たきゆの徒然日記

ゲーム、アニメなど趣味を書いています
好きな作品はMGS、COD。Fate、勇者であるシリーズ、ヘブバン

リコリス・リコイル 9話 感想

2022-08-28 02:36:00 | 日記
面白い


ちさたきはいいぞ…

冒頭の余命2ヶ月にボディブローを喰らうけども

でも、まぁこの鬱展開は克服するフラグだと信じよう



チサトとよしさんの関係がなかなかいい…



想起されるのは、fateの切嗣と士郎。そして、FGO アヴァロン・ルフェのオーロラとメリュジーヌの関係

FGOのオーロラとメリュジーヌの出会いは奈須きのこさん自身の切嗣・士郎のセルフオマージュ
というか第二ラウンドだと思っている


よしさんに命を救われたチサト
よしさんの思惑はチサトに殺人の天才としての才能を発揮させる為に

しかし、その施しを受けたチサトの感情は違った

死の間際だった自分を救ってくれたよしさん
彼から受け取った銃は、きっと同じように「誰かを救う為に存在するモノ」に違いない


救世主という、憧れを胸に抱いた

その憧れに向かって進む


その憧れが、実は欺瞞だったとしても

チサトが胸に抱いた感情自体には嘘偽りはない



こういう展開は好き


誰かに何かを授かる

授けてくれた者は実は意図している考えがあっての行為だった

だけど、授かった者は授けてくれた者の真意を知らぬまま施しを受け


その施しは自身のアイデンティティを塗り替えるマイルストーンとなり
自分自身の生き方が変わるほどに新生して、憧れを胸に抱き夢に生きる

その生き方が


致命的に間違えてしまった経緯があれど、その結果には間違いはない


そういう奈須きのこ節全開の展開が



イイ


相変わらず、ホモぉ〜なよしミカ

バスローブシーンまで描いて、チサトを私たちの娘扱い

これは完全にホモォ〜です


それに負けじと距離を詰めていくたきな


なんというか、冒頭の余命2ヶ月宣告で一気に前後不覚に陥ってしまった


正直、お先真っ暗というか

たきなと視聴者の感情がリンクするように作られているんだけど

まさかこれほどまでに吐きそうな感覚になるとは思わなかった

自分がリコリコに入れ込んでいるからというのもあるものの
ここまで、劇中に入り込ませる作りでアニメ製作をしていることに脱帽



この、ボディブローがなぜここまで効くかというと
それはチサトの天真爛漫さによるところが大きい


常に自分自身の寿命を受け入れていた
だから、それがすこし短くなったところで自身の生き方を変える事もなく、普段通りに過ごそうとする

この、常在臨死という死生観
だからこそ、今を生きる。やりたいこと重視という生き方
誰かを助けるために自分の才能を使うという生き方


余命が短くなったからといって、狼狽えないチサト

それを目の当たりにするたきなの感情が細やかに描写されているからこそ、胸が締め付けられる



たきなにとってもうDAへの復帰なんてどうでもよくなっていた
チサトといる日常が楽しい
だからずっと、喫茶リコリコで働いていたかった

それが叶わなくなるという突然の告白


徐々にたきなの主人公化が始まっていく


明確な課題はチサトの命を救うこと
これを目標に走り出していく



よしさんの思惑がよくわからない

才能を世界に発揮出来ないのなら潰れてしまえ、と
そう考えるならくるみが言っていたように、心臓を止めれば良かった

それをせずにリミットを早めたところに意味があるはずだが
まだ思惑は見えない



ゆゆゆ3期以降。それなりに深夜アニメを見てきましたが
どれも最終回まで辿り着けなかった

だいたい3話〜6話くらいで関心が薄れて視聴が止まってしまう


だけど久しぶりに最終回まで視聴継続確定なアニメに巡り合えた


久しぶりに深夜アニメに夢中になれて楽しかったりします



最終的に、チサトは余命2ヶ月なのか(激しい戦闘があると思うのでもっと早そう)、それとも余命二十歳なのか、それとも心疾患を克服するのか


というところですが
まだこの作品が最終的にどこをゴールとするのは読みかねているので予想が尽きません


ただ、キービジュアルと勘で判断しますが
もしかしたらたきなの心臓がチサトに移植されてチサトが生きながらえるエンディングになるのかもしれない…

まず、ハッピーエンドなのは間違いない

ビターエンドになるのかどうかなんだけど


作品の色的にビターエンドになりかねない









本心はめちゃくちゃ、チサたきで幸せになってほしい

なってほしくはあるんだけど…


いや、まぁなんらかの奇跡がおきてチサたきでハッピーエンドになる可能性はおおいにあるんだけど


ある、不安というか予想がよぎる

第3段キービジュアルに描かれている、青い彼岸花
自然界に青い彼岸花は存在しない

これは十中八九、人工的に作られた青い薔薇
花言葉は「神の祝福」
これの転用であると予測する

リコリコは作品タイトル



あるいは、公式グッズにもあるように




チサトは赤い彼岸花
たきなは青い彼岸花

がイメージされている


チサトはたきなから心臓を移植されて、第三の生を得る

それが、チサトにとっての神の祝福(青い彼岸花)となるのかもしれない



よしさんにもらった人工心臓で第二の生を得る、神からの才能(ギフト)を遺憾なく発揮する為に
第二の生では、人殺しの才能を人助けの為に使う

たきなからもらった心臓で第三の生を得るチサト
「あなたの幸せの為に生きて」と、今度は誰かの幸せのためではなく
自分自身の幸せの為に生きる



こういう展開になりそうで怖い



だけど、個人的にはやはりチサたきをずっと見ていきたい願いはあるので
この展開は却下になってほしい

だけど、このアニメがオリジナルアニメであることを考えれば
作品の整合性重視で続編を考えることなく綺麗に終わらせることを考えると

この終わらせ方は最高にエモかったりする




リコリス・リコイルという作品タイトルの伏線回収について


未だに、何を意味しているのか分からかった
リコリスが社会に存在することに対して生じる反作用か?
とか、色々考えたが
作品の軸となる本質と照らし合わせた際にどうもしっくりこない


だけど、たきなの心臓移植ネタと絡めた場合、これがかなりしっくりくる



エンジェル・ビーツですよこれは


リコリスのリコイル(跳ね返り)、たきなの鼓動を意味しているのでは?

リコイル、と銃の反動とかけているのはガンアクションアニメならではの洒落っ気?


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