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詩人の血

今日も作詩、明日もまた、本格詩人のブログ。

また 再び

2007-07-30 17:12:08 | Weblog
また 再び 
戦われるべき イクサ
事の正邪が明確に映る
天かけて 空

巨大都市 驟雨 イカズチ

記憶の彼方
正邪 境界面にすっきりと分け

また 戦われるべき ノロシ
天変を割り

神々の正義への情熱
灼熱の見えない血潮は
我らと神々の酌み交わす 盃

満ち足りる 正義の雄叫びと
なみなみと注がれた 御神酒

打ちひしがれ
権力に翻弄された 民衆

巷 巷に神威の豪雨 落ちて

倒れても 倒れても
また 再び 立ち上る
不屈の民衆の気息

神々は見つめ

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英霊たちの午後

2007-07-27 09:24:59 | Weblog
巡り来る また 夏
六十年の時

英霊と戦争で亡くなった 
全ての人々へ

鎮魂の思いにとらわれ
この 暑い日々に
あなた方を 偲ぶ

神風が吹くと信じて
現人神の帰依に
恋人のために
散った 英霊

君たちの戦後は
この暑い夏の 午後は

我らの繁栄と
子々孫々の栄華をみて 君らは

あの遠い山のむこうから
黄泉の姿など見せてくれ 神々よ

敗戦の日に不戦の誓いを立てていた 我ら 
それを 君らは見つめていた
目的を完遂する 眼差しで

一度 事を起こした時の
究極の結果を示しきった 君ら

十八の青年が二十歳で散るとは
愛する者たちのために散るとは

他者のためでなければ
散る意味が見出せない

他者に対する絶対帰依
英霊よ
君たちの世界は益々透明だ

他者の為でなければ絶対に死ねない
これが 真実の姿

十八の青年が二十歳で 散る
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今 この時

2007-07-25 22:20:09 | Weblog
今 朝日を額に受け
まぶたの裏には
暖かな血流を感じ

息を整え始めた

鳥の声 高く昇り
青空がイメージされる
白い雲と

背中に負った 過去が流れ出す

(悔いるべき愚行)(優しい母の顔)(伊豆の仙山)
(海水浴に入道雲)(喜びの歓声)(愚かな情念の色彩)

水面に赤いブイが見え隠れする
立ち上がり そして 消えてゆく表象
楽しみ 苦しみ

過去が音もなく 今に流れ入る

その微細な表象に
暖かな波動 祝福された形態 
見慣れぬものが混じり始める

あるだろう未来からの映像だ
未来の夢を託す 文物をきっかけに
植物の生長のように ゆっくり やって来る

私の『第三詩集』
未だ来ぬ未来のイメージの種
生長を始める

暖かく 華やかな 時 未来
東の窓を開け放つ 朝日 勤行
野菜サラダ とり止めの無い話
経机での書き物 南海のエメラルドブルー
光  未来 そよぐ風 雲の行方 白

今 今なのだ
過去と未来が融合し
台風の目のような 一点 今

『今』が大地に宇宙に開かれ
無限の深さを持つのは

今を力いっぱいに 生ききる

過去も未来も『今』に含まれるから
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ぶどう狩り

2007-07-24 20:08:14 | Weblog
透ける 青空
高き 雲
夏の太陽
留めたる
秋の収穫
ぶどう狩り

ぶどう棚から
こぼれ来る
木漏れ日 キラリ
ぶどう房
輝く ルビーか
ぶどう房

一粒 口で弾けては
甘い果実は
はにかみの
色を見せるぞ
したたる 果実
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ズエー隊は内弁慶

2007-07-24 16:54:52 | Weblog
ズエー隊 ズエー隊
ズエー隊は内弁慶

未来永劫 金輪際
実戦のジの字でもナシ
ズエー隊

ズエー隊 ズエー隊
ズエー隊は強いんだ

夢のまた夢
ズエー隊

アルカイダ殺して
勲章もろた
チョイト チョイト
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ぽちのケーサツ

2007-07-24 16:41:42 | Weblog
ケーサツに犬小屋があったとさ
ア~ コリャ コリャ

犬小屋にケーサツがあったとサ
ア~ コリャ コリャ

国民のペットなんだろ
ぽちのケーサツ
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日の使者

2007-07-24 09:50:06 | Weblog
まだ 明けぬ
朝間の空に
日の使者は
濡れ羽色した
大烏

烏 鳴く 鳴け
朝焼けを
呼び込む 力
漲って
今 日は昇る
いつもの リズム
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人殺しの人助け・・?!!・・?

2007-07-21 22:46:59 | Weblog
新潟の被災地に、米政府からエヤコンが届いたそうな・・・
その設置に、我がジエー隊と米兵が来たそうな!
おお!人殺しの人助けだ!
災害をダシに軍隊の広報活動!!!
その時ジエー隊も米軍も武装していたんでしょうか??
ショクギョウ軍人は暇なのよ~
『全ての武器を楽器に』変えて
ジエー隊も米兵も『国際救助隊』にでもなればー??・・!
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天変地異に思う事

2007-07-21 21:49:47 | Weblog
人々の思いが 乱れ
官僚どもが あいも変わらず
酒池肉林におぼれ 不正を為す時
(権力者は政治家ではなくキャリア官僚)
天変は乱れるという
中国の古典書には
明確に書かれている

また天変地異は神々の怒りとも言われる

私は天変の起こるたび
自らの言動が道徳的に正しいか
神々に顔向けできる行いか
メディアの先導に騙されて軽薄になっていないか

天変の起こるたびに
行為(カルマ)を省みる
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でぇぶとのっぽの軍隊は・・・

2007-07-11 16:24:51 | Weblog
でぇぶとのっぽの軍隊は
お毛毛が足りないモンキッキ~
ひぃと殺しの軍人は
お国のために死んで来い!!!
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はて!職業軍人とは・・・・

2007-07-11 16:06:01 | Weblog
教育????で人殺ししか
能がなくなった退化したサル。
職業軍人は人で無し。
人!!!
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僕のバズーカ ジエー隊

2007-07-11 15:56:27 | Weblog
ジエー隊員がナンパする時の
常套句があるそうな・・・・・・
『僕のバズーカ、試してみない』?
ああ、戦争負けそう・・??!!?
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2007-07-11 09:59:15 | Weblog
乾いた灰を
ふるい積もらす
都市の息吹

鋼鉄とガラスの高層ビルの輝き
ターミナル駅の喧騒も
ジーゼルエンジンから吐き出される
車酔いの成分も

灰として積もる

夜の煌びやかなイルミネーションは
灰の夢

街街のどぎつい色合いの看板も
店先の照明も
アスファルトの道と混ざり合う
セメンがゆっくり流れ出て

限りなく都市は灰色の武装を始めている

ゾウガメの気だるい老いと
街に積もる灰は

僕を眠らす

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山体

2007-07-10 08:44:38 | Weblog
この 曇天のはるか上方
頂が雲の上に突き刺さる

巨大な山体は その裾野を引き
見上げるべき万年雪の銀嶺が
来光とともに不動の姿を現す

薄ピンクに染まる白の世界は
輝きが横たわり

山頂と麓の空間は微動もせず 
巨人の胸に抱かれたよう
素朴で鈍い感動に包まれる

あの左側のピークの下
第三キャンプはあそこ

せせらぎが清い
凍える水温の流れで
顔を洗った
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夜のブロガー

2007-07-09 22:22:32 | Weblog
何もかも 漆黒に 塗り上げて

夜 果てぬ 輝き
紅蓮の焔

暗い 情念 めりめりと
都市の曇天を染め上げ
ほら 暗く 唸る 獣のよう

君と僕
蛍光灯の涼しげな
小さな部屋で
パソを操作し 
明日の見取り図を描き続けている

インターフェイスに
勝利のプロパガンダを
心地よいコピーライティングを
入力し位相させつつ
ネットに解き放つ

黒光りする真弓に粉砕の金剛バジュラ

言葉は射抜く
不信に凍りついた心を
血のような真っ赤な情熱がほとばしる
熱が伝わる 
灼熱の太陽が夜中に昇り

情熱と理性は南中する

君と僕
お互い顔を見合わせ
一瞥を送る 微笑と
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