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『無頼の群』 1958年アメリカ

2022年06月08日 16時59分30秒 | ■映画・ドラマ
    "The Bravados"


先日、NHK-BSプレミアムで放映していた『無頼の群』を観ました。

-----story-------------
四人の無頼漢に、妻を犯され殺された男。
彼は復讐のために、男たちを追いつめ、一人ずつ殺していく。
そして彼もまた、いつしか残虐無頼な男になっていくのだった……。
「G・ペック」が執念の復讐鬼に扮するウェスタン。
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「グレゴリー・ペック」主演の西部劇… 妻を4人組の暴漢に殺された牧場主の男が、自らの手で犯人たちを追って執念の復讐を遂げていく姿を描いた物語です。




自分の留守中、4人の暴漢に妻を強姦された挙げ句に惨殺された牧場主「ダグラス」は、彼らが銀行強盗の罪で死刑となるのを見届けるため処刑の行われるアメリカ南西部の町にやってきた… ところが、4人は刑の執行前夜に脱獄してしまう、、、


「ダグラス」は自らの手で殺された妻の復讐を果たすため、逃げた4人の追跡を開始する… ひとりひとりと追いつめては殺していく「ダグラス」だったが、残るひとりを追いつめたところで衝撃の事実が明らかとなる……。



愛する妻を殺された主人公が憎い悪党どもを執念深く追い続け、ひとり一人に復讐していく展開… ここまでは西部劇やバイオレンス物の作品でありがちな展開なのですが、本作品はここからが違うんですよね、、、

残りの一人を追い詰めたところで意外な真実と直面!? ラストシーンで村人たちに英雄として讃えられた「ダグラス」の複雑な表情が忘れられませんね。


幼い娘とかつての恋人「ジョセファ」と3人で新たな生活を始めるであろうことを示唆して幕を閉じるのでハッピーエンドといえばハッピーエンドなんでしょうが、、、


「ダグラス」の深い苦悩が何ともほろ苦い後味を残す衝撃作でしたね… 終盤のどんでん返しが印象的な作品でした。


-----staff/cast-------------
監督:ヘンリー・キング
製作:ハーバート・B・スウォープ・Jr
原作:フランク・オローク
脚本:フィリップ・ヨーダン
撮影:レオン・シャムロイ
音楽:ライオネル・ニューマン
出演:
 グレゴリー・ペック
 ジョーン・コリンズ
 スティーヴン・ボイド
 アルバート・サルミ
 アンドリュー・ダガン
 ヘンリー・シルヴァ
 バリー・コー









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