大沼保昭「「歴史認識」とは何か」(中公新書・2015年7月)。
聞き手を江川紹子さんがつとめられた少し古いエッセーですが、
廃品回収の軽トラが来る前に読み返していて、おや? おや❗
と思った記述を見つけました。次のポイント。
🐙韓国併合の評価
(↖尚、大沼さんは「日本による韓国(朝鮮半島)の植民地支配」と誤解されて
おられるのはご愛敬ということにしておきませよう)
そこの記述を紹介すると、
「1910年当時は欧米列強の帝国主義と植民地主義の時代であって、米国も英仏もオランダもベルギーも植民地支配をおこなっていて、それは国際法上違法ではなかった。それはそのとおりです。ただ、当時の国際法上違法ではなかったという法的評価と、今日日本が国際社会で生きていくうえで、その評価をどのように考え、何を今後の行動の糧とすべきかという問題とは別の問題です。」(同書 p.56、下線はKABU。また「子供の喧嘩」があるタイプのゲーム状況では「最適解」である経緯については下記旧記事をご参照ください)
(再論)ゲーム理論から考える「不幸な報復の連鎖」あるいは「不毛な軍拡競争」という言葉の傲慢さについて
https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/a8c23f9010e428e55539ee8d2c1cdf84
宇野重規・「民主主義とは何か?」(講談社現代新書)↖スカスカのParisグルメ案内❎
https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/5f407c897dadf9e5aacf43d88fa4bd91
なるほど。ならば、韓国や日本国内リベラル派からの
所謂「韓国併合批判」に関しては、
[大]法的問題はそもそも存在しない❗
[沼]今後の日本の行動の糧としては、はい、
もう二度と韓国(朝鮮)にはかかわらない❗
↗国交断絶が日本のとるべき指針である
ときっぱり発信すればよいのだ。
ということがよくわかりました。
[平成の思い出にもう一度]戦後責任論の崩壊とナショナリズム批判の失速
https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/eb5f9dd62bb13f021d085909baf4d1d2
追加引用あり↗濫用される「国際社会」という用語についての断想
https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/f225b6e70b921cae1057e9d87c4bda0b
瓦解する天賦人権論-立憲主義の<脱構築>、あるいは、<言語ゲーム>としての立憲主義
https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/0c66f5166d705ebd3348bc5a3b9d3a79
【この記事についてのブログお友だちとのお喋り再録】
>KABUさん
韓国軍が日本を敵国として竹島防衛の訓練をしていたそうですから、すでに相手から、日本が敵だと認定されているわけで・・
そうなっても日本政府はアクションなしの大人の対応でいいんですかね?
>茉莉茶さま
向こうが約束を守らないなら制裁するとかの
子供の喧嘩みたいな感情的な対応ではなくて、
冷静に粘り強い話し合いで解決すべきです
とかの「感情論」というか「観念論」、外務省のその線での「遺憾砲」ではもういかんでしょう。いいじゃないですか、韓国の皆さんもそれをお望みということだから――論理的に――国交断絶で。
・「従軍慰安婦」問題-完封マニュアル(上)~(下)
http://ameblo.jp/kabu2kaiba/entry-11137268693.html
・韓国の皆さんもお待ちでしょうから↗蜃気楼徴用工訴訟への日本の誠実かつ速やかな対処を求めます
https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/19eb9b81c3191642c4f9c36361efe2e9
そして、
・定義集-「歴史」
https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/3f3e4f0877f2ce8d9cb14493762b3f87
如何? みんなハッピー❤
(*^o^)/\(^-^*)