KAGEブログ 光あるところに影がある

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時々は更新する予定。

今更ではありますが、例の「ドラえもん最終回」について思う事

2007-02-22 22:15:09 | 藤子不二雄
藤子不二雄先生のファン(とゆーかドラえもんのファンかな?)なら説明するまでも無い有名な話ですが、かつてチェーンメールで出回ったデマの最終回を元にある漫画家の方が同人誌として「ドラえもん」の最終回を書いて出版していた。
その同人誌が話題を呼び、有名になり過ぎた事で小学館も黙ってる訳にいかなくなり、この漫画家に著作権侵害として出版差し止めを作者に申し渡したという。

某ニュース番組でも取り上げられたりもした。
その最終回をまだ公開してるサイトもある様だし、オークションでは皮肉な事に値段が高騰したという。

まあ、もう話題としてはちょっと古いのだが、この同人誌の最終回は私も読み、そして思う事もあったので、せっかくだから書いておこうかと。

まず読んでみての素直な感想。

「面白くなかった」

内容については知ってる人も多いだろうが、ドラえもんがある日突然動かなくなり、色々あって(えらく省略したな、笑)実はのび太が科学者になってドラえもんを発明したというラストである。

で、この設定がまず私は受け入れられない。
いや、同人誌としてのパロディ作品についてそういう事を言うのも野暮っちゃ野暮だが、パロディとしても嫌なんですよ、こういう感動にオチをもっていくストーリー設定。
ドラえもんのパロディとしてなら昔、日野日出志さんが書いた作品の方がよく出来てると思うし。

だって、のび太が科学者って時点でもう本来の「ドラえもん」とは違うって気づくじゃないですか。
他のキャラクターも納得いかない部分が多々。

で、もっと嫌なのが、これを読んで感動したとかいう方々がいらっしゃるという事実。

そりゃ、絵も上手いと思うし、構成もよく出来てるとは思う。
好き嫌いや作品の評価は人それぞれだし、そもそも世代や感覚や今までの人生経験によっても何に感動し、何にシラケるかは様々だ。

でもね、藤子F先生の「ドラえもん」ファンなら、先生はこういうラストにはしないというのは解ると思うし、その前にこのラストで「ドラえもん」最終回なら俺は藤子ファン辞めたくなるくらいなんだけど。

もっと言えば、これが「ドラえもん」のパロディ(オマージュ?)でなければ自分もそこまで毛嫌いはしてないかもしれないし。

ま、もう読む事の出来ない作品について色々言っても仕方ないんだが。

実は私はこの作品を読んで昔似た気分になった事を思い出した。

「ルパン三世カリオストロの城」を見た時である。

この作品も、本来のキャラクターを監督が勝手に自分に都合よく作り変えた作品であった。
なんであんな腑抜けたルパンを見せられなきゃならんか。
しかも、そのハードボイルドで女好きで世紀の大泥棒である筈のルパンをつまんねえ単なるいい人に改変させられた作品に「感動した」という連中の多い事。

そんなに皆、本来のキャラクターを薄っぺらにされてまでも感動したいか。
しかもこれは商業作品だから、ファンが愛情で作ったパロディ作品よりも罪は重い。
私はルパンは好きだが、「カリオストロ」は大嫌いである。

話を「ドラえもん」に戻す。

私自身はこの作品に好意的ではないが、好きな作品がこうあってほしいという願望やパロディを書きたい気持ちはわかる。
この場合、漫画としてよく出来てた事が著作権侵害などと申し立てられるきっかけになってしまったのだな。
でもやっぱり「ドラえもん」の話としては感動出来ないけど。


ただ、パロディ同人誌と著作権侵害てのは結構難しい問題だな・・・。




土日特撮について等

2007-02-21 22:30:45 | 特撮
土曜日見ました、そしてビデオで再度見返しました。

出てましたね北斗と南。
「ウルトラマンメビウス」

北斗だけでなく、南も現在の星光子さんが演じてくれたというのが本当に嬉しかった。
南夕子の出演は最後のシーンだけではあったが、私は嬉しくて泣きそうだった、いや本当に。

残念ながら、久々の二人揃ってウルトラタッチは無かったが、ウルトラシリーズ史上最も重いメッセージを残して地球を去ったウルトラマンA(エース)の最後の言葉を時を超えてメビウスに再度伝え、役割を果たしたのだった。

そして次回は「帰ってきたウルトラマン」(ウルトラマンジャック等とは絶対呼ばん!)、郷秀樹の登場だ!
最終回どうなるんだ、この調子だと。
まあ、オールドファンには嬉しいが。


で、次の日の日曜日は戦隊シリーズ31作目「獣拳戦隊ゲキレンジャー」開始。
レッドの姿を見て、「怪獣王子」を思い出す人や「仮面ライダーアマゾン」を思い出す人や「ジャングルプリンス」を思い出す人(さすがにこれはいないか?)等いらっしゃるであろうが、内容は一回目として中々面白かった。
悪役のメレが一番気になるが(やっぱりそこか)。
メレは素顔のアクションシーンあるのかなあ、あのチャイナドレス風衣装で、是非派手にアクションしてほしいとこだが(笑)
あ、戦隊の武器がヌンチャクとかトンファーてのもいい感じです。


「仮面ライダー電王」も当初の予想に反して結構面白いしなあ、浪岡一喜さんはほとんど「ライオン丸G」の獅子丸そのままだったけど(笑)

秋山莉奈ちゃんは「ファイズ」のスマートレディみたいな位置なんですかね?

しかし、「仮面ライダー」と冠つけてる事にはまだ違和感、てゆーか、ライダーでなけりゃもっと素直に楽しめるのになあー!
番組自体は結構面白いんだよ、かえって複雑。


しかし、3月で「メビウス」終わっちゃったら、特撮って戦隊とライダーだけになっちゃうのか・・・。

ちょっと寂しい。
新しい特撮は今は難しいのかなあ。

ま、放映中の番組は今の所面白いからいいんだけども。


『地球(テラ)へ・・・』テレビアニメ版の声優

2007-02-14 23:58:43 | マンガ・アニメ
が決定してた様なんですが、特に感想も意見も無かったり。

とゆーのも、キャストは以下に決まってるみたいなんですが


ジョミー・マーキス・シン : 斎賀みつき
ソルジャー・ブルー : 杉田智和
キース・アニアン : 子安武人
フィシス : 小林沙苗
セキレイ・シロエ : 井上麻里奈
サム・ヒューストン : 羽多野渉
ハーレイ : 小杉十郎太
リオ : 浪川大輔

すみません、長い事アニメ情報に疎くなっており、興味も薄れていたもので、

子安武人さんと小杉十郎太さん以外の声優さんが誰でどういう役を演ってた方なのかさっぱり解りません(爆)

作品そのものには興味はあるし、声優さんが誰になるかも興味はあったんだが、声優さんの知識がもう全然今は無い訳なんですね私。
昔だったら好きなマンガや小説がアニメになるなんて情報を知って一喜一憂したり、その声優さんを知っては、似合うとか納得いかないとか勝手に思ってたんですけども、今回のキャストはそもそもどんな感じの声の方なのかすら大半が解らない。

いやあ、早いな時代の流れは(笑)

それほど今のアニメ・声優事情には疎い私なんですが、もしも有名な声優さんばかりだったりしたらごめんなさい。
しかもかろうじて名前を知ってる子安さんと小杉さんにしても、以前何の作品で声を聞いたか思い出せない。
小杉さんは多分「魔法騎士レイアース」だったと思うが。

で、スタッフも出渕裕さん以外はよく解らない。
しかも私が出渕さんで思い出すのは「ダイナマン」や「バイオマン」等の戦隊モノだし。
バイオマンのシルバはハカイダーそっくりだったなあ、そういえば。
あ、「パトレイバー」は見てたな。

まあこんな感じなので、スタッフやキャストを知った今でも作品に期待していいのか悪いのか自分で判断出来ないという(笑)
しかし、ある意味余計な知識無しに作品に接する事が出来るというのはいい事なのかもしれないが。

どっちにしたって、実際の作品が始まらないと何も意見等書けないのだし。


にしても、そろそろかつての映画版DVDにしてくれないかな。


「怪奇大作戦」リメイクについて

2007-02-13 21:30:54 | 特撮
もう情報としては何日も前まら知ってたのだが、かの円谷プロの名作特撮ドラマ「怪奇大作戦」のリメイクが全3話のミニシリーズとして、NHKハイビジョンで4月から放送決定との事。

ウルトラシリーズと違いヒーローは出ず、また怪獣も出ない。
「事件」が主役ともいうべきドラマ性が重要な作品である。
特撮ファンには元祖の24話が欠番になってる事でも有名。

と、好きな人には今更説明しなくていい事を書いてしまったが、しかし岸田森さんがいない「怪奇大作戦」てのもなあ。
仕方ない事ではあるが。
そのかつて岸田森さんが演じていた「牧史郎」は西島英俊さんがキャスティング。
「三沢京介」がココリコ田中ってのもどうかなあ。

何にせよ、実際見なきゃ話にならんのだが、NHKハイビジョンて俺見れないんだよなあ・・・。


勇気を出して「狂鬼人間」のリメイクとかしないか?


来週、ウルトラマンメビウスに北斗と南!!

2007-02-11 19:00:06 | ウルトラマン
さて、毎週とても楽しみに見ている「ウルトラマンメビウス」ですが、遂に北斗と南が次週登場の様です。
ウルトラマンAですよ。
初めてウルトラ兄弟の設定を採用、怪獣よりも強烈な存在の超獣という設定、ウルトラマンにしては珍しくシリーズ通しての敵が存在(これは明らかに仮面ライダーの影響ですね)、その敵ヤプールには実態が存在しない、そして当初の最大の特徴男女合体変身という新機軸を打ち出したエースですよ。
しかし、過度期であった当時のウルトラシリーズにおいて、新しい設定は「失敗」と判断されたのか、主人公のひとりでもあった南夕子は番組から途中で姿を消すという結果になってしまった。
更にヤプールも途中敗退。
「ウルトラマン80」の先生という設定や「スカイライダー」の空を飛ぶという設定もそうだが、新しい最大の特徴を最後まで貫く事は意外と難しいものであった。


しかし、そのエースが大好きだった、男女合体変身が好きだった人もいるのだ。

何より、北斗だけでなく南夕子も出演なのが本当に嬉しい。
メビウスのいいところは、かつてのウルトラ兄弟が噛ませ犬になっていないとこである。
きちんと当時の設定を活かし、当時のウルトラマンに決着をつけさせるという点が素晴らしい。
やっぱり、新しい奴が必ず強いってのはよくないよ。
マジンガーZの最終回とか、あれだけ強かったマジンガーがボコボコにやられてるの悲しかったもん。
しかもその敵をグレートマジンガーがあっさりやっつけちゃうしさ。

何はともあれ、来週のメビウスは見逃せん。
送れて放送してる地域の方もいるだろうが、所謂第2期ウルトラシリーズ(帰マン、A、タロウ、レオ)が好きだった人は必見ですよ。

メビウスは80が先生を突然辞めた理由にも決着をつけてくれたのだ。
きっとエースのファンだった者にも嬉しい場面を用意してくれてると思う。

次回は泣くかもしれんな、俺(爆)

久々に北斗と南のウルトラタッチが見れるのか!?