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【再掲】宇野重規・「民主主義とは何か?」(講談社現代新書)↖スカスカのParisグルメ案内❎

2021年07月20日 19時24分04秒 | 書評のコーナー

発売日 : 2020/10/21

新書 : 280ページ

ISBN-13 : 978-4065212950

出版社 : 講談社 (2020/10/21)

 

 

2021-01-06 07:35:02

 

ある程度期待していたぶん読後のゲンナリ感と

 

>金返せとは言わんが時間返せ❗

 

感は半端なかった、鴨。正直、

わたしはブログ運営のポリシーとして、

 

>お薦めしない書籍やブログは取り上げない

 

を守ってきています。だってだってだって、

すべからく「他人への悪口」って面白いけど、それを聞いててあんまり良い気持ちしないでしょう? それに、その「悪口」の内容の信憑性にも――朝日新聞の安倍内閣批判やCNNのトランプ大統領批判ほどではないにせよ――疑いをもたれるだろうから。

 
"【MV】だってだってだって / NMB48" を YouTube で見る

https://youtu.be/LwtcrX5AyiE 

 

だってだってだってということで、おおよそ守ってきた「お薦めしない書籍やブログは取り上げない」ブログ運営のポリシーをも、はい、この「民主主義とは何か?」はそのインナールールを覆(to overturn)させてくださるほどの酷さでした。

 

どこが?

 

だって、何も言ってないもの

根拠をつけては。

最初から最後まで。

 

「【多数決は民主主義にとって実際的にも思想的にも重要だけれども】かといって、すべての個人が平等である以上、一人ひとりを尊重する必要があるということも間違いありません。・・・数の多い側が、少ない側の自由や権利を奪い、抑圧した事は過去にいくらでも有ります。それに歯止めをかけてこその民主主義といえるでしょう」(本書, p.4) 

↖根拠は? 「民主主義」なるものからそう言える根拠は?

しらっと、リベラル派の価値観を「民主主義」の定義に密輸しなさんな❗

 

定義の定義-戦後民主主義と国粋馬鹿右翼を葬る保守主義の定義論-

https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/0fb85611be79e7a89d274a907c2c51ac

取り扱い注意❗ 混ぜるな危険? ❤アメリカ合衆国憲法❤の目次的紹介(↖海馬之玄関ブログ内限定)

https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/c4ebce035be3e025d326ba8924485f33

 

「たしかに、これまでの民主主義論が欧米を中心に発展してきたことは否定できません。それゆえのバイアスや偏見があることも間違いないでしょう。とはいえ、元はといえば、古代ギリシアと近ヨーロパの間にも大きな断絶があります」(Ibid, p.258)

↖だから、なら、どこが「バイアス」なのか?

何故に、そう、あなた方も認めざるを得ないのかを

言いましょうよ❗

 

「短期的にみれば、【支那やロシアのような】独裁的手法が効果をもつことは十分にありえます。しかしながら、政治システム全体が長期的に発展するためには、民主主義の方がはるかに有効です。そのりゆうの第一は・・・」(ibid, pp.258-259)

↖と、ここでこそ❗ と理由を期待したら、要は、「政治システム全体が長期的に発展するためには、民主主義の方がはるかに有効です」を繰り返すだけなのね。根拠を示しなさいな❗ あんたはロールズのファンタジーが現実の歴史そして政治・経済の推移と無縁であること――論理的にリンクしないこと――が暴露されてわらいばなしになった。その経緯と議論の二番煎じしてるだけではないの? 

これは、例えば、冥王星にNMB48のエース白間美瑠さんがいる確率は「いるかいないかのどちらだから二分の一」、他方、冥王星にNMB48の将来の支配人の安田桃寧さんがいる確率も「いるかいないかのどちらだから二分の一」。ならば、冥王星に「美瑠さんか桃寧さんのどちらかがいる確率は100%」。アホか、です。ロールズもひょっとしてあなたも。きっぱり。

それに、土台、「長期的に有効です」と言われたって支那に来年か再来年併合されるかもしれない国の人々にとってはそんなん一文にもならない、著者の単なる願望の告白でしかないですよ。

 

琴姫🌹

 

蓋し、正に、本書は

絵にかいた餅❗

 

ルソーなりロールズとかのライトノベルお伽噺の作者さん、

加之、――謂わば「陰間茶屋」の手代さんが、あるいは、

江戸城大奥上臈付の御中臈見習いさんが、マネージメント

研修のために9ヵ月ほど滞在した「吉原」での見聞に

当時その地では尾羽うちからしていたフェデラリストを受け売り

した持説をまぜこぜにした代物でしかない――我田引水の、

観光ガイドブック作者のトクビルとかとか、

有名どころシェフのお写真がちりばめられた

文化帝国主義の王道、おフランスはパリ市内の

グルメ案内パンフレット

 

完版:保守派のための海馬之玄関ブログ<自家製・近代史年表>みたいなもの

https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/a3221c77ea0add17edf737d21088cf96

 

いずれにせよ、間違いなくこれ、

腹のたしにはなりませんから❗

現下の日本が抱える政治的の課題を考える上で

なんの役にもたたないということ。

 

まあ、捏造の朝日新聞よりは害がないというだけ

ましな程度というとこ、鴨。

 

金返せとは言わんが時間返せ❗

 

箱推しのHKT48のみんなや、他のグループの

贔屓のメンバーさんたちの記事とかインスタとか鑑賞

できたであろう(↖could have Vpp)時間を返せ❗

 

🐙民主主義--「民主主義」の顕教的意味

 https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/ad2605087e97efb8c6dec93b37372f5e

🐙民主主義--「民主主義」の密教的意味

 https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/fbe55731e6cb57f570920668aae514a9

🐙瓦解する天賦人権論-立憲主義の<脱構築>、あるいは、
 <言語ゲーム>としての立憲主義(1)~(9)
 http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/0c66f5166d705ebd3348bc5a3b9d3a79

 

・・・・・

 

でも、朝日新聞よりはましではある。↖「鴨。」はなしです、多分。

 

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