施設にいる母が熱とせきが続き,なかなか改善しないので,
そこの看護師の勧めもあり,病院での検査をすることになりました。
23日に総合病院へ,介護タクシーで行き,各種の検査の結果,
そのまま入院して治療を始めました。
10日ほど前から熱のためか,薬のためか認知症が進み,
私のことが分からなくなることも多くなり,今回の入院は,
病気は改善するだろうけど,認知症が更に悪化することも,
これまでの体験から確実なので,覚悟の決断です。
初日は点滴と酸素の吸引でした。血中の酸素濃度が低いためです。
看護師が目を離したすきに,母は点滴のチューブを抜いてしまいました。
右手のカーデガンのそでが血で染まりました。酸素のカテーテルも外そうとします。
ので,やむを得なく拘束してもらいました。予定では,今日が退院の日です。
点滴を1日した後では,看護師が口に食べものを入れても,噛んで飲み込むことを
忘れてしまったようでした。でも昨日は何とか思い出して,完食したようです。
兄弟夫婦や私たちが見舞いに行っても,眠り続けている母にしか会えません。
昨日の状態を見ると,入院はもう少し長引きそうです。