Asian Cars通信 ~since 2005~

日本とアジア各国の車の紹介と国内・海外の車にまつわる取材記。きっと、新しいアジアカーの時代が来る!!

北米仕様日産セントラ発表(07モデル)

2006年01月10日 | ニュース

2006デトロイトモーターショーにて、日産セントラの新型モデルが発表された。主なスペックは以下の通りである。
エンジン
 直列4気筒DOHC 2000cc 135hp
トランスミッション
 6速マニュアル、エクストロニックCVTも選択可
プラットフォーム
 Nissan “C” プラットフォーム
サスペンション
 前輪:独立ストラット・コイル、後輪:トーションビーム
ブレーキ
 前輪:パワーアシスト付ベンチレーテッドディスク・後輪:ドラム、ABS・EBD装着可
タイヤ
 205/60HR15(16インチは2.0Sに標準、アルミも装着可)
寸法
 全長4567 mm×全幅1790 mm×全高1512mm、ホイールベース2,685 mm。
外装・内装
 昨今の日産のトレンドに沿ったダイナミックな造型を採用。随所にマキシマやZなどのデザインキーが用いられ、一目で日産車とわかり、なかなかスタイリッシュだ。以前コンセプトカーとして出品されたクーペも近く発表するものと思われる。本革シート内装は3色から選択可。
セントラの位置づけ
 今回のモデルより、「日本向けサニー=アメリカ向けセントラ」の関係はなくなり、上級移行したようだ。日本ではサニーの後継にあたるティーダ(北米名Versa)は、セントラよりも下位モデルで、低価格を訴求している。今後、アジアで展開するセントラ、サニーの次期モデル、また、欧州で売られているアルメーラの動向が注目される。ちなみに、セントラは全幅1790mmもあるので日本導入はありえないだろう。(参考までに、フーガの全幅は1795mm)


中国人も紛糾?のデザイン

2006年01月06日 | ニュース
【北京=ヤフーチャイナ】
 華普汽車が発表した新車“海尚305”。1800ccクラスで価格8万元あまり(約115万円)というのは中国国内の自動車市場でもそれほど多くない。
 一見アウディのような外見は、聞くところによると大いに風を通すのがグリルを大型化した一番の理由で、ネット上でこれに対しての議論が紛糾しているという。ある者は喝采し、ある者は東方人の審美眼に合わないと言う。しかし実車を前にすると、感じは完全に違って、車体は重厚で豪華で、フロントエンドは大きい口を空けていて面白おかしく感じるものの、全体の造型はまとまっている。新型の水晶のヘッドライトとバンパーが互いに融合し、旺盛なデザインを形作っている。上海流の最前線の質感を配って、新しい都市の乗用車の気骨にあふれた中級車が現れたという印象だ。
 車のドアを開けると、海辺の色を基調にした室内にはやさしい明るい色の本革シートが装備され、近代的な印象である。車両の内部はとても広く、後席は更に快適である。
 クラッチを踏んで、エンジンをスタートさせる。海尚305のエンジン音はとても軽く、スタートに余裕があり、中級車の静かなフィーリングはごく自然に発生する。海尚305は従来型の海域303の美点を受け継いでいる。エンジンは穏やかで、走りだした後に動力は満ちあふれて、車体はほとんど震動しない。  
 海尚の305はJL481Qの1.8Lエンジンを採用する。低回転域で、海尚305のエンジンがアクセルに対して応えるのはすばらしく、ギヤボックスは動力を効果的に伝達し、暴発力の強いエンジンの特徴を発揮する。
 わが国にはまず輸入されないであろう海尚305、スムーズなエンジンの吹け上がりや本革シートの座り心地を試してみたいものだ。
 こうした中国車はいつ頃日本に上陸するだろうか?