英語と書評 de 海馬之玄関

KABU家のブログです
*コメントレスは当分ブログ友以外
原則免除にさせてください。

ブログ友の記事転載:移民と難民とトランプ

2017年02月05日 16時19分09秒 | 雑記帳

 

うちのアメリカ人の旦那ちゃんは、トランプが当選してからずーっとごきげんである。
 
こと、トランプに対しては、アメリカのマスコミは批判一色だが、旦那は、
「マスコミの言うことは信じるな。あいつらのいう事はでたらめだから」
と言う。そうするとどういう情報を信じたらわからなくなってしまうのだが、とにかく、就任してから、選挙中の公約どおりの「大統領令」(Executive Order)に、ばんばん署名をして発効させているのを、「誇らしい」と言う。
 
私はこの夏旦那ちゃんのおかげで「ナマのトランプ」を見てきた
 
本当に貴重な体験だった。もっとも、あの時、私は、
トランプが当選する確率をそう信じていなかったのだが。
 
トランプは、中東やアフリカのイスラム7か国に「入国禁止令」を出した。これも選挙中の公約だった。自国をテロリストらから守るためには一番直截な判断である。もともと、日本の最高裁の判例【マクリーン事件判決(最高裁・1978年10月4日大法廷判決)でも、「外国人を日本に入れるかどうかはすべて、国の裁量にゆだねられており、外国人には当然に日本に入国する権利を保障されているわけではない」と出ており、これを思えばトランプの判断に私はちっとも驚かなかった。アメリカが2001年にこうむった甚大な被害を、誰も忘れてはいない。大統領には、国民を守る義務がある

 

 

 
 
しかししかし、ワシントン州の司法長官ファーガーソンが、「憲法違反だ」としてこのトランプの大統領令の無効仮処分をワシントン州連邦地方裁判所に申請したら、同裁判所はこれを認めてしまった。
 
アメリカ人の旦那ちゃんは、ファーガソンを、
「あいつはクソのクズで最低だ (vile bastard)」
とぼろかすにこき下ろした。他州の裁判所もこれに続く模様だ。
 
いつも思うのだが、外国人が違法に、あるいは超常的に入国して来ることに、多大な出費を強制されている国、たとえば、メキシコ人の流入するアメリカ、難民の流入する欧米諸国は、ただただ出費を強いられるばかりで、肝心の原因国(メキシコ、シリアなど)から、
「わが国の国民が迷惑をかけて申し訳ない」
という謝罪の言葉も、迷惑料の1セントももらえていない。
 
原因国のこの厚かましさは何だろう。帰国から国民をダダモレにさせている事実や原因を改善するそぶりすらみせない。トランプ大統領が「壁を造ってその費用をメキシコに払わせる」と怒っているのも当然である。
 
 
イスラムについては、難解過ぎてあまり言及してはならないのかもしれないけど、シリアから流れる難民を、リッチな中東各国がもっと受け入れないのが不思議だ。イスラムといってもシーア派スンニ派で喧嘩があるくらいなのでひとつではないし、国情や文化も相当違うらしい。
 
大金持ちのサウジアラビアなどはほとんど鎖国状態で、王族が石油特権を享受して売る反面、女性についてはほとんど奴隷も同様で、いまだ運転することも認められておらず、10代前半で結婚させられるという。そんな国は、難民も移入するのを避けるだろう。イスラム難民も、内心では、行先からイスラム圏をわざとはずし、自由と経済が享受できる西側諸国ばかりめざす計算高さがあるのもどんなものかな、と思う。
 
しかし、西側諸国はイスラム圏ではない、地元の納税者らも「人道」の美名のもとに、税金をシリア難民に拠出する前提で納税はしていないだろう。「いやだ」と大きな声で言ったらいけないのか。拒否する権利はないというのか。「移民したいならイスラムを棄教しキリスト教に改宗せよ」と条件を付けては悪いのか(彼らが改宗することは100%ありえないのだが)。トランプ大統領の主張に反対するアメリカ人の裁判やデモばかり大きく報道されるが、実際世論調査では、トランプ大統領の方針を支持する方が圧倒的に多いのだ。トランプ支持者は、大人しい。しかし静かに彼をサポートしている。マスゴミは、人の内心は報じられない。そして、大声で反対する人らばかり報道する
 
こうなったら、世界のどこかで、グリーンランドの次くらいに大きな島を、難民や不法移民の避難専用にリザーブしておき、難民や不法移民をそこに送りこみ、食べ物や衣料品を国連などの支援組織や、難民の原因国が負担する、というのはどうだろう。
 

転載元転載元: 桃実 says

 

 

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。