苦節２年半っ

昨日は朝も早くから郡の少年剣道大会でした。
例によって、セコセコ弁当の手配やらなんやらに追われる私。
うようよとガキんちょがいるわ、そこらに面やら胴やら…あぁっもう。
「元子供嫌い」の血が沸きあがりそうになりつつも笑顔で応対。
目が怖いおばちゃん。それは私。


さて、なんじゃかんじゃと剣道をはじめて２年半の１号２号。

小学校のそばの道場を見つけてきて
「剣道やってみたい」と言い出したのはもちろん１号。
「えー、けんどぉー」と私が渋ってる間に竹刀を買ってきたのは相方。
普段は子供の習い事に全く無関心（何やってるか把握してない位）なのに、「剣道」は別格のようで…。
←喜ぶ元剣士。
見学に行って、勝手に剣道人形みたいのをバシバシ人の竹刀で打ったりしてるし。
「どなたがやられるんですか？」（あのおやじはなんだ？）
「こっちの子供です。すいません。」（やめておくれよ、おまいさん）


そんなドタバタで入会する時に１号だけのはずが、２号まで入った剣道。

ボォォッと燃えやすい１号は剣道向きなようで、男子相手に立ち向かっていくからいいのだが、
ボー―としてるだけの２号は、どうよ？どうなんだ？？みたいな試合をいつも見せてくれます。（どんな試合か知りたい方はこちらを。)
すごいことに今まで勝ち星なしの２号。２年半だよっ。
←なのになぜか金メダルとか持ってるのは２号。(秘密はこちらで。)


で、昨日の試合。意を決して母は言いました。
「１本とったらサーティワンでトリプルを買ってやる」と。
「え。ほんと？がんばるねー」あてにならん。

そして、２号の試合。
１号もご相伴にあずかろうと激しく応援。「１本いけー」←目標１本。これ以上ない最低の目標。

はじめっ。
「メー―ン」と打つ相手。よける２号。よけ上手。
と、打った相手が後ろに下がるんだけど、この人下がりすぎ。
どんどん下がって「場外っ」←反則。ラッキー

更に「メー―ン」かかってくる相手。よける２号。みごとなよけっぷり。攻めろよ。
と、またまた相手がバックして行っちゃって場外。

反則２つで、２号「１本」労せず目標達成。

その後、その子はまたまた過剰バックで場外反則。
「…ダンシングオールナイトですか。」やつはモンタだ、間違いない。

試合は２本取ったら勝ちなので、あと１回場外出ちゃえば、なんと２号初の白星なんですわ。
応援も熱が入ります。
「出しちゃえ出しちゃえ」「押せ押せ」「寄り切れー」
もはや、相撲ですか？な状態。

その子の応援も「下がるなー」「線見ろー」だし。
会場中、ラインに注目。どんな剣道だい。

そしたら、２号が「メーン」とポコッと打ったのよ。
「あ…。打った」シー―ン。

「イッポン」　２号の旗があがりました。

「ぎょえーー」びっくりしたよー。
道場のみんな大よろこびだよ。１回戦突破だけでこの盛り上がり。喜びすぎだよ。類を見ないよ。

もう満足したのか、さっさと２回戦目は負けて満足げな２号でした。オイオイ。～

ちなみに１号は延長１０回の死闘の末、負けて号泣。←いつものパターン。

そんな日曜日でした。終わり。サーティワントリプルはけっこうなお値段でした。

やんちゃでしたか？

一目見て「これはいいっ。」と思ったＣＭ。

カネボウの「ナイーブ」のＣＭです。
最初、どうしても見せたい緑の男の子の画像がないんで、自分でマウスクリクリして書いてＵＰしたんですけど、「緑の変態？」な絵になってしまって。
このまま生き恥はさらせないと、写真と差替えました。←昨日見て絶句した方は記憶を抹消してください。
昨日見なくてなんだったんだと思う方はひっそりこちら←黙ってみて黙って閉じろ。

ちなみにＣＭのＨＰはこれですんで、これの「はっぴょうかい編」をご覧になってくださいな。

このＣＭシリーズの男の子が「いい味だしてるなー」と前から思ってたんですけど、今回のは更にいいっす。
ものすごくいい。太鼓判。

男の子に注目してただけで知らなかったけど、このＣＭは家族の話でシリーズになってたようで…。へー。
「やんちゃ家族」というそうです。へー。

「やんちゃ」って、近所の奥さんとかが、酔っ払ってくると
「昔はやんちゃしてたからさぁ。あはは。言わせないでよ。」←聞いてないが。
と、なぜか自慢モードで語られる時に聞くか、

イヌ自慢の奥さんが
「うちの子はやんちゃで大変なのよ。」←しつけろよ。噛んでるぞ。
という時に聞くくらいになってましたが。

ホソボソと生き続けて来た（元ヤンキーと愛犬家によって）日本語。「やんちゃ」

「ナイーブ」って言う名前の商品のキャラクターが「やんちゃ」って、どうなんでしょ？

ま、カネボウもけっこう「やんちゃ」な会社だからか…。てなことで。

お受験かーさん

今日は、めずらしく朝の通勤ラッシュの電車で東京へ。―――
毎朝こんな電車でお勤めご苦労さんです皆さんて感じ。
偉すぎるわ、ニッポンのサラリーマン。ど根性やね。
すっかり疲れて、帰りは特急にしました。←根性なし。(写真は特急の車窓より）


なんで、そんな早く出かけたかっつうと、「筆記試験」だったんです。
去年の暇な時に新聞でみつけた「マルつけ先生大募集」
「へー。うちで出来ていいじゃん、やってみっか。」と履歴書を送っておいたんですわ。

そのまま返事もないんで忘れてたら、今頃になって「筆記試験のお知らせ」
今や、こなしきれない仕事に悩んでるのに…。
仕事増やしてどうするんだよと思いつつも、とりあえず受けに行く私。←押さえが欲しい契約社員。いと弱し。

小学校３年生の添削指導なんで、筆記試験に向けて２号の教科書をちらり。
「楽勝楽勝」←当たり前なんだが。

「国語算数はいいとして、社会の地図マークだけ見とくかな」（試験は国数理社）
夜布団で「文は学校で、卍が寺で、Ｖが畑で・…」と覚える。←意外と真面目。Ａ型ですから。

てなことで一路会場へたどり着いた私。
「わ」
開けてビックリ。おばさんだらけ。１００人くらいいそう・…。ひょえ。
中に入れば、浮くこともなくすっかりオバサン集団に溶け込んじゃうのも悲しい事実。

「では２時間で４科目お願いします。」スタート

算数「５０から２００の間に3と5の公倍数はいくつあるか？」
「え・・・。」急にそんなこと聞くなよ。うーん。うーん。

社会「この数字から、何県か答えよ。人口○○人・面積○○平方ＫＭ…」
「Ｖは畑で…しかわかんないんですけど…」うーーん。

理科「水酸化ナトリウムとなんちゃらで中和したとき、どうちゃら」
「…」問題すら読みきれない…。

国語「このときのオオカミたちの心境は」
「しるかっぁ」←すっかりオオカミの心境。遠吠えしてもいいですか。

２号の教科書に載ってたのと、話が違うんだが…。磁石はどこがつく？とかヒヤシンスの育て方とか、そういうのは？？？
３年生のマルつけになんでこんな問題を出すのやら…。

このオバサンたち、みんなできるのかしら…。と思ったら、けっこうシャカシャカ書いてる…。あらま。
出来たと言って早々に帰る奴までいる始末。こやつら、なにもん？

試験会場を出て、携帯を見たら
「資料が来てるから取りに来い」と会社からメール。
「仕事頑張るのでこれからもよろしくお願いします。」浮気した私を許して。