写真は左岸からのシングルスペイ(右手上グリップ)での釣りです。Steelhead が掛かっております。釣れましたSteelhead 98cm です。
*スペイキャスティング ベーシックバリエーション*
(川の右岸、左岸とは下流を見て右、左です。これは釣りだけでなく、広く社会通念として行き渡っております。)
*左岸にいるときのバリエーション。
①シングルスペイ⇒右手上グリップ→自分の上流からのプレゼンテーション。
②Cスペイ⇒右手上グリップ→自分の上流からのプレゼンテーション。
③Wスペイ⇒左手上グリップ→自分の下流からのプレゼンテーション。
④スネークロール⇒左手上グリップ→自分の下流からのプレゼンテーション。
上記は風が全くない状態ならば、どれを実釣で選択してもかまいません。
注)風がある時。
・左岸にいて風が下流から吹いてくる時。⇒上記①か②を選択します。
・左岸にいて風が上流から吹いてくる時。⇒上記③か④を選択します。
*右岸にいるときのバリエーション。
⑤シングルスペイ⇒左手上グリップ→自分の上流からのプレゼンテーション。
⑥Cスペイ⇒左手上グリップ→自分の上流からのプレゼンテーション。
⑦Wスペイ⇒右手上グリップ→自分の下流からのプレゼンテーション。
⑧スネークロール⇒右手上グリップ→自分の下流からのプレゼンテーション。
上記は風が全くない状態ならば、どれを実釣で選択してもかまいません。
注)風がある時。
・右岸にいて風が下流から吹いてくる時。⇒上記⑤か⑥を選択します。
・右岸にいて風が上流から吹いてくる時。⇒上記⑦か⑧を選択します。
自分やロッドに対して安全第一のために常に風下側からのキャスティング、フライのプレゼンテーションが要求されるわけです。
またこのようにも覚えられます。シングルスペイといったら、右岸、左岸どちらにいようが、上流側の腕のグリップが上手になります。(Cスペイも同様です。)そして自分の上流側からフライをプレゼンテーションし、釣りをします。
Wスペイ、スネークロールといったら、右岸、左岸どちらにいようが、下流側の腕のグリップが上手になります。そして自分の下流側からフライをプレゼンテーションし、釣りをします。
例えば、右利きのAさんが左岸で釣りをする場合(風は無風と仮定します)、シングルスペイを選択しました。この時、右手上グリップとなっております。しかし、魚が釣れないので移動し、今度は右岸のポイントに入りました。(風は無風と仮定します)Aさんは右利きなので、右手上グリップとなるWスペイで釣りをしました。
さて、Aさんと一緒に釣りに行った友人のBさんは左利きです。左岸のポイントでは左手上のWスペイ(風は無風と仮定します)で釣りをしました。その後、Aさんと一緒に右岸に移動し、シングルスペイで釣りをしました。(風は無風と仮定します)この時、Bさんは左手上グリップ、となっているわけです。
また、この右岸、左岸のキャストで右手と左手を入れ替えて、ラインに同じ動きをしたものが”リバースの~”となるわけです。ただし、左右両腕の切り替えができるアングラーはあえて”リバースの~”の必要性は低くなります。
右利きでも左利きでもそれはあくまでアングラーの都合だけでございます。ロッドやラインには関係ありません。世界中のスペイキャスターが基本としていることでございます。
釣りシーズンには湖のみの釣行の方もこういったことを覚えていただいて全く損はございません。オフシーズンにこそ、このようなことをご理解の上、本流で練習することでその方のスキルは確実にアップし、湖はもちろん本流でも世界中で困らないスペイキャスティングが身に付きます。
そういった練習をオススメしたいこの頃でございますm(_ _)m。
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