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NGT48山口真帆さん事件についてやっと「運営」が出したコメントに吃驚ポンした

2019年01月14日 06時48分46秒 | アイドルグループ論

NGTが公式サイト更新 山口真帆暴行事件めぐる騒動で報告、謝罪 第三者委員会の調査も

NGT支配人が異動で退任、山口真帆暴行事件で責任 (⬅後だし報道)

NGT今村前支配人の異動先は東京「引き続きNGTと48グループをサポート」 (⬅後だし報道)

 

まあ、生体反応があったのは良かったんですけれど、

所謂「第三者委員会」で調査はされるのはご自由でしょうが、

――でも、「第三者」さんと異なる「二者」って誰のことなの?

まさか、「山口真帆」と「NGT48の運営」なのかしら?――

問題は「無能が赤裸々になったNGT48運営体制の変革」だろうから、

まぁ、このコメント自体はどうでもいのですけれど。

 

吃驚しました。このコメントを連名で出された経営陣の方々に。

いやー、無知なのか無恥なのか、あるいは、その両方か。

あのー、司法警察の実務はご存知ないこともありうるとしても、

あのー、刑事司法の導きの星。「刑法の謙抑性の原則」をひょっとして

ご存じないの、鴨と。本当に少し驚きました。

以下、引用、但し、下線はKABUによるもの。

 

NGTが公式サイト更新 山口真帆暴行事件めぐる騒動で報告、謝罪 第三者委員会の調査も

 02:24スポニチアネックス
 
 
 NGT48は14日未明、公式サイトを更新。メンバーの山口真帆(23)が昨年12月ファンの男2人から暴行被害を受けた事件をめぐる一連の騒動について、報告を行い謝罪した。

 株式会社AKS代表取締役の吉成夏子氏、運営責任者兼取締役の松村匠氏の連名で出された報告では、一連の騒動について「ファンの皆様にご心配とご迷惑をお掛けしておりますこと、メンバーに不安な思いをさせてしまったことを、改めてお詫び申し上げます」と謝罪した。

 さらにメンバーの事件関与については新潟警察署から送致をした人物はファンの2人だけで、仮にメンバーに違法行為を行った者がいれば加害者と同じように送致されるが、今回誰も送致されていないことから「メンバーの中に違法な行為をした者はいない、と考えております」とした。続いて「今後違法ではないものの、メンバーとして不適切な言動がなかったか、真相究明のため第三者委員会による調査を実施いたします」と弁護士や有識者等の専門家に委ねることも発表した。

 山口が今月8日に動画で涙ながらに訴え、事件が発覚して以降、運営サイドがメンバーに内通者がいたかどうかなど数々の疑問や詳細な事実関係などを明かさず、情報が錯綜していた。
 
(以上、引用終了)
 
 
はい、――別に、地方の有力者への「配慮」とか、警察の「怠慢」や「腐敗」というのだけではなく――、日本では、①検察官の起訴便宜主義の前段階で、②警察の「送致」においても大幅な裁量の余地が認められています(わたし個人は、アメリカの刑事司法の実際と比べても、この慣行は誇るべき知恵ではないかと思っています)。要は、
 
(柏)「警察署から送致をした人物はファンの2人だけで、仮にメンバーに違法行為を行った者がいれば加害者と同じように送致される」とは必ずしも言えない。換言すれば、「違法行為を行った者でも送致されない」ことはありうるということ。よって、

(木)「今回誰も送致されていないことから「メンバーの中に違法な行為をした者はいない」」とは言えません
 

交通犯罪事案は――アメリカでもそうですが――まったく別にして、刑法犯罪、就中、自然犯罪においても――例えば、認知が初犯の、所謂「主婦・主夫」の万引き⬅立派な窃盗罪です! 居酒屋での殴りあいの喧嘩⬅立派な暴行・傷害罪です!――、司法警察としての警察署が認知・逮捕したケースで「送致されないケース」は珍しくありません。要は、刑事司法における権力行使は、――英米法のコモンローにおいてもそうなのですけれども――最も、容易に、かつ、激しく国民個々の自由を侵害するものだから、伝統的に刑事司法の自由裁量の余地を嫌うフランスなどを除けば、①起訴も、②送致も、真にやむをえない場合にのみ行使するべきである。と、近代の刑事司法では考えられているのです(⬅これが「刑法の謙抑性の原則」)。
 
ということで、
吃驚しました。

*法務省の「平成30年版 犯罪白書」の最後の資料編

「資料2-3 検察庁終局処理人員(罪名別)」を見るとわかります。

例えば、平成29年は・・・

放火:起訴が260件、不起訴が479件、証拠から有罪がほぼ確実な事案なのに起訴しない起訴猶予が108件!

殺人:起訴が325件、不起訴が809件、証拠から有罪がほぼ確実な事案なのに起訴しない起訴猶予が41件!

凶悪犯罪でこの有様です。ということです。


まあ、個人的には「事案の刑事法的の側面」などはどうでもよくて、「現在のNGT48運営のマネージメントスキルのシャビーさの側面」、よって、今後、(由)今後、山口真帆さんをAKSさんがどうケアして行かれるのか(なにより、事実を明白にすること、ならびに、被害者が謝罪したことを取り消すこと)、加之、(紀)あの天下無双の腹黒のお局さまが――緊急避難的な繋ぎの、かつ、前支配人の傀儡にすぎない新運営陣の後に――NGT48の支配人になられるのか、なられるとすればいつなられるのか(⬅「御祝儀」の準備せねば❗)にのみ関心があるのでどうでもいいんですけれども。いずれにせよ「第三者委員会」さんの出されるレポートは楽しみです(笑)。でも、それいつ出るんですかね?


・NGT48山口真帆さん問題:
 りか姫の言う通りだ➡なら、検察審査会に判断していただきませよう❗
 https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/9c81daf6da98faf4022b3d8ff42eb2b0

・NGT48は柏木由紀「支配人体制」に速やかに移行するしかない、鴨。

 https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/923f4771fbd0cabcbcd1f998f896ab56

・真実はいつも一つ!・・・NGT48山口真帆さん「事件」の射程  

 https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/c6f5aaf66b9fd21b50163bef96181cd1



以上


 
 
 
 

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