バンクーバー五輪の思い出

あれは５年前のまさに２月のことだった
時は２０１０年
カナダのバンクーバーでオリンピックが開催されていた

日本のマスコミは女子シングルで騒いでいたけれど、
私の興味はむしろペアと男子シングルだった

ペアは大好きな中国ペアが４回目の五輪出場でついに金メダルを取った

そして男子シングル
日本からは３人出場したが、わたしは誰か１人がメダルを取れるのではないかと期待していた

フリーの日、職場で堂々とテレビをつけるわけにもいかず
ワンセグでこっそり見ていた

最終グループが始まる頃には、誰かがテレビをつけていたので見ていたが
あいにく席を外さなければならない用事があり
泣く泣くテレビの前を離れる

１時間後戻ってくると
見たことのある選手が銅メダルをもらっていた


帰宅してすぐに、録画しておいた男子シングルを初めから再生した
わたしは男子シングルでは当時誰のファンと言うこともなく
競技そのものが好きなので、最初から見たいと思ったのだった

第１滑走はチェコのベルネル選手
「何でこんなところで滑ってるんだ」と思いながら見る
（２日前のショートでミスがあったことを思い出した）
最初の４回転は流石だったが…

続いてイタリアのバッキーニ選手
前年の世界選手権でコンテスティ選手が頑張ったので、イタリアは２枠あった
危なっかしいジャンプの連続なのだが、何とも表現しがたい魅力のある選手だと思った

そして、第３滑走が問題の選手である
（次回に続く）