ごめんなさいの思い出

昨日は久しぶりに１号を叱り飛ばしました。
ラリアットはしてませんが、拳骨は一発おみまいしました。チェーッストッ

最近は「もうー」とか「ちょっと」とか小言はあっても「ここになおれっ」と呼んでがっちり叱りましょうっていうのがなかった１号なんだけどさ。

プリントがないだのいつだか忘れただのとあまりにタラタラ暮らしてるのに切れました。
えぇ。切れましたとも。
この私を切らしたらたいしたもんだよ。

「いいかげんにしなさいよっ。ゴンッ」
「・・・」
「もう中学生なんだから・・・・自分できちんと・・・・なんたらかんたらぁぁああ。わかってるのかぁぁぁああ」←火を噴く。
「・・・はい・・・」ぽろぽろ
泣かしちゃいました。あらま。

子供泣かしたの、久しぶりだわ。なんて懐かしく思ったりしました。
泣くと可愛いわね。なんて泣かしといて見とれてたりして。

とりあえず反省したようだし怒りの炎も消えたので解散。発散してすっきり母さん。

「部屋でもシクシク泣いてるみたいだよ。」とドアにへばりついて聞き耳２号。
なんだか生き生きしてます。←うれしそうなのはなぜ？ザマミロネーチャン


しっかし。
同じ姉妹でも性格がまったく違うので小さい頃から叱るポイントが違います。

１号はなんかやっちゃって「こんなことしたらだめっ」が多かったけど、２号はいじけてすねて「なんでやんないんよっ」って感じです。

そんなことなんで、人様に迷惑をかけるのは圧倒的に１号。←ゆえに私がとばっちり。

幼稚園児の頃、１号が近所の畑の作物を掘ってみてるのを畑の隣のうちのおじさんに見つかって呼び出されたことがありました。
平謝りする私に
「とにかく畑の持ち主に一言謝った方がいいから」←散々怒ったあと自分の畑じゃないというおじさん。え？だよ。
「・・・そうですね。はい。」と持ち主のうちを聞いて１号を連れて謝りに。

教えてもらった農家は、よりによって葬式のまっさい中でした。
どうしよう～とオロオロしてたら、
「なんね？」と葬式の手伝いの人たち。
１号は謝れと言われてきたから
「畑を掘ってごめんなさいっ。畑を掘ってごめんなさいっ」と繰り返すし。
「え？」「何？」「どした？」ゾロゾロ。
「畑を掘ってごめんなさい。畑を掘って・・・」みんなに謝る幼稚園児。
「あ・・あのですね・・・」
説明がつかない場違いもいいとこの親子。出直しまっす。＝＝＝＝
しかたなく夜、喪服を着てお通夜に行ってきました。
付き合いもないのに。香典持って・・・。

「昼間畑を掘って謝りにきたものですが、このたびはご愁傷様でした。」
と親族に挨拶したけど、今思うと変だったよなぁ。

香典返し・・・来なかったな・・・。やっぱり。←お前は誰だ？