凄すぎるシナリオ
やはり奈須きのこさんは天才
まだここまでのシナリオを描ける、才能の枯れなさが凄い
もう凄いとしか言えない
感情が洪水となってまとまらないからとりあえず
最高だった部分
キャストリアと村正のシナリオと
ランスロットとオーロラとパーシヴァルそれぞれの愛について
シナリオの大筋としては直前の妄想記事からそうブレない感じだった
キャストリア3臨はキャストリア+モルガンのフュージョンって予想はたぶん外れてる?
いやでも、キャメロットのロンゴミニアド起動にモルガンが絡みそうだからモルガン自身の出番はワンチャンであるとは思う
トリスタンも
まず、妖精国の妖精たちの醜悪さよ、、、
ヒトのように描かれる妖精たち
そんな中でも、美しい妖精は確かにいるわけだけども
「その日、運命に出会う」
fate snのキャッチコピーである
士郎目線でセイバーに出会う
士郎という続く未来を守るために、セイバーが守り消えて旅立つ
黄金の別離の物語
6章で、SNの対となる物語を描くか、、、と
そのエモさにやられた
士郎、貴方は私の鞘だったのですね。がfate sn
村正、貴方は私の剣だったのですね。が6章
くしくも、立ち位置は真逆
キャストリアの未来を護るために、エクスカリバーを鍛造して消えていく村正
キャストリアにとって、彷徨える吹雪の中
煌く星の存在があった
ついぞ、その星の正体は掴めなかったが
最後になって気づく
その星は、村正だったのだと
(訂正、最後までクリアしてわかりましたがキャストリアにとっての輝ける星の正体は主人公を指していた。村正はキャストリアを星のもとまでたどり着かせるための送り人)
運命に出会い、星は生まれ、物語が誕生する
逆説的に立証される聖剣の物語
もし、キャストリアがエクスカリバーになる運命を諦めていたら
汎人類史の少女、アルトリアは生まれなかった
聖剣の存在しない人類史による、1人の少女の日々の約束
卵が先か、鶏が先かのパラドックスになりそうだけど
汎人類史のアルトリアが騎士王になる運命を作り上げたキャストリア
その人類史の構築が「星の生まれる日」のタイトル回収だと考察します
この「星」とは汎人類史の歴史を指す
なんというか、fate snをプレイしていたものに突き刺さる要素が多すぎて感動する
ラン子とオーロラの出会いは士郎と切嗣のセルフオマージュだし(ガワが同じだけで中身は全く別物だけど)
キャストリアがエクターにナイフを振りかざすシーンはHFの桜にナイフを振りかざす士郎を思い出す
妖精国の妖精たちは、純真無垢な存在である
汎人類史の人類は「お利口」だから悪意や善意の心理構造も複雑だけど
大半の妖精は幼稚園児くらいの道徳観しか持たないために無垢なる悪意が蔓延る
簡単に騙すし騙される
妖精が仮に汎人類史にやってきても、食い物として潰されるだけで終わるだろう
楽園の妖精が「妖精国を滅ぼす為にやってきた存在」というのは伏線は張られていたけど読みきれなかった
というのも、巡礼の鐘を鳴らすのが罪を贖罪して聖剣を作り出し
セーファールを倒しうる歴史へ修正するため、という部分が複雑なため
型月設定で基礎知識としてセーファールまわりを知っておかないと、「聖剣が無いために分岐した世界」というところまで紐付けして思考できない
キャストリアもモルガンも、妖精たちの歴史を終わらせるためにやってきたのに
いつのまにか救うための行動へと指針を変えているのが泣ける
妖精眼により剥き出しの感情に晒されてなお、妖精たちの善性を捨てられなかったモルガンとキャストリア
モルガンは行動指針に、汎人類史では自分の国を持てなかったからこの異聞帯では自分の国を作り上げて女王になるんだ。というよこしまな想いは下地にあれど
立派に国を護る王になっているのが、、、
特に、トリスタン
というかバー・ヴァンシー
どれだけ善良な妖精だったんや、、、と
妖精眼を持つモルガンの目を通してみても、綺麗な心しか吐き出さなかったバー・ヴァンシー
そりゃモルガンも過保護になる
本当にモルガンとバー・ヴァンシーは幸せになってほしい
予想ではケルヌンノス周りのシナリオでモルガンとバー・ヴァンシーのやりとりがあると思っているけどどうだろう
そして、本命のランスロットの感想へ
完全にやられました、、、
もうランスロットレベル120目指します
宝具5にして良かった、、、
もうランスロットの幕間が始まってからスクショ取りまくりでヤバイ
100枚以上取ったと思う
愛ゆえに、愛を捨てる
ランスロットがオーロラをアロンダイトで貫くところもシナリオ展開として読めていました
だけど、その心理描写が想像の遥か上だったのがいい、、、
愛は祝福であり呪いである
奈須きのこさんはシナリオ展開の基本構造として
二律背反性をベースにする場合が多い
好きだけど嫌い
善だけど悪
正しいけど間違っている
陰陽の概念
光と影の合わさる境界を描くのが得意
ただたんに、悪を描くのではなく
悪の中に潜む善。あるいは善と両立する悪を描く
FGOのイベントシナリオに「実は〜が2人いた!」というものが多いのは
奈須きのこさん以外のシナリオライターがFGOのシナリオを考える際に
それが、1番きのこらしいシナリオ、fateらしいシナリオだと分析した結果だと思う
精度があまかったり、濫用するから
結構なファンからは「また実は2人いた系か、、、」と食傷気味な批判があるが
最近のイベントシナリオだけでもガラテア、クレーン、カレン
2人いた系が多すぎる
脱線したので軌道修正
ランスロットがオーロラへの愛を欺瞞としつつも、自分を形作った原初の記憶だから
それを手放せない
というのが良かった
オーロラを殺害する理由も、オーロラのためだというのがエモすぎる
ランスロットが自身の感情に対して利己的な存在だったならば、自分の幸福を追求してオーロラとの欺瞞に満ちた逃避行をしただろう
だけどランスロットは終始、オーロラの為を想い、オーロラの為だけに動いていた
オーロラが枯れないようにしていた
オーロラが汎人類史に逃げ込んだとしても、知恵のある人間相手にオーロラの見ないフリ知らないフリわからないフリは通用しない
欺瞞は見抜かれて誰からも相手にされなくなる
そんな彼女が、自分自身に嘘をつき続け、萎れていく姿を見ることに耐えられなかった
あくまでも、彼女を愛していたがために
その愛を守る為に彼女を殺す
それがすごく良かった
そして、ランスロットにひたすらにベクトルが向いていたパーシヴァルの愛
オーロラの徹底した自己愛とランスロット、パーシヴァルの徹底した他者愛
その比較が美しかった
オーロラが完全に、綺麗なキアラ様すぎてすごい
わりと日常生活に、ここまで酷くはないにせよオーロラみたいな人はいます
自己愛と自己肯定を中心に動き、事実をねじ曲げて解釈するヤバイやつ
しかも悪気がないというのが救いようがない
キャストリア村正、オーロララン子パーシヴァルのシナリオが特に良かった、、、
BGMはめちゃくちゃ良いし
マーリンはカッコいいしチートだし
むしろ29節進行度3以降からさらに物語が面白くなっていくだろうし
FGOかなり面白い
奈須きのこさんの詩的な地の文も美しい
以下、スクショをもとに感想
ラン子美しい、、、
もうレベル120にします、、、
生贄はバー・ヴァンシーだろう
ロンゴミニアドの起動にモルガンがスポットで復活しそうだし
バー・ヴァンシーの3臨がまだ登場してないから
親子のシーンが見れそうな予感
やめました
リンボを思い出した
コヤンスカヤは独自の信条があって好き
ムリアンは復讐という空っぽな動機で生きてきたから、それを果たした後は目的を失って自身の存在意義を見失なってしまった悲しい妖精
マーリンの存在でどれだけキャストリアが救われたか
グランド糞野郎のマーリンだけど、優しいお兄さん側面も際立つ
ナイフのシーンは若干HFが被る
キャストリアが自分を殺そうとするのをエクターはわかっていた
キャストリアが自分を殺そうとするのをエクターはわかっていた
わかっていて「気づいていないフリをしていた」
ウッドワスがいい奴で泣ける
モルガンもキャストリアと同じく、誰かのために自分を捧げることの出来る存在だった
この時点で村正の聖剣鍛造を確信
ラン子とオーロラ、パーシヴァルのあたりでスクショを200枚くらいとって膨大すぎて貼れないのでもうここらで控えます
ラン子とオーロラのシナリオ
最高だった
一途すぎるラン子
流石に二部6章のラン子がここから主人公ラブ勢妖精になるのは考えられないから、たぶんモルガン・バゲ子・ラン子がカルデアに呼ばれたらマスターを恋人扱いしてくるのはたんに奈須きのこさんの趣味なんだろうな、と
ラン子に恋人扱いされるのは最高なんでもっとやってください
そういえばラン子の竜因子がキャストリアに取り込まれると予想してましたが
竜因子として取り込まれたのはアルビオン本体の方でした
しかしアルビオン戦の演出がかっこよすぎて凄い
あとアルビオンがメカメカしていてカッコイイ
バハムート改?ゼロ式?
ランスロットは、今まで自分が感じていた地獄をオーロラに味わわせたくなかった
自分の心に蓋をして、嘘で塗り固めて耐えるしかなかったランスロット
その辛さは誰よりも知っている
だから、オーロラにその地獄を与えてしまうのなら我が身を犠牲にしてでも救うしかない
愛(自身の在り方)を犠牲にしてでも守りたいオーロラへの愛
このあたりなぁ、、、
目を映さないのが最高
しかもドロップアイテムが全部オーロラ鋼って、、、
まだシナリオの盛り上がりの始まりでこのワクワク感
ラストに向けてどんなシナリオが描かれるか期待しかない
ラン子のオーロラに対するこの表情が好き
最初はとうとうラン子もオーロラに愛想を尽かしたか。と早計して判断してしまったが
読み進めると全く真逆であることにすぐに気づく
オーロラが汎人類史に逃げ込んだら、それがもとになり彼女は傷ついて自分自身に絶望してしまうのではないか
それだけは阻止しないと!という表情だったのが切ない
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