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柔道整復師国家試験対策校 ジャパン国試合格

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今週の問題です。

2017-01-26 10:20:29 | 柔道整復師国家試験対策校

遅れて申し訳ありません。

おはようございます、最近太り気味の西澤です。

寒い日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか?

私の地元である上田では例年より雪が積もっています。各地では、降った雪により事故が相次いでいます。

受験生の皆様、十分お気をつけてください。

さて、2か月に渡り「柔整理論」から問題を出してきました。

次週の2月からは、必修対策として30問を4回に分けて出題していきます。

 

 

問題1 上腕骨外科頸外転型骨折で正しいのはどれか。2つ選べ。

1. 皮下出血斑は上腕骨に限局する。

2. 肩峰と大結節との間隔は広くなる。

3. ミッテルドルフ副子を用いて固定する。

4. 三角筋麻痺を合併しやすい。

 

問題2 上腕骨近位端部骨折で裂離骨折が発生するのはどれか。

1. 上腕骨骨頭骨折

2. 上腕骨解剖頸骨折

3. 上腕骨大結節骨折

4. 上腕骨外科頸骨折

 

問題3 上腕骨骨幹部骨折の治療で正しいのはどれか。

1. 三角筋付着部より遠位での骨折の場合、肩関節0°~軽度外転位で固定する。

2. 横骨折の場合予後は良好である。

3. 斜骨折の固定期間は約10週を要する。

4. 筋萎縮、関節拘縮の予防にファンクショナルブレースを施行する。

 

問題4 モンテギア(Monteggia)骨折で正しいのはどれか。

1. 脱臼が見逃されて陳旧化しても機能的に問題はない。

2. まず脱臼を整復し、次いで骨折を整復する。

3. 屈曲型はほとんどが非観血的に治療される。

4. 神経を損傷した場合、橈骨神経の感覚障害がみられる。

 

問題5 オーバーラッピングフィンガーを生じやすいのはどれか。2つ選べ。

1. 第2中手骨骨幹部斜骨折

2. 第5基節骨基部骨端線離開

3. 第2中節骨掌側板付着部裂離骨折

4. 第3末節骨終止腱付着部裂離骨折

 

 

問題1 【解答】  【柔理】p.195,196       

上腕骨外科頸骨折は、受傷時の肢位によって外転型と内転型に分類される。外転型では近位骨片は内転し遠位骨片は外転する。このことから、肩峰と大結節の間隔は広くなる。

合併症には腋窩神経損傷による三角筋麻痺があり、肩関節外転運動不能、三角筋領域の感覚障害となる。

1. 皮下出血斑は経過とともに上腕内側部~前胸部に出現する。

3. 固定は近位骨片に合わせることから、三角巾や大きな胸郭バンドを用いて内転位に固定する。

 

問題2 【解答】  【柔理】p.198          

裂離骨折は筋・腱・靭帯などの牽引力により、付着部の骨が引き裂かれて発生する。

上腕骨大結節には棘上筋・棘下筋・小円筋が付着しこれらの牽引力で裂離骨折が発生する。

その他、肩関節脱臼の合併症としてもみられやすい。

 

問題3 【解答】  【柔理】p.202,203        

1. 三角筋付着部より遠位での骨折の場合、近位骨片が外転 するため肩関節外転70°、水平屈曲30°~45°、肘関節90°、前腕回内回外中間位で固定する。

2. 横骨折は骨折端間の接触面積が乏しいため骨癒合は不良である。

3. 固定期間は斜骨折で約8週、横骨折は約10週を要する。

 

問題4 【解答】  【柔理】p.226-228        

1. 橈骨頭の脱臼を見落とすと、著しい後遺症を残すことになる。

2. まず尺骨骨幹部骨折を整復し、次いで橈骨頭の脱臼を整復する。

4. 後骨間神経麻痺が起こるため、感覚障害はみられず下垂指を呈する。

 

問題5 【解答】  【柔理】p.248,249       

1. 中手骨の斜骨折では、回旋転位と短縮転位が生じやすい。とくに第2および第5中手骨では回旋転位によるオーバーラッピングフィンガーが著明に出現する。

2. 基節骨基部の骨端線離開は、背側転位と回旋転位を認めるため、オーバーラッピングフィンガーが出現する。

 

 

 

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