おはようございます、佐藤です。
本日は、平成26年度「第2回ジャパン模試」の柔道整復学理論より
画像問題を2問出題致します。
【問題1】 14歳の男性。2週間前から右肘の疼痛を訴え来所した。野球を小学校2年生から行っている。ポジションはピッチャーである。
疼痛を訴える部位は、肘関節外側である。2週間前のX線画像とMRI画像(別冊No.1)を別に示す。
正しいのはどれか。2つ選べ。
患 側 健 側 MRI(T2強調)
1. 離断性骨軟骨炎が考えられる。
2. 上腕骨外側上顆炎が考えられる。
3. 1週間の安静で、全力でのピッチングが可能であると説明した。
4. 関節遊離体になる可能性がある。
【問題2】 17歳の女性。右足関節の痛みを訴え来所した。3日前にスキーで滑って転倒した際に受傷。詳細な受傷肢位は覚えていない。
右外果の上に索状物が触知できた。写真(別冊No.4)を別に示す。
この損傷で正しいのはどれか。2つ選べ。
1. 長腓骨筋腱の単独脱臼である。
2. 短腓骨筋腱の単独脱臼である。
3. 上腓骨筋肢帯の損傷を合併する。
4. 下腓骨筋肢帯の損傷を合併する。
【問題1 解答】 1,4
【解説】
X線画像、MRIから野球肘外側型の上腕骨小頭の離断性骨軟骨炎が考えられる。X線画像では初期には、上腕骨小頭部分に骨透亮像がみとめられる。病期が進行していくと分離や遊離する像が確認できる。
治療として、投球の長期間の禁止を指導する。
【問題2 解答】 1,3
【解説】
外観像から外傷性腓骨筋腱脱臼が確認できる。外果後方を通過する腓骨筋腱が外果を乗り越え前方へ脱臼する。長腓骨筋腱の単独脱臼のことが多い。
外傷性の場合には上腓骨筋腱肢帯の損傷を合併する。
柔道整復師国家試験対策校 ジャパン国試合格
http://jkokushi.jp/
本日は、平成26年度「第2回ジャパン模試」の柔道整復学理論より
画像問題を2問出題致します。
【問題1】 14歳の男性。2週間前から右肘の疼痛を訴え来所した。野球を小学校2年生から行っている。ポジションはピッチャーである。
疼痛を訴える部位は、肘関節外側である。2週間前のX線画像とMRI画像(別冊No.1)を別に示す。
正しいのはどれか。2つ選べ。
患 側 健 側 MRI(T2強調)
1. 離断性骨軟骨炎が考えられる。
2. 上腕骨外側上顆炎が考えられる。
3. 1週間の安静で、全力でのピッチングが可能であると説明した。
4. 関節遊離体になる可能性がある。
【問題2】 17歳の女性。右足関節の痛みを訴え来所した。3日前にスキーで滑って転倒した際に受傷。詳細な受傷肢位は覚えていない。
右外果の上に索状物が触知できた。写真(別冊No.4)を別に示す。
この損傷で正しいのはどれか。2つ選べ。
1. 長腓骨筋腱の単独脱臼である。
2. 短腓骨筋腱の単独脱臼である。
3. 上腓骨筋肢帯の損傷を合併する。
4. 下腓骨筋肢帯の損傷を合併する。
【問題1 解答】 1,4
【解説】
X線画像、MRIから野球肘外側型の上腕骨小頭の離断性骨軟骨炎が考えられる。X線画像では初期には、上腕骨小頭部分に骨透亮像がみとめられる。病期が進行していくと分離や遊離する像が確認できる。
治療として、投球の長期間の禁止を指導する。
【問題2 解答】 1,3
【解説】
外観像から外傷性腓骨筋腱脱臼が確認できる。外果後方を通過する腓骨筋腱が外果を乗り越え前方へ脱臼する。長腓骨筋腱の単独脱臼のことが多い。
外傷性の場合には上腓骨筋腱肢帯の損傷を合併する。
柔道整復師国家試験対策校 ジャパン国試合格
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