「春はあけぼの」、早朝太陽が登ってくるころが一番美しいと、清少納言は書いています。
春の日差しはとても柔らかくて心地よく感じます。梅の花は咲き、まわりの木々も少し芽吹いているようです。
例え年金暮らしで収入は少なくとも平和な日本で春を迎える、今の世界を見るととても幸せなことです。
朝昼晩とウクライナでのミサイルなどを発射する映像を見ていると、彼の地では春はまだまだ遠いようです。
ロシア軍のウクライナ侵攻から一年経っても一向に停戦、休戦の気配がありません。和平交渉の「わ」の字もありません。
世界中のいかなる国も止められないこの戦い、国連さえも機能停止の状況です。
プーチンによるプーチンのため戦争ですから、止められるは、たった1人プーチン大統領その人だけです。
街や村をミサイルで破壊し、仮にそこを植民地的に支配したとして、何が得られるのか、ミスター凡人の翁にはわかりません。
全てを破壊して、まるで死の街のようなった地域をどの様にして再建•復興するのか? 例え占領地となってもウクライナの人々はロシア人とはなりたくないと言っています。戦争というものは憎しみを増やす、虚しく、愚かなことです。
故郷を奪われたウクライナの人々はいつ故郷に戻れるのか誰もわかりません。生まれ育った故郷を追われる、こんな理不尽なことがあっていいのか、でも、それが現実なのです。
例え、無事帰れたとしても瓦礫の山に変わり果てた故郷、さらに地雷が埋まっているかもしれない畑、帰郷は容易ではありません。
今は民放地上波はほとんど視ないのでわかりませんが、NHKでは特番を組んで放送しています。
遠く離れた日本で無力な老人が何を言っても何の役にも立ちません。
でも、たった一つできることがあります。それはウクライナの人々の苦難を我がこととして思い、忘れないことです。
関心を持ち続けることです。そんな綺麗事言って何の役に立ちませんね。すみません。
なお、キッシーこと岸田首相は19日〜21日の間、インドを訪問するとのこと、ひょっとしてそのままウクライナへ行くかもしれませんが、まさかね。
Have a good day !!