おはようございます、佐藤です。
本日は平成26年度「第1回ジャパン模試」の柔道整復学理論より
基本的な臨床問題を2問出題致します。
【問題1】 40歳の男性。公園で子供とかけっこをしている最中に左踵部に激しい叩打感を認めた。疼痛は強くなかったが、歩行が困難となり接骨院に来所した。踵骨隆起部より約3cm近位に陥凹が触知され、トンプソンテストは陽性であった。
この疾患で正しいのはどれか。
1. 長趾屈筋・後脛骨筋の代償作用により、つま先立ちは可能となる。
2. 完全断裂時ではpop音を聴取することが多い。
3. 膝関節・足関節軽度屈曲位で固定する。
4. 固定範囲は下腿近位端部から足MP関節手前までとする。
【問題2】 17歳の男性。野球部の練習中に隣で素振りをしていた選手のバッドが右上腕部に当たり受傷した。X線所見では異常はみられなかった。手関節・手指MP関節・母指の伸展と母指の外転が不能である。
考えられる症状はどれか。
1. tear drop outlineがみられる。
2. 下垂手がみられる。
3. 鷲手変形がみられる。
4. フローマン徴候陽性
【問題1 解答】 2
【解説】
本症はアキレス腱断裂が疑われる。中高年に受傷頻度が高く、これは腱の変性が関与していると示唆されている。
1.長趾屈筋、長母趾屈筋、後脛骨筋により足関節の屈曲は可能だが、つま先立ちは不能となる。
3.4.大腿中央から足MP関節手前まで膝関節軽度屈曲,足関節最大屈曲位で固定する。
【問題2 解答】 2
【解説】
発生機序、運動障害より橈骨神経障害が疑われる。
1.tear drop outlineは正中神経麻痺でみられる。
3.鷲手変形は尺骨神経麻痺でみられる。
4.フローマン徴候陽性は尺骨神経麻痺でみられる。
柔道整復師国家試験対策校 ジャパン国試合格
http://jkokushi.jp/
本日は平成26年度「第1回ジャパン模試」の柔道整復学理論より
基本的な臨床問題を2問出題致します。
【問題1】 40歳の男性。公園で子供とかけっこをしている最中に左踵部に激しい叩打感を認めた。疼痛は強くなかったが、歩行が困難となり接骨院に来所した。踵骨隆起部より約3cm近位に陥凹が触知され、トンプソンテストは陽性であった。
この疾患で正しいのはどれか。
1. 長趾屈筋・後脛骨筋の代償作用により、つま先立ちは可能となる。
2. 完全断裂時ではpop音を聴取することが多い。
3. 膝関節・足関節軽度屈曲位で固定する。
4. 固定範囲は下腿近位端部から足MP関節手前までとする。
【問題2】 17歳の男性。野球部の練習中に隣で素振りをしていた選手のバッドが右上腕部に当たり受傷した。X線所見では異常はみられなかった。手関節・手指MP関節・母指の伸展と母指の外転が不能である。
考えられる症状はどれか。
1. tear drop outlineがみられる。
2. 下垂手がみられる。
3. 鷲手変形がみられる。
4. フローマン徴候陽性
【問題1 解答】 2
【解説】
本症はアキレス腱断裂が疑われる。中高年に受傷頻度が高く、これは腱の変性が関与していると示唆されている。
1.長趾屈筋、長母趾屈筋、後脛骨筋により足関節の屈曲は可能だが、つま先立ちは不能となる。
3.4.大腿中央から足MP関節手前まで膝関節軽度屈曲,足関節最大屈曲位で固定する。
【問題2 解答】 2
【解説】
発生機序、運動障害より橈骨神経障害が疑われる。
1.tear drop outlineは正中神経麻痺でみられる。
3.鷲手変形は尺骨神経麻痺でみられる。
4.フローマン徴候陽性は尺骨神経麻痺でみられる。
柔道整復師国家試験対策校 ジャパン国試合格
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