アベノミクスが失敗だったかどうか。
経済に疎い私にはよくわかりません。
けどね、
>地方にはアベノミクスの影響が届いてない
とか言われると「嘘つき」「あんたは朝日新聞か」と
即答したくなります。
福岡県や熊本県に来てみなさい、
青森や秋田に行ってみなさい・・・。
あのー、
この上半期はもちろん、10月くらいまでは
公共工事も「入札不成立」の嵐だったんですけど。
業者が応札しない理由は、・・・・。
はい、人手不足。下請け、孫請け、ひ孫請け・・・一人親方さんに
いたるまで、作業員さんの手配がつかないから。
もっと凄いのは--「凄い」というのは、特に土木重機オペレーションの資格もいらないという
意味ですけれども--交通誘導員(警備員)さんの手配が難しいから応札はやめる・・・、と。
あのー、こんな状況、民主党政権下でありましたか?
アベノミクスが失敗だったかどうか。
経済に疎い私にはよくわかりません。
けどね、
かのニューデイルール政策も
景気対策としては惨澹たる失敗で、
デフレをアメリカが離脱したのは<真珠湾>以降とか。
リベラル派の『21世紀の資本論』など読むまでもなく、
こういう認識は左右ともに共通のものでしょう、今では。
要は、今でも、そのルーズーベルト大統領の<人気>の陰で
歴代最低の大統領--オバマ氏はまだその有資格者ではありません--
との烙印を押されているフーバー大統領のレッセフェール的な、
大恐慌対策と比べた場合。国内経済政策的の観点から
みれば遥かにフーバーのそれがルーズベルトのそれを上回っていたらしい。
つまり、生産財の在庫調整、および、決済信用の関係再構築の期間を
織り込めば--これは、ニューディールーも、レーニンのネップ政策も
そこに収斂するのかもしれませんけれど--ルーズベルトの大さわぎは
単なる歴史の年表における「時間稼ぎ」だったということ。
而して、ニューディールーの意味は、アメリカ国民に希望を与えたこと、
アメリカが<ネーション>として一体となって困難にあたる姿を国民に見せたこと。
そこに収斂すると思います。
ならば、アベノミクス。ニューディールーに比べても、もう、
効果も希望ももう与えているんですけど。
なにを私は言いたいのか。
>地方にはアベノミクスの恩恵が届いてない
といわれればそうかもしれない。
でもね、ニューディール政策の始動からアメリカが
デフレ脱却するのに何年かかりました?
はい、15年。
ならば、少なくとも、
>地方にはアベノミクスの影響が届いてない
と報道するのはやめてほしい。
知り合いの作業員さんは、この半年以上、毎日お弁当作ってもらうので、
(ガソリン代も上がり(涙)、猫の手も借りたい状況下では現場近くの食堂は
もとよりコンビニに行く時間的余裕もないかもしれないから・・・)
奥様から「あなた、また悪い女につかまってお金困っとるんか」
と聞かれたという。(笑)
実に、円安によるガソリン代の上昇だけでなく、実際、
>地方にはアベノミクスの影響が届いているのです
つまり、地方の<家計>と<企業>は明るくなっている。
苦しいけど、仕事があり、将来の希望が見えているから。
それで、人手不足。
人手を採用・研修する人手もない・・・。
でも、みんな希望を感じながら<お弁当>をつくり、
その<お弁当>を契機に家族の会話も増えている。
これね、
TBSとかの恣意的に選んだ「街の声」とかじゃないんですけど。
嘘だというなら九州や東北にいってみなさい。
と、そう私は言いたい、鴨。
こんなん、民主党政権下でありましたっけ?