Spring has come、春一番が吹き春がきました。「春眠暁を覚えず」目覚めが遅くなったような気がします。あと2週間ほどすると桜が咲きそうです。
桜の花は己を知っているように寒い冬に耐え、暖かくなると咲き、そして儚く散っていきます。
「花のいのちは短くて苦しきことのみ多かりき」と林芙美子は書きました。
ぱあっと咲いて潔く散る、我々日本人が桜の花を愛でる気持ちがよくわかります。
官も民も、個人も会社もそしてマス・メディアも、コロナ、コロナ、コロナで、ある意味異常とも言えるこの3年間、自粛生活が強いられ、花見を愛でるどころではありませんでした。桜の花は見て見てとばかり盛んにアピールしていましたが、そんな心の余裕はありませんでした。
来週13日から、マスクの着用は個人の判断でとなり、油断してはいけませんが、何か解き放されたような気がします。でも、花粉症対策で3月一杯は着けていようと思います。
それを先取りしたかのように、最近、既にマスクを外した方も多く見かけます。女性はほとんどマスクを着けていますが、男性特に年輩の男性は、マスクを外した方も多く、何でも先取りしたいようです（笑）。
当地で最初に新型コロナウイルスに陽性確認者がでのが、3年前の3月初め、以来、あそこの病院で、あそこのコンビニ店で、こちらのスーパーで、と感染者の発表があり、未知のウイルスに戦々恐々、緊急事態宣言などと何か戦時中のような雰囲気でした。
未だ終息宣言こそありませんが、最近の感染確認者の数字や日曜日の東京マラソンを見ると、まぁ収束に向かっいるのかなぁと思います。
さらにゴールデンウィーク明けの5月８日から5類相当に引き下げられ、名称も「コロナ 2019」になるとのこと。何となく何かのイベントのようでしっくりきません。
全てを徐々にコロナ禍前に戻していくのでしょうが、中には元に戻さない方が良いものもあるではないでしょうか。
例えば、強制参加の飲み会、時間の無駄のような会議、折角リモートワークになったのに、また出社してやる紙媒体の業務などなど、自分は現役ではありませんのでわかりませんが、見直して見ると沢山あるのではないでしょうか？
コロナ禍で社会もある意味一転しました。ウィズコロナかアフターコロナはわかりませんが、この際、新しい気持ちで再出発するいい機会だと思います。
そして春は気怠く感じる季節です、それにしても眠いなぁ。
いつもの戯言です。ご放念ください。
Have a good day ！！