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年末のことですが… 『剣客商売第4シリーズ』を愉しみました

2021年01月05日 21時28分00秒 | ■映画・ドラマ
昨年末、ホームドラマチャンネルで2003年(平成15年)に放映された『剣客商売第4シリーズ』が無料放送されいたので第2話から第9話を連続で観ちゃいました、、、


剣客の物語でもありますが、ホームドラマとしても愉しめる作品なので、本シリーズも大好きです。

-----story-------------
『鬼平犯科帳』と並ぶ「池波正太郎」のベストセラー小説をドラマ化!
「藤田まこと」と主演の大ヒットシリーズ第4弾!!

無外流と呼ばれる剣の達人でありながら悠々自適に暮らす「秋山小兵衛」
一方、息子の「大治郎」は剣一筋の人間。
この対照的な親子の生き方を軸に、父「小兵衛」の強さ、優しさ、ダンディーさをまじえつつ、事件が見事に解決されていく。
剣修行の旅から帰った「大治郎」に新人の「山口馬木也」、男装の剣士「三冬」「寺島しのぶ」が今シリーズより登場。(全11話)

『剣客商売4 第2話「約束金二十両」』

小兵衛とおはるは、平内太兵衛という老人と、おもよという若い娘の会話を偶然聞いてしまう。
どうやら、おもよの父親が後添いを貰う事を、おもよが嫌がっている様である。
突然、「二十両欲しい」と言いだしたおもよの願いを、何とかかなえようと、貧しい太兵衛は、神田明神の境内に奇妙な立札を立てた。
「自分は剣の極意を極めた。望めば立ち会うが、当方が勝ったら三両貰う。雲弘流 平内太兵衛 六十二歳」といった内容である。
立札を見た大治郎と三冬は、太兵衛を訪ねるが、太兵衛の見事な居合抜きを目の当たりにし、三両を置き、戦わずに帰ってしまう。
その話を聞いた小兵衛が、太兵衛を訪ねる。

『剣客商売4 第3話「ぶんたろの命」』

秋山小兵衛の家へ向う途中、佐々木三冬は、男に襲われる幼い子供を助けた。
名前は「ぶんたろ」で四歳だと言う。
その夜、小兵衛はぶんたろを不二楼の女将・おもとに預ける。
文太郎は、日本橋の木綿問屋、伊藤屋の跡取り息子だった。
小兵衛は、一人で家にいて、悪党が襲って来るのを待ち、正体を突き止めようとしたが、うまく行かない。
文太郎の殺害を、百両で請け負っていたのは、香具師の元締・白金の徳蔵だったのだが・・・。

『剣客商売4 第4話「赤い糸」』

秋山大治郎の弟子・落合孫六は、妻を亡くし、楽しみは剣の筋が良い息子・貫太郎の成長だ。
ある日、貫太郎が大怪我をした。
百両もの治療費が必要になった孫六は、回りからの借金で三十両を集め、治療費を稼ごうと賭場に行く。
五十両稼いだところで、賭場は終了となり、もっと稼ぐのなら別の場所があると言われる。
孫六は賭場の客・桂山に案内されて夜道を行くが、体中を打たれて賊に金を奪われ・・・。

『剣客商売4 第5話「東海道見附宿」』

秋山大治郎は小兵衛に頼まれて、浜松に近い東海道見附宿に向かっていた。
小兵衛の友人に浜松で道場を開く浅田忠蔵がいた。
忠蔵からおかしな手紙が届く。
乱れた字で、「助勢頼む。見附宿の旅籠『なべ屋』の女中おさきに話を聞いてほしい」と書いてある。
小兵衛、三冬、おはるの三人も、見附宿に向った。
おさきによれば、忠蔵は、実家の酒問屋「玉屋」の土蔵に、叔父・伊兵衛のによって監禁されているという。

『剣客商売4 第6話「誘拐(かどわかし)」』

ある夕方、町を行く佐々木三冬の前で女が倒れた。
斬られていた女は、革の袋を取り出し、「深川蛤町に届けて」と言い残し、息絶えた。
三冬が革袋を開けると、中には筆が一本。
仕掛けがあり軸から練り香が出てきた。
医者の宗哲によれば、異国の禁制品との事で、弥七が品を預かる。
その後、寺に賊が入り、女の遺体が持ち去られる。
やがて、三冬が誘拐されてしまい・・・。

『剣客商売4 第7話「騙された男」』

浪人の中沢春蔵は、剣の腕はたつが、娘と妻を亡くして以来、酒びたりの生活を送っていた。
中沢は、賭場で知り合った男から、「悪い侍を叩きのめして欲しい」と前金五両を渡され、詳しい事情も聞かずに、引き受け、酔って歩いている侍を棍棒で殴り気絶させる。
翌日、秋山大治郎を訪ねた中沢は、小兵衛の旧友・笠原源四郎が、棍棒のようなもので殴られ、倒れているところを背中から刺され殺害された、と聞き・・・。

『剣客商売4 第8話「逃げる人」』

秋山大治郎は、中年の侍が、ならず者に襲われた若い女を救う現場を目撃する。
その後、大治郎がよく寄るそば屋に、その侍が姿を見せ、高橋三右衛門と名乗る。
それから二人はしばしば会い、語り合うようになる。
だが、やがて、三右衛門は偽名であり、もしかしたら、大治郎の親友である河合又太郎が、生涯かけて父の敵と追っている男かもしれないということがわかり・・・。

『剣客商売4 第9話「勝負」』

老中・田沼意次の命令で、秋山大治郎は、常陸笠間藩剣術指南候補の谷鎌之助と立ち会う事になった。
大治郎に勝つことが、鎌之助の指南役登用条件となっていたのだ。
鎌之助の周りの者は、腕は大治郎の方が上と考え、鎌之助が敗れて恥をかくことを恐れていた。
鎌之助の義父・村田屋徳兵衛から、百両で鎌之助に勝ちを譲ってくれ、と頼まれた大治郎は・・・。
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『剣客商売第4シリーズ』を境に、「大治郎」役と「三冬」役のキャストが変更となり、イメージが大きく変わったんですよねー

「大治郎」役が「渡部篤郎」(第2シリーズまで、第3シリーズには登場せず)から「山口馬木也」へ、「三冬」役が「大路恵美」から「寺島しのぶ」に変更、初めて観たときのキャストと同じなので、こっちの方が安心感がありますね。
(個人的には「三冬」役は「寺島しのぶ」よりも、「大路恵美」の方が原作のイメージに近い印象ですけどね… あくまでも個人的なイメージですけど)

本シリーズで、「三冬」「大治郎」に対する恋心が徐々に強くなり… 『第6話「誘拐(かどわかし)」』で、窮地に陥った「三冬」を命からがら救出した際に「大治郎」「三冬」への恋に気付き、「小兵衛」「田沼意次」も、それを認め、ついに祝言を挙げます、、、

一話毎にで事件を解決しながら、二人が恋を育み、そして夫婦としての生活を積み重ねていく… それを見守る「小兵衛」「おはる」… 一話完結型なのですが、続けて観ると物語の連続性が感じられて、より一層愉しめますね。

『剣客商売』を堪能でき、大満足な一日でした。











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