KⅡカスタムロッド 川上耕也 スペイフィッシング&フライフィッシング関連日記

中禅寺湖,犀川,鬼怒川など各地の湖や本流のレインボー,ブラウン,ヤマメ,イワナ,サクラマスなどのフライフィッシング情報。

本日のラインインプレッション!!!~BRIDGE SPEY TORRENT シリーズ~

2023年11月08日 | ラインインプレッション

本日、短時間ですがBRIDGE SPEY の新製品、TORRENT シリーズのインプレに行ってきました。

Canadaのスペイキャスティングのエキスパートであります Tim Arsenault 氏のブランド、BRIDGE SPEY のライン群の新製品になります。

このTORRENT シリーズの特徴はすでにBRIDGE SPEYにありますWintertide (全てフルフローティングのヘッドとなっております。別途シンクティップ&シューティングラインが必要になります) シリーズよりも短くなっております。

 

◎Wintertideシリーズ は先端にシンクティップを接続して使用します。その際、ティップの重さ(gr:グレイン)は80~100gr 程度でバランスが良くなるよになっております。

◎Torrent シリーズは同じく先端にシンクティップを接続しますが、その際のティップの重さは120~160grのヘビーシンクティップ(重いグレインやS5/S6などの高シンクレート)が使えるようなテーパーを持たせてあります。

*より重いフライ、大きなフライを投げる必要がある時にはTorrent シリーズの方が楽に投げられます。上記、両方とも別途シンクティップ及びシューティングラインが必要です。シューティングラインは付属いたしません。

◎全長につきまして・・・Wintertideは比較的長めであり、シングルスペイキャストやスネークロールなどのエアボーンアンカー系キャストもやり易いように設計されております。Torrentシリーズは同社Wintertideよりも短めの長さでありますが、現在北米で最もポピュラーなスカジット系のヘッドよりはそれでも長めの寸法なので、こちらもエアーボーン系アンカー、ウォターボーンアンカー系どちらでも投げやすいと思います。

 

今回のインプレはTorrentシリーズの375grに最初SA テクスチャードティップ10ft 120gr inter/S2 、次にOPSTコマンドティップ 132gr S2/S3 12ft を付けて投げ比べてきました。

ロッドはネコ使いですネコ使いのお話はこちら!!!

 

 

・SA TCティップ 120gr 10ft  のINTER/S2 は少し軽く感じました。同シリーズの12ft 160grで良かったかもしれません(持ってませんが・・・)。

・OPSTコマンドティップS2/S3 12ft 132gr は相性が良かったです。かなりターン性能が強いですね。

今日はどちらにも使用したリーダー(8号とおし3メートル)にヤーンを結んだだけだったので先端負荷が軽すぎました。それでもいい飛び方をしております!今度はチューブフライのボディだけをセットして投げてみたいです。

インプレ動画は弊社Facebookページにて⇒こちら!!!

 

 

あまり水が流れてはいませんがドリフト感もいい感じでございました。今年はまだ紅葉が始まったばかりなのでしょうか。もっときれいになる場所なんですが。

 

従来の製品群、Mainstem、Tributary、Wintertide に加え、今回の新製品はTorrent となっております。

☆ご注意・・・単なる番手の数字合わせだと適合しないロッドが多々あると思います。スペイラインスタンダード基準でお考え下さい。製作年数の経ったロッドには特に注意が必要になると思います。

繰り返しますがこのTorrent シリーズは簡単にご説明するとすでに好評を得ておりますWintertide シリーズよりも全長は短く、北米でポピュラーなスカジットヘッドよりは長めの設定になっており、

よりwintertide シリーズよりもヘビーなシンクティップをつなげて、大きめのフライも投げやすいシステムになっております。

詳細はこちら!!!

 

*TORRENTシリーズ

#5 - 350 grains - 18 feet

#5/6 - 375 grains - 19 feet

#6 - 400 grains - 20 feet

#6 - 425 grains - 21 feet

#6/7 - 450 grains - 22 feet

#7 - 475 grains - 23 feet

#7 - 500 grains - 24 feet

#7/8 - 525 grains - 25 feet

#8 - 550 grains - 26 feet

#8 - 575 grains - 27 feet

#8/9 - 600 grains - 28 feet

#9 - 625 grains - 29 feet

#9 - 650 grains - 30 feet

#9/10 - 675 grains - 31 feet

#10 - 700 grains - 32 feet

 

✴︎かなり小刻みなラインナップになっておりまして様々な番手のスペイロッドに適するように配慮しているということにメーカーの姿勢が感じられます。

LINE SPECIFICATIONS :¥16,500  (税込み レターパック370送料サービス)

銀行振り込み先払いにてお願い申し上げます。なお、お振込料金はお客様ご負担になります。

カナダでスティールヘッドを中心にした遡上魚を狙う高番手が揃ったライン群になります。ご質問などがございましたらTELにてお気軽にお問合せください。

✴︎全ての製品におきまして長さ、重量に許容範囲の生産誤差がございます。ご了承ください。

*なおメーカー欠品になりますと半年から10ヶ月以上、入荷待ちになることもございます。ご了承ください。

また弊社在庫切れの場合、取り寄せに7~14日間くらいお時間をいただきます。よろしくお願いいたします。

 

 

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本日のラインインプレッション!!!~SA スカジットショートFヘッド~

2023年02月17日 | ラインインプレッション

先日ティムコ様からお借りしましたSA スカジットショートFヘッド510gr のインプレに行ってまいりました。

2023年新製品です。このシリーズだと一番軽い450gr を試したかったのですがサンプルが無く、510gr になりました。

とりあえず、注意書きに『必ずTCティップと組み合わせてください!』とのキツい???注意書きがカタログにございましたので、手持ちのTCティップきっと120gr セットを持っていきました。

カタログに載っているスカジットヘッド(上段のもの。以前インプレしております。)よりも切れ味があり、はるかに使いやすいですね。

 

 

 

弊社14ft ネコにはやはり重すぎました。510grヘッド+TC120gr で合計 630grです。弊社14.8ft では快適でございました!

 

 

 

案山子さんの下流、左岸側でのインプレでした。風が強かったですが天気も良く気持ちいいインプレでした。

 

 

SA同社スカジットヘッドを単に短くしたのではなく、若干テーパーのつけ方が違う気がいたします。いぜれにせよ満足のいく投げ感でございました。

これからご購入予定の方にはこちらのスカジットショートFヘッドの方がいいと思います。

またラインシステムの仕上がり、ボディー+TCティップでも全長がかなり短いですから、スカジットシステムには13ft前後の全長の各番手ロッドの方が投げやすいと思います。

今回使いました弊社ロッドは2本とも伝統的なスペイキャスティングスタイルでロングベリーラインまで振れる全長です。長めのロッド使用の際には”アンカー切れ”にご注意です。

新しいラインやヘッドのインプレは本当に楽しいですね。今後もよろしくお願いいたします。

 

 

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本日のラインインプレッション!!!~Cadence IAN GORDON SHOOTING HEAD ~

2022年11月24日 | ラインインプレッション

本日のラインインプレッションです。

以前から気になっておりましたライン群がございました。それは日本でもおなじみのスコットランド、Ian Gordon 氏のプロデュースするCadence fly line 群です。

しばらく前にIanに送ってもらっておりましてライン(ヘッド)のインプレをしておりました。

 

ロッドマッチングを考えて、ネコ使いネコを持っていきました。ネコ使いにはドンピシャ、ネコには少々軽いのでこれより上のスペックがいいですね。

ご参考のサイト⇒こちら!!!

 

今回、手にしたのは IAN GORDON SHOOTING HEAD LINE の#7F  494gr  32g  長さは39ft です。スペイの本場のヘッドです。

振ってみた感覚はかなりスムーズで”スペイテーパー”だな! と実感できる素晴らしいものでした。実践でも練習でもかなりのパフォーマンスを発揮してくれることと思います。

同スペックの他社様のヘッドと比べて長めなんですが、この長めであることが有益だと思っております。シューティングヘッドというくくりになってますがドッカン系の飛び方ではなく、スペイラインの綺麗で優雅な飛び方をしますね。その分、細めのテーパーを持っておりますが、振っていて抜群に楽しいです!

 

フライラインもヘッドで1万円前後、フルベリースペイラインは16,000~20,000円前後と物凄い値段になってきました。

皆様がお持ちのロッドとのマッチングを考える時に行き当たりばったりで購入できる価格を超えております。

高価なラインはもう試しぶりしてから購入する時代になってきたと実感します。少しでも自分が触ることで皆様がご自身に適切なラインを選択できましたらと思います。

今後もよろしくお願いいたします。

 

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本日のラインインプレッション!!!~BRIDGE SPEY LINE~

2022年07月01日 | ラインインプレッション

本日のラインインプレでございます。

2年?くらい前から気になるライン群がございまして今年の初めにCanadaから取り寄せてみました。振り始めてからかなり時間は経っております。

Canadaのスペイキャスティングのエキスパートであります Tim Arsenault 氏のブランド、BRIDGE SPEY のライン群です。

 

今年の2月に来ましたTributary の475gr  40feetテーパーが抜群で弊社 ネコネコ使いに抜群のマッチングでございます。このままリーダーを付けて振ります。

ネコネコ使いにはWintertideの400gr にシンクティップ100gr程度を装着しまして大変シングルスペイ、スネークロールがやり易いラインシステムになります。

 

 

 

大きく3つのカテゴリーがございまして、Mainstem、Tributary、Wintertide となっております。

*Mainstem (本流) は比較的長い全長を持ちますフローティングのヘッドです。

*Tributary (支流) はやや短いフローティングのヘッドです。

*Wintertide (冬季) は短くて先端に100gr 以下のシンクティップを付けて使います。

 

 

インプレ動画ではWintertide 475gr にOPST コマンドティップ96gr を付けて、ネコネコ王で振ってます! 楽しいですね。同時にドリフト感をチェックします。これ大変重要だと思っております。

 

最初のTributaryの475gr の印象があまりにも良かったことでWintertide も取り寄せてみました。Wintertideは100gr以下のシンクティップを付けて使います。そしてそれがシングルスペイでのキャスティングでの使いやすさを意識したものであったことが本流の実釣りでシングルスペイ、スネークロールのエアボーンアンカーを多用する自分は興味津々でございました。

振ってみた印象はシングルスペイで抜群でございました!

WintertideはあくまでもウインターランのSteelheadを意識したもの、また全てのラインのパッケージにデザインがありますように”Made to reach anadramous fish" (遡上魚)ということでロッドは比較的高番手になってきます。

 

しかし、振っていてものすごく楽しいラインでございました。実釣で自分が多用しておりますSA アトランティックサーモンシューティングヘッド群、スペイキャスティングのスキルアップに欠かせないBALLISTIC VECTOR , VECTOR XL と並んで自分に必要なライン群に仲間入りでございます。

国内では高番手スペイロッドの出番が多い地域、また北の大地での大本流での大物をスペイキャスティングで目指す方々には魅力的なライン群かと思います。

自分の近所では中々チャンスはございませんが本州のサクラマスFFで使ってみたい、そう思わせるラインでございました。

簡単ですが1年ぶりに動画も撮りました(iPhoneを立てかけて撮っただけです💦)のでイメージとして見ていただけたらなと思います。

 

 

 

 

 

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本日の考察!!!~リーダーにつきまして~

2021年06月02日 | ラインインプレッション

本日、急遽、リーダーの簡単な考察などしてみようと思いました。FB 友人の方が昨日、リーダーについての投稿がありましたので、自分もあくまで私の経験したことによる考察?です。

 

今日現在、自分が信頼して国内本流、湖で使用しているリーダー、ティペットです。

 

 

自分は決して使わないメーカーのリーダーがあります。なぜ使わないのか。
このリーダーが市場に出回り始めた時、店頭で買ってすぐ中禅寺湖で使いました。もちろん新品です。
そのシーズン1番であろういい魚をかけてファイト最中に絶望的な''ふっわ〜"と軽くなりバレた感覚が。『バレたー、』って残念がってフライ点検しようと思ったら、リーダーの全長の半分くらいのところから切れてました。フライはリーダー直結です。
そしてすぐリーダーをこのメーカーのまた同じ新品に取り替え、釣りをし、また魚をかけましたが先ほどのお魚程ではありません。しかし今度はリーダーの先端から50センチくらいのところからファイト中にまた切れました。明らかに生産不良だと思います。
そんな経験がございます。
 
 
また、色々なメーカーで同じリーダーでも買った時期が違うだけで同じはずの太さが明らかに変わっている品物があったことがありました。けっこう品質管理にはシビアでない可能性があります。
 
もしかすると皆様がリーダー切れ、ティペット切れなどバラしたお魚の中にはこういったことが原因の場合もあるのかもしれません。
 
こういったことに含めて確実に紫外線劣化はすると思いますので、色々気にして使っていただく方がいいかもしれません。
 
皆様が自分のようにそのシーズン1番の大物を失わないよう、記事にしてみました。
 
釣りシーズンも様々なフィールドでピークのシーズンになってきております。少しでも今後のご参加になれば、と思います。長文、失礼いたしました。
 
 
 
 

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本日のラインインプレッション!!!~SA アトランティックサーモン FLOAT-R~

2021年04月28日 | ラインインプレッション

本日、急遽、少々時間が出来ましたので、急ぎ鬼怒川へ行って今月ティムコ様から発売になりました SA アトランティックサーモン FLOAT-R #7/8  460gr を振ってきました。

ロッドはネコ使いですネコ使いのお話はこちら!!!

今日、ヘッドを手にしましたが、短時間しか時間が無いので一番目当ての#7/8 460gr を振ってきました。

 

 

ロッドはネコ使いです。スペック的には460gr の上の520gr も合うと思いますが、やはりこちらの460gr で十分、というより最適でございました!

シューティングラインはすでに生産終了になってますが、アクロン モノシューター45lbです。

 

 

軽く投げても十分な飛距離です。相当早い流れが出来ていたのでスイングの状態もしっかりチェックいたしました。

 

 

動画撮影でもしようかと思いましたが時間が無い中で振りたくて振りたくて、さっくっと振ってきました。

以前、このシリーズのサンプルをお借りした時のインプレも上げてあります。この時は今日振りました460gr は無かったので今日は460grだけです。

 

 

持ち出す前にテーパー検査して、長さ、重量を計ってみると、実質重量が29グラム、約450gr でございましたが何の問題もなく、気持ちいいインプレになりました。

このまま使うのも良し、改造するにもいじりやすいスペックですね。少し長くなってテーパー見直ししたこのヘッドですがこのままキャス練にも使えると思います。

私感ですがアンカーを安定させる、またシュート時に極端にベリー後端が下がらないシュートをするには少々テクが必要かと思いますが、エキスパートの方々は慣れるだけで大丈夫だと思います。

かなりのパフォーマンスを発揮してくれるヘッドだと思います。皆様もぜひ振ってみてください!

 

 

 

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本日のラインインプレッション!!!~SA サーモン/スティールヘッド用スカジット ~

2021年01月22日 | ラインインプレッション

本日、ティムコ様からお借りしました2021年新製品 SA サーモン/スティールヘッド用 スカジットのインプレに行ってきました。

長さ、重さ、テーパー検査をして試しぶりです。

左がインター、右がフローティングです。

今回、自分はインターボディーの重い方を振りたかったのですが出払っていたため、420gr のフローティングとインターに120gr S2/S3ティップを装着し比べてみました。

*インターの全長はフローティングよりも30cm短くなっております。トータル重量が540grなのでロッドはネコです。ネコのお話はこちら!!!

 

 

重い方のフローティングボディーを振るためのロッドはネコ王ですネコ王のお話はこちら!!!

フローティングボディ510gr + SA S2/S3  120gr  TCティップで合計630grでかなりいい感じでございました。

 

 

今回のボディーの特徴は”テーパー"がはっきりと着けてあります。黒い方が後端になります。

 

 

フローティングボディー420gr + SA S2S/3 120gr TCティップ装着で計540grでのキャスト後の状態!

 

今回のSAサーモン/スティールヘッド用スカジットの詳細はこちら!!!

 

 

今回、振ってきた感想はあくまでも私感でございますが、

①テーパーをつけたことで接続ティップの重さ、長さ、シンクレートで投げ感がより変化しますね。その分、接続ティップとの相性に注意した方がよりいいと思います。

②いわゆるスカジットの”がっつん”系の飛びよりもマイルド。

③期待していたインターボディーは思ったより沈みが早く、これは良かったです!(以前にインプレしましたスカジットインターの記事はこちら!!!)

 

今回のシリーズは高番手?に合わせた重量選択になっているため、420~600gr のシリーズになります。

雪代あふれる本流で皆様のお目当てのフィールドに合わせて使ってみてはいかがでしょうか。

ぜひ、インターボディーの重い方を機会がありましたら振ってみます。

 

また、しばらく弊社にお借りしております。こんな状況でございますが近所のネコの会の皆様、お貸しいたしますので振ってみてください!

フローティングボディーは420gr, 450gr、 480gr 、510gr、 540gr 、600gr 。

インターボディーは420gr のみとなっております。

よろしくお願いいたします。

 

 

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本日のラインインプレッション!!!~2021年新製品 SA アトランティックサーモン FR ~

2020年12月11日 | ラインインプレッション

本日、時間が出来たのでティムコ様から先日お借りしましたSA アトランティックサーモン F R のインプレに行ってきました。

長さ、重さ、テーパー検査をしてからチョイと試しぶりです。

ロッドは520grにネコ、400grにネコネェです。

 

 

・SA アトランティックサーモンFR 520gr・・・右手上シングルスペイでネコでキャスト!シューティングラインはテクスチャードですね。

ロッドはネコです。ネコのお話はこちら!!!

 

 

・SA アトランティックサーモンFR 400gr ・・・左手上でシングルスペイでネコネェでキャスト!ネコネェのお話はこちら!!!

 

 

今回はリールに巻いてある状態でお借りいたしました。SA アトランティックサーモン F R の詳しいスペックはこちら!!!

注意・・・なお、今回のものはサンプルですので、市販されるものと色合いが違ってます。

 

以前のショートではないフローティングヘッドとテーパーのつけ方が変わっております。

今回のヘッドを振ってみて真っ先に感じたことは、”以前のものよりアンカーが安定しやすい”、このことに尽きますね!

 

以前のフローティングヘッドはどうしてもベリー部の太さと先端付近のテーパーの関係でスイープからアンカーが入る時、”先端が暴れる”感じがあり、そこを自分のスキルでカバーしておりました。

今回の品物はそれほど気を使うことなく、アンカーが安定することで振りやすく、ターン性能もいいですね。

 

Wハンドを始めてみたいという方の練習には今のショートタイプよりもこちらの方がスペイキャスティングスキルを覚えるには間違いなくいいと思います。

ショートタイプより長くなっています。それでもまだまだ短い部類のヘッドになります。スペイキャスティングの基本的なスキルアップや上級者にはもっと長くてもいいかなとも思います。

いずれにせよ、SA アトランティックサーモンシューティングヘッドの良さ、ポテンシャルは継承されておりますね。

またまた楽しみなヘッドでございました!

なおリールごとしばらく(2020年12月20日くらいまで)弊社で借りてますので、振ってみたいネコの会のネコ、ネコ使い、ネコネェをお持ちの皆様、お貸しいたしますのでご連絡ください。ぜひ振ってみてください!よろしくお願いいたします。

 

 

 

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本日のラインインプレッション!!!~2021年向け SA アトランティックサーモン シームレス F/H ~

2020年11月05日 | ラインインプレッション

本日のラインインプレッションでございます。

って、ティムコ様から弊社にサンプルが来たのは2020年 5月22日でございました。半年前のインプレになります。

商品名も決まりましたようで、SA アトランティックサーモン シームレス F/H (フローティング/ホバー) でございます。

ロッドはネコです。ネコのお話はこちら!!!

手元にお借りできましたのは、460gr でしたので、弊社ネコでのインプレを行いました!

 

2種類のサンプルヘッドが来まして、全長は同じでホバーの部分の長さの割合違うAタイプとBタイプということ、本製品はフローティング部分の色合いが変わるらしいです。

 

投げてみて先端具合のホバーの沈み方、ホバー部分とフローティングの接続部分、フローティング部分の観察とチェック、そしてそれぞれのドリフト感をチェックしました。

 

このヘッドの狙いとして湖などの最盛期に表層でのウエットの釣りやモンカゲニンフの釣り、また本流でのウエットフライやストリーマーの水面直下を意識したヘッドだと思います。

 

あくまでも私感でございますが次のような長所が考えられると思います!

①湖の止水などではフライの沈下をゆっくりと行うことができ、水面だけではなく、直下を意識したお魚へのアピール度合いが高く面白い。

②本流ではフローティングで行うウエットフライなどの釣りで白波(リッフル)がきついところではリーダーが白波によってはじかれてしまうことを先端のホバーセクションで防げる。

などなど。

水面直下の釣りをよりやり易いタイプのヘッドだと思います!またホバーセクションとフローティングの接続セクションにはSA独特の技術が使われております!

 

上記のようなことを考えながらのインプレでKⅡ川上はBタイプが良かったとティムコ様に伝えております。

 

このヘッド、本流でも湖でもいわゆる“サマーシーズン”といいますか、お魚のピークのシーズンのヘッドだと思います。

ぜひ、来シーズンには皆様の追加の1本としてストックにあってよろしいかと!

 

今日、やっとティムコ様から許可?がでてBlogにて紹介させてもらってます。約半年以上かけてメーカー様もテストしております。

短時間で行き当たりばったりで発売しないメーカー様のその姿勢、大切で多くのアングラー様の支持を得るためにも必要だと考えます。

来シーズンが皆様にとって安心してフィールドでご活躍いただける釣りのできる状況になればと思います!

 

 

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本日のラインインプレッション!!!~BALLISTIC Trout Spey Line ~

2020年08月04日 | ラインインプレッション

本日、Lift様からお借りいたしましたBALLISTIC の新製品のサンプル、この秋に発売? Trout Spey の250gr と 300gr をお借りいたしました。

楽しみにしておりましたので、早速、短時間ではありますが振ってまいりました。しっかし、暑い日になりました

 

フルベリーフローティングのシングルハンドスペイライン、という位置づけになるようです。お借りしたサンプルはVectorシリーズと同じ色合いになってます。

シングルスペイ、スネークロール、オーバーヘッドで振ってきました。どのキャスティングでもOKです!

 

 

 

ロッドは250gr にネコジャラシ、300gr にはチビネコです。チビネコのお話はこちら!!!

勝手な想像でございますが250gr はシングルハンド規格で#6/7 、300gr はシングルハンド規格で#7/8、スペイロッド規格で#4/5程度だと思います。

 

 

 

今日は水量が多く、しっかりとスイングの状態までチェックできました!フライではなくヤーンが付いてます。

 

 

投げ感は自分のように本流でシングルハンドロッドでもWハンドスペイロッドでもエアーボーンアンカー(シングルスペイ、スネークロール)を多用するアングラーには十分、満足いくアイテムになっておりますね!

何社かのフルベリーフローティングのシングルハンドスペイラインを振ったことがございますが、今回のものはかな~りレベルの高いアイテムですね。

これ、使いたいです。どちらもベリーの長さが12m30cm~12m40cmくらいになっておりますので、これもエアボーンアンカーキャストバリエーションに適している理由です!

 

発売時に50gr 刻みで250gr  、300gr 350gr? と発売になれば日本の本流事情に適合し、シングルハンドロッド、スイッチロッド、低番手スペイロッドなどのスペックにも合ってくるのかなと思います。

 

いずれにせよ、まだ日本に上陸したばかりですから、ラインスペックの情報、価格帯などこれから発表になってくるでしょう。

秋のど本流でのまた楽しみが増えました。あちこちの本流のウエットスペイのポイントが脳裏をよぎります。

楽しみに待つことにいたします。

 

なお、250gr と 300gr、リールごとしばらく私の手元にございますので、ネコの会の皆様、お時間ありましたらお盆休みにでもお貸しいたしますので試しぶりしてきてみてください!(Lift様の許可を得ております。)

よろしくお願い申し上げます!

 

 

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本日のラインインプレッション!!!~バリバス DH SALMON リーダー~

2020年02月20日 | ラインインプレッション

本日のインプレです。ラインやヘッドではありません。バリバスさんから発売になりましたDH SALMON リーダーです。

ロッドはネコネェを使用しました。ラインは大好きなBallistic Vector XL #56  450gr  フルベリーフローティング スペイラインです!

ロッドとラインの相性はバッチリです! ご参考にこちら

この組み合わせで行いました。

3種類のテーパーがあり、それぞれの品物のパッケージの裏に説明書が記載されております。

 

FHT(フロントヘビーテーパー) にウォディントンシャンクの45mmを結ぶ予定を変更し、20mmにいたしました。サンプルに2Xリーダーがあっためです。

 

TAT(トライアングルテーパー)に同じく、20mmウォディントンシャンク。

 

SST(スペイシェイプテーパー) に同じく、20mmウォディントンシャンク。

 

 

2、3度のロールキャストとシュートでターン性能をみてみました!

 

実は振る前から一番よく感じるものはこれだ~と思っていてそのとおりでございました。それは手元にきました太さのリーダーがそれぞれ太さが違い、0X、1X、2Xと全長は同じでも違っておりましたので、各リーダーが持つテーパーの違いより、太いリーダーが一番よく感じるだろうことは容易に予想できました。太さといっても細い直径に0.~ミリ単位の中でテーパーをつけているわけです。ターン性能を良くすることはテーパーに関係なく太い方が有利でございますよね。今回は0XのTATが一番よく感じました。

 

自分が試してみたいと思ったのには夏場の本流の真昼間暑い中、釣りなどしている方がいない状況でもレインボートラウトはスティールヘッドで通用するスケーターフライに反応し、釣果を上げることが近所の釣り場できております。この釣りをするには今まで12ft のリーダーにティペットを足して、全長を18ft~19ft くらいにして水面でフライを滑らせてました!

上記のスケーターの釣りをするために長~い1本物のナイロンリーダーが欲しかったため、このリーダー群は今シーズン使ってみたいと思いますね。

 

自分は本流、湖でも釣りをする時には9割方、ナイロンリーダーを使用しております。(価格の問題ではありません。) 某メーカー様から一昨年、フロロカーボンリーダーをたっぷりとご提供いただいたので時々中禅寺湖の釣りで引っ張りの釣りで最近使っております。

 

何十年も前から使っているリーダーはバリバスさんのオールパーパスナイロン。そしてここ数年、あわせてティムコさんのスタンダードナイロンを使用しております。。リーダーの長さは基本的には9ft か 12ft です。

 

 

結び目のない18ftリーダー、いいですね!今年は楽しみがたくさんあります。

 

 

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本日のラインインプレッション!!!~SA 中禅寺SP 400gr & 460gr シャローキット 及びディープキット~

2020年02月19日 | ラインインプレッション

本日のインプレです。先日、ティムコ様から発売になりましたSA 中禅寺SPの400grと460grのシャローキット、ディープキット のそれぞれを振ってまいりました。

ロッドは400gr にはネコネェ、460gr にはネコネコ使いです

ネコネェのお話はこちら!!!ネコ使いのお話はこちら!!!ネコのお話はこちら!!!

持ち歩くためにシャローキット、ディープキットをまとめました。使用する付属ティップは400gr も 460gr も共通だからでございます。

 

400gr と 460gr のそれぞれ全く問題ありません。開発段階でのサンプルなど自分は全く触っておりませんでしたので楽しみにしておりました。

先に発売されているそれぞれの番手(gr:グレイン)のSA アトランティックサーモンDH ショートとの比較になってしまいますが、全体を通して感じたことはシュート時の飛行姿勢は何シーズンか使用して慣れているせいもあるのでしょう、SA アトランティックサーモンDHショートの方が1本物で出来ている(ジョイントループが無い)ためか飛行姿勢はいいように感じました。

こちらのシリーズは付属シンクレートのティップを取り換えながらの組み合わせでそのリトリーブレンジを容易にチェンジできることができまして、”よりスムーズに釣るためのヘッド”だなという印象です。

また自分が感じたことは本流での釣りにこそ、このシリーズはその良さが出てくるんじゃないかと思います。

 

ネコ使いに460gr シャローキットボディー+ディープキット S6 ティップ!

 

 

ネコに460gr ディープキットタイプⅡボディー + ディープキット タイプⅢティップ !

 

 

両セットをお持ちの方は上記のようなシャローボディー+タイプ6ティップ の組み合わせもできまして、これも投げてきました。この組み合わせ、間違いなく本流でかなりいいと思います❕

 

中禅寺湖で釣りをしていて、ヘッド全てを交換するよりもティップのみの交換で済みますし、多彩な組み合わせで良い釣果につながるかもしれません。また交換時間のロスも短時間、その手間が軽減されることが確実ですね。

もうすぐ解禁の中禅寺湖で、そして本流での釣りにぜひとも使ってみてください!

自分も4月に中禅寺湖釣行の際には460gr のディープキットを使用する予定でございます。

 

 

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本日のラインインプレッション!!!~SA スカジット フレイトライナーインタミヘッド & OPST コマンドグルーブ~

2020年02月18日 | ラインインプレッション

本日のラインインプレでございます。

ロッドはネコ王ですネコ王のお話はこちら!!!

それぞれグレイン数を近いものでティップを共通にして振ってきました。両方ともインタミ系スカジットヘッドです。

 

・① SA フレイトライナーインタミヘッド 480gr(6.7m) +TC ティップ 120gr 12ft  S2/S3

・② OPST コマンドグルーブ 475gr(5.5m) +TC ティップ 120gr  12ft  S2/S3

 

ロッドに合わせて600gr に近い重量にていろいろなキャスティングバリエーションで振ってきました。

それぞれに特徴がありましてかなり面白かったです!

 

両方とも飛距離に関してはこれまたびっくり、軽快にディスタンスキャストを簡単に決めることができます!想像を絶する飛距離でございました。

①のほうが本流でのスイングからのリトリーブフィッシングでは装着ティップとの一体感が感じられます。

②のほうは本流でのスイング自体に重点を置いた釣りが楽しめるようなドリフト感があり、これまた好感が持てました。

 

どちらでも大きいフライを遠くまで運ぶのには支障のない素晴らしいヘッドでございます。大本流のサクラマスFF、アトランティックサーモンフィッシングで使ってみたい、そんな気にさせてくれるヘッドでございました。

 

 

また、インプレについてよく聞かれることがありますのでちょっとした注意点です。

こうしたインプレの場合はキャス練とは違いますので何回も投げることはいたしません。

そのラインやヘッドに慣れてしまうと次のラインやヘッドを振るときに先に振ったラインやヘッドの感覚が身体からすぐには抜けなくなるからです。

 

ラインやヘッドの特徴をつかむのにはロールキャストで2回でその特徴を把握し、様々なキャスティングバリエーションでシュート2回しか振りません。それで十分です。

複数の重量のラインやヘッドを振るときは必ず”軽いものから順に”振る事、これが重要です。番手ももちろん、シンクレートもF⇒インター⇒S2⇒S4などなどの順番です!

 

1本のヘッドやラインを長い時間振るとき、これはロッドとラインやヘッドのバランスがとれているからこそ、キャス練にもなりますし、そのタックルバランスにも慣れることになる、と自分は考えております。

???なヘッドやライン、また???なロッドで、なんかうまくいかないな~、と長い時間振る事についてはキャスターやアングラーの皆様に苦労させるばかりで、有益なことはあまりないと考えております。

 

こうしたインプレを載せることができるラインやヘッドは各メーカー様が力を入れて作り出した、いいのものだからブログに載せることができるわけで、あまりにも???なものは全く載せることができません。毎年かなりのラインやヘッドを振っておりますが、載せなかったその数、とんでもない数ございます。

自分は飛び感や投げやすさはもちろんですが、実釣の立場から考えて”使えるもの”しか載せてません。

ラインやヘッドは数千円~1万円前後、またそれ以上の金額になるわけで高額でございます。仕事柄、様々なラインやヘッドを触る機会のある自分がインプレすることでお金が無駄にならないよう(その分のお金をぜひ釣行費にしてフィールドに行っていただきたい!)各アングラーの皆様の目的にあったラインやヘッドを探す選択肢の一つのご参考になればという気持ちでインプレしております。

今後もよろしくお願い申し上げます!

 

 

 

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本日のラインインプレッション!!!~SA スペイライト スカジットヘッド インターミディエイト~

2020年02月17日 | ラインインプレッション

本日、午後になって少々時間ができたのでインプレのため、短い時間ではありますが鬼怒川へ行ってまいりました。

少々、思うところがございましたのでそれに合わせた実釣に向けたインプレです。

ロッドはコネコです。改めてこのロッドの凄さも感じてきました。

曇って河原は風が強く、かなり寒かったです!

 

コネコに合わせたインタミスカジットボディーセクションで、300gr  と330gr  に90gr シンク2/3 ティップを装着し投げてまいりました。

・① 300gr のボディーの長さは15.5ft (4.7m) +ティップ 12ft 90gr S2/S3

・② 330gr のボディーの長さは17ft (5.2m) +ティップ 12ft 90gr S2/S3

でございます。ティップは共通にしてのチェックです。

 

様々なバリエーションキャストで試してみました。

どちらでも大丈夫なんですが、①の組み合わせのほうが飛んでいく時のループの安定感が出てきます。

なぜ今更インプレしたかと申しますとこのSA スペイライト スカジットヘッド インターミディエイトを弊社の他のロッドで自分が使ってみてかなりいい感触を持ったので、そのマッチングを試してみたくてのインプレでした。

自分の思い描いている頭の中にあるあのフィールドで釣るために試してきました。

ぜひ、皆様、このインタミスカジットシリーズは安定感あるシリーズになっていると思います。皆様のロッドのスペックに合わせて1本、ぜひ使ってみてください。

本流でのストリーマーフィッシングのステージで大きな武器になるかもしれません⁉。

 

 

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本日のラインインプレッション!!!~SA アトランティックSH&SWT S3/S4 シンクレート~

2019年12月05日 | ラインインプレッション

本日、ティムコ様から来春発売になりますSA アトランティックサーモンショートSHとSWTの追加シンクレートのS3/S4を振ってまいりました。

ロッドはコネコチビネコネコジャラシです!

 

それぞれのヘッドの準備開始!

 

各ヘッドのスペックによってロッドを選択していきます。インプレの時は様々な使ってみたいポイントが頭に浮かびます。

 

今回は単一シンクレートでございましたので、いつもよりは各ヘッドの印象を消して次のヘッドを

振るのにさほど戸惑いませんでした。

一度に何本もやると混乱いたしますので何日かかけてのインプレになりました。

S3/S4 は同一番手の他の製品より短く仕上がっておりまして、投げ感、ターン性能がアップしております。

自分は単にシンクレートを重くするというよりも、スイング中の流れの中でターンスピードをゆっくりにする効果も期待しております。

湖の引っ張りでも活躍しそうですね!ぜひ、来年のためにまずは1本、ご自分のメインロッドにあわせて用意してみてはいかがでしょうか。

自分も何本か準備いたします!きっと投げ感には多くのアングラーが満足いくものだと思います!

 

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