たきゆの徒然日記

ゲーム、アニメなど趣味を書いています
好きな作品はMGS、COD。Fate、勇者であるシリーズ、ヘブバン

烏丸久美子は巫女でない 1話 感想

2021-03-30 09:22:00 | 勇者であるシリーズ 外典
やはり、黒塗りは巫女でない。でした
略称はかくみでいいのだろう

今回のかくみはのっけから面白い
こういう、ハプニングモノのノリのシナリオは好きです

今回の第一話も、スーパーに異形のモノから身を守る為に籠城する構図が映画の「ミスト」を想起しました

スーパーから何組かに分かれて脱出する事により生存率を上げよう。という提案はM・ナイト・シャマラン監督の映画「ハプニング」で被るシーンがあった

謎の現象により人間に自殺衝動を引き起こし、世界規模で人類を集団自殺させていくという内容のハプニングという映画
世間からは駄作扱いされがちですが、個人的には好きです
人類淘汰の現象の理由は聖書の記述に基づいた人口削減が目的か、と考察されていますが
勇者であるシリーズで「なぜ天の神が人類を滅ぼそうとしたのか」という理由に通じる部分があるかもしれない
なお、ハプニングでは人間が集団自殺する理由について明確な理由は解明されておらず
「理由なんてそもそもないのでは?」という考察もありますが

勇者であるシリーズの天の神の行動原理はやはり不明ですが、一期終了直後の非公式の制作スタッフによる設定暴露によると
人類を増長する悪とみなして粛清した。というのがベースとしてありそう

そこにバベルの塔要素などを絡めるなど


さて、かくみ本編の感想だけども
烏丸久美子さんはうひみを見る限り、倫理破綻者なヤバげの先生かな?と思っていたら
かくみ1話ラストまでは「日常生活に刺激を求める冒険者なきらいはあるけれど、その中身は人命や倫理を尊重する人格者かな〜」と

思いかけたところ


ボクっこの茉莉ちゃんに「なんで笑ってるんですか?」と指摘されるラストを見て


あー、この人ヤバイ奴だ。ってなって安心しました

個人的にはこれくらい、ズレたり飛んだりヤバい人の方が好きです
禁忌は犯さないけど、自身に刺激を与える為なら「なんでもする」って感じの人が


これも叙述トリックの一種なんでしょうが

最後の一文の「私はこの状況が楽しいんだ」がぞくっとする感じで良かった



烏丸先生の「察しがいいなこの子」のシーンはハガレンのタッカーを思い出す

烏丸久美子のバックボーンは、ありふれた人生というモノに嫌気がさして人生に刺激や快楽を求める人間

わかりやすく喩えると、大ニ病が発展したような感じだろうか


だけど、たぶん倫理は破綻してるんだろうけど人間として超えてはならないラインの線引きはきっちりしているから
在り方としてはヤバい奴だけど、行動までヤバい事をしないって感じだろう


あー、人生退屈過ぎて死にそー
なんか面白いこと起きないかなー、人類滅亡とかしないかなー
えっ、嘘。本当に人類滅亡しそうなんだけど
やだなにこれ、ちょっと楽しいかも

みたいな



ボクっこ茉莉ちゃんはかくみ内で死亡説もあったけど、生き延びて四国内にいるようで安心


冒頭に高嶋友奈が戦死というワードの字面の重さで陰鬱になる、、、


小学生の高嶋友奈ちゃんという天使が見れるのはかくみだけ!

烏丸久美子さんはロリコン堕ちしてしまうのかどうか

次回以降の3人の関係に注目!


オスカー・ワイルドの幸福の王子

ざっくりとは知ってましたが、よく知らなかったので調べてみました

幸福の王子は高嶋友奈であり、ツバメは烏丸久美子なのでしょう


純粋培養された天使、高嶋さんに絆されて烏丸先生も影響されていくことを揶揄している?

ゆゆゆ一期、二期で多少浮き彫りになった
勇者の「生贄」としての側面がかくみでは深く描かれそう

勇者とは救世主であると同時に生贄でもある
とりわけ、神世紀300年近くの勇者とは生贄でしかなかった

西暦の時代では、人々の思想や環境の違いにより、救世主として描かれる側面を強く感じる

神世紀300年は一般人にとっては争いという概念が薄い為に、大多数の幸福を維持する為に少数を犠牲にしたのが勇者システム

逆に西暦では一般人の全てが危機にさらされている為に、それに対抗できる力をもった存在として救世主の側面が強くなる


三章のテーマは善悪の天秤ということなので

純真無垢な天使、高嶋友奈が外界の悪やケガレにどう接していくか。が物語のテーマとなるだろう

人々の剥き出しの欲望や敵意、害意が描かれると予想される
それこそ、ゾンビ映画で描かれるヒューマンドラマのようなものが

その外界からの悪意から天使、高嶋さんを守る為に機能するのが
幸福の王子でいうところのツバメの役割を持った烏丸先生

天使と外界と触れていくうちに、烏丸先生にも変化が訪れる

幸福の王子を切り込んで考察した場合

それは王子の善性の成り立ちを見ていかなければならない

王子の他人を慈しむ心というのは、若くして死ぬまで宮廷外に出ることなく死んだ
という、外界の悪性に触れなかったことによるいわば純粋培養された善性によるもの


悪を知らず、ケガレを知らないからこそその身は清くあれる

天使とは善性以外を知らないからこそ清らかなものである。という考え方もある

逆に、人間は清らかなモノを知っていればケガレも知っている

善悪、清濁合わせ飲んだ上で行われる善性にこそ価値があるという考え方もある


こういう、「ケガレを知らない。悪という概念に触れてこなかったからこそ天使である」という考え方は奈須きのこ作品に多い

名前を忘れましたが、DDDに登場する黒髪ロングのヒロイン(男)とか
善悪のベクトルは違いますが、無垢であるからこそ善悪で測ることができないイリヤなど


勇者であるシリーズは、ケガレなき少女たちが外界の悪意に晒されてどう乗り越えていくのか
というのも一つのテーマに個人的に感じているので
かくみでは、1番描くのに適している時系列でもあるので
西暦に生きた人々の人間の悪意が描かれていくのでは?と予想します


烏丸久美子は◯◯ 事前情報

2021-02-27 00:59:00 | 勇者であるシリーズ 外典
そういえばこのタイトルはなんと略せばよいのだろう「かく◯?」


烏丸先生のビジュアルが判明!


パッと浮かんだ印象がこの人に近い



サバサバしていてそうな感じ



そしてなんともう1人新キャラが登場!

横手茉莉という





ボクっ子…だと……ッ!!?





なんだか、ボクっ子っていいよね、、、


いや、現実世界に一人称がボクだなんて女の子。実際にいるか?


という考察はさておき



ボクっ子はいいぞ、、、


リアルに考察すると、一人称が「オレ」の女子は小〜高校生くらいならワンチャンでいる


というか実際、2人くらい出会った


そもそも、男子が一人称で「ボク」というのは実はなかなか少ない

むしろ、公の場や仕事場で用いる方が多いくらいだろう


と、謎のボク脱線はさておき




横手茉莉ちゃんの出身地は「奈良」!!!

そして人見知りする、内気な性格



ええよね(謎の関西弁)


もうこの設定だけで、どういう風にシナリオに絡んでくるか妄想できる



まずは、奈良出身。かく◯に出演ということで当然のように高奈と絡みはあるはず

そして、当然のように黒髪ロング


つまり友奈顔特効持ち


一瞬で見えた妄想では
高奈が烏丸先生と奈良→香川へランデブーする間に出会う、もしくは以前から高奈と親しかった横手さん

なぜ、四国に来てから高奈はぐんちゃんに惹かれたか。という理由づけに後付け設定として横手さんの存在が生まれそうな気がする

そもそも、高奈がぐんちゃんに惹かれていた理由に
個人的に高奈はぐんちゃんに自分と似ているところがあるのを重ねていたからなんじゃないかな。というのがあるのだけれど
(周囲を気にして自分の本心を曝け出せない引っ込み思案なところ。ぐんちゃんはそれが災いしてコミュ症方面に向かい、高奈は一周回って過度に他人を気遣いすぎる方向に向かった)



たぶん、予想では横手さんとぐんちゃんって
どこか似ている性格に描かれるような気がする


そして、なんとなくだけど横手さんは香川にたどり着く前に星屑の被害にあって亡くなりそうな気がする

横手さんとぐんちゃんが高奈の目には重なって見えた、というのはありえそう


真の巫女は横手さん。香川に着く前に死去
なんらかの理由により一般人の烏丸先生が「巫女」を騙り大社に、勇者・高奈を導いた巫女として申し出ている
香川にたどり着いて巫女の力を失ったというよりは、もともと巫女の力はなかった
その秘密をひなたに知られていてそれが弱みとなっている

ただの一般人であることを知られては大社に居続けることはできない

とかありえそう




ちゅるっとのキャストインタビューへ

キャストの方のインタビューが載ってますが、相変わらずぱるにゃすだけインタビューというかQ&Aの返答が長すぎて、愛が重いのが好感が持てます


満開祭1回目だったか



パンフレット見つけました


ぱるにゃすのインタビューだけやけにびっしりと敷き詰められていて
実は他のキャストの方と、掲載されている文字の大きさも違って小さく印字されているんです

それだけ愛が深くて喋り倒していたことの証でもあったりします



そういえば棗役の山本希望さんのインタビューにありましたが
どうやらちゅるっとは5分アニメな模様

犬と猫、と同じ枠なら90秒でED含めて終わるアニメだとは若干思ってましたが
もしかしたらもうちょっと尺が長い可能性も?


他のキャストインタビューにも書かれてますが、ジェットコースターのように展開の速いギャグアニメ?な模様


ゆゆゆいでたびたび話題になるツッコミ派閥が輝きそうである
夏凜とか雀とか雪華とか樹やみーちゃんが


だけど、ゆゆゆをアニメでしか知らない人が大半であり
ゆゆゆいまでプレイしてる人は少ないので

ゆゆゆ一期二期しか見てない層にとっては
「誰これ?誰これ?誰これ〜?友奈が三人!?あばばばば」
となりそう


そもそも、世知辛いことを言うと
特に深く入り込んで見てなかった視聴者ならゆゆゆ二期ですら3年前?のアニメなので
友奈と東郷さんくらいしか覚えていない可能性


東郷さんは物凄い濃ゆいキャラなので、大抵の人は忘れてないと思います


わっしーは芸人、、、

勇者であるシリーズ新情報

2021-01-29 01:44:00 | 勇者であるシリーズ 外典
G'sマガジンによるとちゅるっとの放送は2021年4月に!!


となれば、大満開の章は7月or10月スタート?
1期2期に合わせるというのであれば10月が濃厚?

ワンチャン7月のもしかしたら4月でちゅるっとと同時もあり得る?

話題性の持続という点でちゅるっとを先に放送して、その後に大満開だろうか

コロナによる遅延が無ければ同時期放送もあり得たかもしれませんが、、、





そして外典三章のタイトルは「烏丸久美子は〇〇」
まさかの検閲タイトル


検閲されるという事は、大社が隠すべきだと判断したのであり
烏丸先生自体がやらかしてしまった、もしくは天の神に由来した何かがあるから検閲した


後者な気がする

だいぶん前のGマガを見返すと、テーマは「秩序と混沌の天秤」
四国外を描き時系列は星屑襲来前くらいから描くらしい



ついに人が天の神に粛正されるに至った「原罪」が描かれるのか?

いや、それはない気がする

どこまで行こうと人がなぜ天の神に裁かれるようになったか、については触れないのではないか


バベルの塔、増長する悪などのワードをチラつかせて終わり
全てを語ると厚みが無くなってしまうから、これは最後まで明かされる事はないだろうなと


たぶん無理やり理由をつけるなら、環境破壊や差別や戦争などにより害を振りまく人間に制裁をだとか

バベルの塔から拾うのであれば、人が神に近づいてしまうようなシステムを手に入れたので神の怒りに触れただとか


案外、勇者システムが怪しかったりするようなしないような
天の神が現れた後に勇者システムが出来たのか、はたまた勇者システムなんてものが生まれたから天の神は怒ったのか

勇者システムは神の力を変換してパワーに変えたり、精霊の力を利用するシステム

大社の前身がオーバーテクノロジーを開発してしまった?


あるいは神樹と人類の在り方は原子力発電をメタファーとしていたりしていなかったりするらしい


あるいは、星屑は個人的には実は白血球が元ネタだったりするのかと思っているので
人類という病原菌を殲滅するために地球という体内を駆けめぐっているだとか

四国の結界外のビジュアルは人の血管内を模しているように思ったのが一期
人という病理を取り除く白血球が星屑のように思えました



とりあえず妄想しかできないので三章の予想はこのくらいに

芙蓉友奈は勇者でない 最終話 感想

2020-12-28 01:41:00 | 勇者であるシリーズ 外典
若葉様アアアアアアアアアア!!!!




まさかの若葉様が



若葉様が登場!!



その前にゆゆゆいに花本さんと安芸真鈴さんが追加アアアアアアアアアアア!!



やったねぐんちゃん!私の勇者様対私のぐんちゃんの修羅場が見れるよ!



情報量が久しぶりに多くて若干混乱


29日の生放送の目玉として花本さんと安芸真鈴さんがドドンと紹介されるんでしょう


ゆゆゆいでの立ち絵、というかアニメ用に書き下ろされた2人のビジュアルを見て
やはり「のわゆアニメ化はある」と確信


いや、まだ妄想に留めておこう



ああ、これで花本さんがやっとぐんちゃんに会える



だけどおそらく召喚時期は丸亀城決戦あたりだろう

つまり、まだ誰も西暦勇者が欠けていない状態からの召喚

安芸真鈴も花本さんも勇者の死を乗り越えて覚悟完了してからは価値観がパラダイムシフトしたり
ある種の信念を持つようになるからもはや別人と言って過言はない



ぐんちゃんの死を乗り越えて覚悟完了した状態の花本さんにぐんちゃんと出会って欲しかったけど
さすがにそれはシリアスすぎて重たくなりすぎる


まだ「私の勇者様///」と偶像崇拝して「私なんて郡様には不釣り合い、、、」みたいに引っ込み思案になってるころの花本さんだろう



そんなカチンコチンな花本さんをゆゆゆい時空で柔らかくなったぐんちゃんが優しく迎えいれる、という感じだろう


花本さん「私の勇者様」に間違いなく、「私のぐんちゃん」という笑顔で牽制してくる姿が想像できる高奈

ゆゆゆい時空の高奈は「なんてね」に見られるように小悪魔通り越して、腹黒い怖さもあるから

これは修羅場るでぇ






そして満を辞して登場する若葉様40歳



まさか若葉様とひなたが登場するとはおもいませんでした





ヘリコプターから垂直落下して日本刀を壁に突き刺して静止して、その上に仁王立ちするという
まるで少年漫画のキャラの登場シーンみたいな感じで登場する若葉様


某シンフォギアの護国の鬼みたいなビジュアルイメージ





でしたが、直後に挿絵も有り

年齢詐欺な美しい若葉様(40代)が


ひなた(40代)が「若葉ちゃん」と呼ぶのはなんだか淫靡な響きがする


若葉様とひなたは社会を統治する者として厳格な存在感を露わにする
圧倒的な超越者感が

若葉様は勇者パワーがまだあるのかはわかりませんが、もはや人間を辞めているし

ひなたはその精神がもはや人間を超越している

だけどこの2人は心の奥底に「人の心」を保ったまま世界を守るために人である事を捨てた超人のような描写


大赦の監視網は思いの外強力な模様で「行方不明者」が少なくはない模様

四国全体の存続にとって「不要」と見なされた者は容赦無く排除する若葉様とひなた

だけど心を捨てた訳ではない

大義を成す為に身を犠牲にする

言うなれば世界の歯車と化した2人



ふゆゆは3〜4話は中だるみしましたが、5話で一気に盛り返した感じです



リリ奈と柚奈の感想に移ります


大赦、そして若葉様とひなたはリリ奈には生まれた時から監視をつけて状況をつぶさに観察していた模様

このことからも、リリ奈は因子持ちであり
柚奈は「偶然」逆手を打ったからこそ友奈と名づけられたことが予測出来る



最終的に壁の外に出る事を果たした2人


そして2人の物語はどこへ向かうのか


これは以前から予想していた、2人はお互いが共に過ごす時間に価値を見つける事に意義を見出す事により
互いが持っていたコンプレックスを解消する。という結果に落ち着いた


柚奈は壁登りをきっかけにこれまでの焦燥感や無力感を拭い去り、自分という存在の意義を新たに見つけ出すためのパラダイムシフトを果たす

壁登りをドラマチックに描き、価値観の変遷を描いたのは秀逸である


要は、あの瞬間に柚奈は「自分という存在はリリ奈の願いを叶える為に。リリ奈を笑顔にする為にある」と至った


一方のリリ奈は今回の話において、価値観が変わるようなことは無かったように見える

リリ奈にとっても、壁の外の真実を知る
というのは結果がどうであれ、一つの目標ではあったが
いうなれば自分の気持ちに整理をつけるための儀式であった

そうしないことには一歩も前に進めなかった
雁字搦めにあっていた


だけど壁の外に出るという目標を果たす事により、精神的なしがらみから解放された、という状況



ふゆゆにおいて、リリ奈の存在により大きく変えられたのは柚奈である


最終的に、リリ奈は柚奈と。柚奈はリリ奈と共に過ごす事に価値を見出すようになり

一つの新しい百合が生まれることになったのである
めでたしめでたし

な話なのであるが、

今回の話が、時代の過渡期であるがために起こりえた話であるというのが面白い


もう50年先だったのであれば
四国の人々は自らが籠の中の鳥であることに疑問すら抱かずに幸せに暮らすのである



話は脱線しますが、この世界のあり方が
FGOの剪定事象として見捨てられた行き止まりの人類史として非常にマッチする


要は四国はディストピアじみた楽園であり
平和のモラトリアムなわけである

人民への道徳教育は行き届き、四国民は限られた箱庭の中で仮初めの幸せを享受する


FGOを知らない人は何を言ってるかはわからないと思いますが、

舞台背景はゲッテルデメルング(終末戦争)が起きて滅びゆく世界
そこを暮らす人々の在り方はシンの国の人民の幸福の在り方

なんです



考えてみれば、ディストピアに生きる四国民は本当に幸せだったのであろうか、と


やけに神樹様教育が行き届き、大赦に近い身分であるほどに「神樹様と一つになる事は素晴らしい事」だの「神樹の為に身を尽くせるのは有意義」だと盲信する


そんな、歪な価値観にメスを切り込んだのが


二期最終回で友奈達が叫んだ「人として生きたいんだ」という願い


人の定義
それは「より幸福で、より良いモノへと至るための『自由』を願う心なのではないか」


ともすれば、神世紀に生きる人類とは人に非らず


以前、一期のころの感想で以下のように書きました



勇者という言葉は人に置き換えても成り立つ



勇者は根性


人は根性



人の願いの具現としての勇者




与えられた幸せを、至上の幸福であると定義して自ら思考する事を放棄して

神婚に至ろうとした者たちは果たして「人」と呼べたのか

旧世紀にいた人類

困難に抗い自由を掴もうとした勇者こそが旧世紀の人と同一の存在たりうるという見方もできます


芙蓉友奈は勇者でない 4話 感想

2020-11-30 01:17:00 | 勇者であるシリーズ 外典
前回は闇堕ちの波動を感じたけど、4話の内容を見るにリリ奈ちゃんの闇堕ちは無さそうで安心


4話後半がリリ奈の本心で間違い無いんだろう

母、とお母さん、というワードが入り混じって泣き喚くあたり
メッキが剥がれて本心が見えてきている


実は進撃の巨人のエレンのように壁外に出るという強い意志を持つのはリリ奈ではなく柚奈だったという


リリ奈と柚奈は生い立ちが似ている者同士だったことも判明

互いにバーテックスの存在に間接的に苦しめられた者同士



壁外に出るのが目的ではなく
星屑がいるのかどうかを確かめるのが目的なのでもなく

星屑はいてもいなくてもいい
とにかく自分の目で確かめて真偽を確かめたい
確かめない事には前に進めない、って感じなんでしょう


数話前の感想記事では二人は最終的に壁外に出る事はないと予想しましたが
ここまでくると次回の最終話?で壁外に出る事になるんでしょうね


ただ、ここまで読んできて最終的にふゆゆの着地点がどこを目指しているのかが見えない印象


柚奈はリリ奈と、リリ奈は柚奈と一緒にいる事に互いに価値を見つけて
それぞれの悩みを克服する形に落ち着くんでしょうが


次回の5話(最終回?)の内容がどういう風に落ち着いて終わるのか全く見当がつかない感じではあります


リリ奈ちゃんの不治の病フラグは回避してるっぽいのでひとまずは安心
人はいつ死ぬかわからない、という事を示して時間は有限である事をアピールする為に検査の設定があるだけっぽいです


1〜4話にかけて、あまりまとまりがないシナリオだとは思うので最終的な感想は5話の結論次第といったところですね



自殺や迫害が物語に絡んできているのはコロナ禍の社会情勢にマッチしたものに感じます

今年の自殺者数は例年に比べて異常に多いようです

乃木若葉は勇者である(上)

乃木若葉は勇者である (上)
クリエーター情報なし
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス

鷲尾須美は勇者である

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結城友奈は勇者である1

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ゆゆゆ サントラ

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鷲尾須美の章 サントラ

「結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-」オリジナルサウンドトラック
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