まあ、どちからかといえば、戦術、戦略面でのラスボスになるんですかね、親父さん。ただ、西南戦争の生き残りですからね。どういう展開に持ってくか、楽しみですね。
個人的には、西南戦争で出征した者同士として、斎藤と絡んでほしい気もします。ってか、薫の親父さん、なんか宗次郎と気が合いそう感じも。宗次郎が手を貸すかもね。

そういえば、設定を変えているとはいえ、あくまで「微妙に」であり、やはりろる剣らしい部分も残ってますよね。
とくに剣さん、

逆刃刀を抜いたときは、相変わらず容赦ありません。




ローティーンの少年相手でも、的確に打ち込んできます。


しかも、明日郎はいまんトコ、剣術の経験はほとんどありませんからね(笑)。
そうそう、明日郎といえば、新キャラ三人――明日郎、阿爛、旭は、どういう扱いにするんでしょうね。
明日郎は、一度は闇堕ちするでしょうね。剣心なり弥彦なりが、引き戻す形になるのかな?
阿爛は流される形で、明日郎の闇堕ちの片棒を担ぎそう。でも、疑問に思ってて、まずは彼が闇堕ちした明日郎に語りかける、的な。
旭は・・・



キャラ設定的に、「ちょっとした不二子ちゃん」になりそうな気が(笑)。

何でも、「戦いとか、血なまぐさいのは嫌」「(せっかく文明開化したんだから)私はもっと、キラキラと生きていたい」みたいなこと言ってましたからね。
華やかに生きたいがために、剣心や明日郎から路銀をかすめて逃げたり、かと思ったら、なんだかんだで明日郎たちのことが気になって、戻ってきたり(笑)。
まあ、「リトル不二子ちゃん」「プチ不二子ちゃん」とでもいうべきでしょうか。

そんなこんなで、ラスト。
そうです、この人を忘れてはなりません。






斎藤、やっぱかっけぇ!


台詞はなかったけど、タバコ吸いながら佇んでいるだけで、カッコいい(笑)。
函館山山頂に逆賊が立て籠もり、それを討つために召集されたようです。
まあ、警官隊がすでに攻撃したのですが、殲滅させられ、やむなく軍隊の出動となったようです。その部隊において、斎藤は唯一の警官。
これは斎藤率いる警官隊が殲滅させられたのではなく、別の隊が殲滅させられ、でも、本来は警察の仕事だから、面子のために斎藤が出向させられた、といったところでしょうね。
ともかく、斎藤の第一声がどんなものであるか、次回以降が非常に楽しみです(ただ、SQはほかに読むもんがない・・・普段も買ってなかったし/笑)。
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