英語と書評 de 海馬之玄関

KABU家のブログです
*コメントレスは当分ブログ友以外
原則免除にさせてください。

地方にはアベノミクスの影響が届いてない?--地方の公共工事は入札不成立の嵐だったんですけど

2014年11月22日 04時27分05秒 | 雑記帳




アベノミクスが失敗だったかどうか。
経済に疎い私にはよくわかりません。

けどね、

>地方にはアベノミクスの影響が届いてない

とか言われると「嘘つき」「あんたは朝日新聞か」と
即答したくなります。


福岡県や熊本県に来てみなさい、
青森や秋田に行ってみなさい・・・。

あのー、

この上半期はもちろん、10月くらいまでは
公共工事も「入札不成立」の嵐だったんですけど。

業者が応札しない理由は、・・・・。

はい、人手不足。下請け、孫請け、ひ孫請け・・・一人親方さんに
いたるまで、作業員さんの手配がつかないから。

もっと凄いのは--「凄い」というのは、特に土木重機オペレーションの資格もいらないという
意味ですけれども--交通誘導員(警備員)さんの手配が難しいから応札はやめる・・・、と。

あのー、こんな状況、民主党政権下でありましたか?










アベノミクスが失敗だったかどうか。
経済に疎い私にはよくわかりません。

けどね、

かのニューデイルール政策も
景気対策としては惨澹たる失敗で、
デフレをアメリカが離脱したのは<真珠湾>以降とか。

リベラル派の『21世紀の資本論』など読むまでもなく、
こういう認識は左右ともに共通のものでしょう、今では。

要は、今でも、そのルーズーベルト大統領の<人気>の陰で
歴代最低の大統領--オバマ氏はまだその有資格者ではありません--
との烙印を押されているフーバー大統領のレッセフェール的な、
大恐慌対策と比べた場合。国内経済政策的の観点から
みれば遥かにフーバーのそれがルーズベルトのそれを上回っていたらしい。

つまり、生産財の在庫調整、および、決済信用の関係再構築の期間を
織り込めば--これは、ニューディールーも、レーニンのネップ政策も
そこに収斂するのかもしれませんけれど--ルーズベルトの大さわぎは
単なる歴史の年表における「時間稼ぎ」だったということ。

而して、ニューディールーの意味は、アメリカ国民に希望を与えたこと、
アメリカが<ネーション>として一体となって困難にあたる姿を国民に見せたこと。
そこに収斂すると思います。

ならば、アベノミクス。ニューディールーに比べても、もう、
効果も希望ももう与えているんですけど。










なにを私は言いたいのか。

>地方にはアベノミクスの恩恵が届いてない

といわれればそうかもしれない。
でもね、ニューディール政策の始動からアメリカが
デフレ脱却するのに何年かかりました?

はい、15年。


ならば、少なくとも、

>地方にはアベノミクスの影響が届いてない

と報道するのはやめてほしい。

知り合いの作業員さんは、この半年以上、毎日お弁当作ってもらうので、
(ガソリン代も上がり(涙)、猫の手も借りたい状況下では現場近くの食堂は
もとよりコンビニに行く時間的余裕もないかもしれないから・・・)
奥様から「あなた、また悪い女につかまってお金困っとるんか」
と聞かれたという。(笑)


実に、円安によるガソリン代の上昇だけでなく、実際、

>地方にはアベノミクスの影響が届いているのです


つまり、地方の<家計>と<企業>は明るくなっている。
苦しいけど、仕事があり、将来の希望が見えているから。

それで、人手不足。
人手を採用・研修する人手もない・・・。

でも、みんな希望を感じながら<お弁当>をつくり、
その<お弁当>を契機に家族の会話も増えている。

これね、

TBSとかの恣意的に選んだ「街の声」とかじゃないんですけど。

嘘だというなら九州や東北にいってみなさい。
と、そう私は言いたい、鴨。



こんなん、民主党政権下でありましたっけ?














最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。