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『鬼平犯科帳2 第7話「猫じゃらしの女」』 1990年日本

2021年09月08日 21時55分00秒 | ■映画・ドラマ
   "鬼平犯科帳2 第7話「猫じゃらしの女」"


先日、時代劇専門チャネルで無料放映していた『鬼平犯科帳2 第7話「猫じゃらしの女」』を観ました。

-----story-------------
密偵の「伊三次(三浦浩一)」は、提灯店と呼ばれる岡場所の女「およね(池波志乃)」の馴染みだった。
ある日、「伊三次」はそこで「卯之吉(三ツ木清隆)」の姿を見かけた。
「卯之吉」は、ろう型を取らせたら江戸でも三本の指に入ろうかという男で、それとは知らずに盗人の鍵を作って以来、誘いを断りきれずその道にはまりこんだ気の弱い男であった。
報告を聞いた「平蔵(中村吉右衛門)」は、「伊三次」に内偵を命じた。
「卯之吉」は、盗賊「伊勢野の甚右衛門(玉川伊佐男)」の依頼で、ろう型を作っていたが直前で気が変わり、渡すのを拒んでいた。
そして、そのろう型を、「およね」に預けていたのだった。
「甚右衛門一味」「卯之吉」を拷問し、型を「およね」に預けたことを白状させた。
一味の「彦造(津村鷹志)」が型を受け取りに行くが、それはすでに「伊三次」によってすりかえられていた。
そのころ、密偵「小房の粂八(蟹江敬三)」も、拷問されていた「卯之吉」をなんとか助け出していた。
屈辱に震える「甚右衛門」は…。
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二代目「中村吉右衛門」主演の『鬼平犯科帳』の第2シリーズの第7話にあたる作品です。


「平蔵」に仕える密偵「伊三次」は、提灯屋と呼ばれる岡場所の「およね」の馴染みだった… 「伊三次」はそこで盗人の為に鍵の型を作る型師の「卯之助」を見掛けた、、、

ある日、「卯之助」は客の「甚右衛門」の手下に自分の仕事を軽く見られて自尊心を傷つけられ、約束の型を渡すのを拒む… 「甚右衛門」「卯之助」を拷問し、「およね」に型を預けたことを白状させるが、型は既に「伊三次」によってすりかえられていた。


何も知らない「およね」を疑った「甚右衛門」の一味が岡場所に忍び込み、「およね」に迫りつつあった。


「三浦浩一」扮する「伊三次」は、第1話からすでに密偵として登場しているので、密偵となる以前の生活があまり描かれていないのですが、本作では「粂八」に、子供の頃女郎たちに育てられたことを語る場面が描かれていましたね、、、

その生い立ちの影響なんでしょうね… 「伊三次」の女郎に対する優しいまなざしが印象的な作品でした。


-----staff/cast-------------
原作:池波正太郎
企画:市川久夫・鈴木哲夫
脚本:安部徹郎(第7話)
音楽:津島利章
監督:富永卓二
プロデューサー:能村庸一・佐生哲雄
撮影:伊佐山巌
照明:中島利男
美術:倉橋利韶
録音:中路豊隆
編集:園井弘一
殺陣:宇仁貫三
キャスト:
 長谷川平蔵 - 二代目中村吉右衛門
 久栄 - 多岐川裕美
 木村忠吾 - 尾美としのり
 小房の粂八 - 蟹江敬三
 伊三次 - 三浦浩一
 およね - 池波志乃
 卯之吉 - 三ツ木清隆
 彦蔵 - 津村鷹志
 伊勢野の甚右衛門 - 玉川伊佐男







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