詩人の血

今日も作詩、明日もまた、本格詩人のブログ。

経聴くカラス

2017-06-04 11:03:48 | Weblog
カラスにも人に戻りたい奴のいて静かに経に聞き耳立てて
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『魂のこよみ』シュタイナー高橋巖訳

2017-06-04 10:44:02 | Weblog

『魂のこよみ』シュタイナー高橋巖訳

この強い日ざしの中で
叡智の知らせを 受けなさい
宇宙の美に帰依しつつ
お前の中に お前を感じながら 生きなさい。
そうすれば 人間自我が 自分を見失っても
宇宙自我の中に 自分を見つけ出すことができる。

*『魂のこよみ』高橋巖訳は、ちくま文庫。
税込972円。座右の銘に!
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PET SHOP BOYS

2017-06-04 10:30:09 | Weblog
僕の10月のシンフォニー
PET SHOP BOYS :Behaviour 訳詞 内田 久美子

大きな混乱が始まる
秋の訪れとともに
10月をどうしようか
しかめ面の陰でどうやって笑おうか
落ち着くのはたやすいことじゃない

ひどく混乱してしまうんだ
パレードは取り止めになるだろうか
僕らは10月に行進した
でも 救われたことは一度としてなかったのだという
よほど勇敢にならなくちゃ

*僕の10月のシンフォニーを
書き換えるなり改訂(かいてい)するなりしようか
それとも 気持ちの表れとして
曲の献題を
革命から啓示に変えようか

僕らはみんなで飲んでいる
木の葉が地面に落ちてゆく
だって 僕らは考えているんだ
今も昔も10月が
どんなに僕らを落胆させるか

それなら替わりに
12月を思い出そうか
それとも 2月のことを心配し
憤(いきどお)ることなく
戦争に引き裂かれた死者を悼もうか

*<繰り返し>

*1990年の作品。ソ連邦崩壊直前の雰囲気が
嫌でも伝わってきます。
*10月のシンフォニーとは帝政ロシアの10月
革命のこと。
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