うひゃ~!かごねこノススメ

ヘタレ主婦かごねこ と 家族の日常を書きとめる
ヘタレ(時々絵日記)ブログです=(´・ω・`)=

特効薬

2005-10-13 | こども
今秋のハコネコ家は、非常に平和であります。
去年の今頃は、戦々恐々としていました。

去年、子カッパ1号が風邪を起因に喘息を発症し、症状の重さから入院したのが9月のこと。
1週間ほどで退院したものの、その後、10月半ばと月末~11月にも発症して入院。
あまりにも短期間で発作を繰り返した為に、回を追うごとに症状も悪化し、3回目の入院では、
とうとう酸素吸入が数日間取れない状況にまでなっていました。

まだ3歳だった1号にとっては、極度の苦しさと初めての入院での不安で、辛い日々。
親の方も、入院の付き添いと2号の育児と家事とで忙殺され、1号の症状悪化の不安も重なって、
文字通り、クタクタになっていました。

1回目、2回目、3回目、と、入院の回数を増すたびに、処方される薬が増え、正直、不安にもなりました。
特に、3回目の入院で処方されることになった吸入ステロイド(写真/フルタイド)は、ステロイド=副作用が強いというイメージがあり、他に薬は無いのかと、医師に聞こうと思ったくらいです。
ところが、この吸入ステロイドは、長期服用でも副作用らしい副作用が出ないとのこと。
その上、わずかな粉薬を噴霧して吸い込むだけのこの薬は、喘息薬として絶大な効果をもたらしてくれるのです!

今の喘息治療は、発作が起ってから押さえる(治す)のでは無く、発作を起こさないようにするのが、
寛解(症状がなくなること)への早道、と言われていて、吸入ステロイドは、まさに発作を抑えるという点で、
特効薬といっても過言ではない薬なのです。

今、1号は、1日2回、テオドール(内服)・インタール(ネブライザー吸入)・フルタイド(ステロイド吸入)という3種類の薬を続けています。風邪をひいて、わずかな喘息症状が出たときだけ、発作止めのベネトリンという薬を吸入に混入しますが、吸入ステロイドを処方されてから、大きな発作は1回も起こしていません。

去年の今頃、子カッパ1号は、喘息の発作で夜中に悲鳴を上げることも度々で、幼稚園も欠席ばかりでした。それを思えば、本当に今年は平和です。

今日も(風邪気味にも関わらず)すやすやと寝ている1号。
フルタイドを神棚(無いけどw)に上げたいくらいです。