おはようございます、佐藤です。
本日も、平成27年度「第1回ジャパン模試」の解剖学より
呼吸器系、泌尿器系、生殖器系の問題を3問出題致します。
問題1 気管で正しいのはどれか。
1. 咽頭に続く。
2. 胸骨角の高さから始まる。
3. 周囲を輪状の軟骨が覆っている。
4. 第4~5胸椎の高さで気管支に分岐する。
問題2 腎小体で正しいのはどれか。
1. 糸球体とボーマン嚢からなる。
2. ネフロンとも呼ばれる。
3. 血管極には輸入細動脈と輸出細静脈が出入りする。
4. 糸球体には被蓋細胞(タコ足細胞)が存在する。
問題3 精巣で正しいのはどれか。2つ選べ。
1. 精子を産生する。
2. 精巣鞘膜の前方に位置する。
3. 白膜は精巣の表面を覆う。
4. 精巣輸出管で精巣上体と連結する。
問題1 【解答】 4 【解剖】p.181,182
【解説】
1. 気管は喉頭に続く。
2. 前方からは輪状軟骨下縁の高さ、後方からは第6頸椎の高さから始まる。
3. 気管の周囲を覆う気管軟骨は馬蹄形である。
4. 気管は前方からは胸骨角の高さ、後方からは第4~5胸椎の高さで分岐する。
問題2 【解答】 1 【解剖】p.188,189
【解説】
2. 腎小体はマルピギー小体とも呼ばれる。ネフロンは腎小体とそれに続く尿細管を、尿の産生と排泄に関与する機能上そして構造上の基本単位とするものであり、腎単位ともよばれる。
3. 血管極には輸入細動脈と輸出細動脈が出入りする。
4. 被蓋細胞(タコ足細胞)は糸球体の周囲を覆うボーマン嚢の内葉である。
問題3 【解答】 1,4 【解剖】p.192-194
【解説】
精巣鞘膜は精巣の前方に位置する。精巣鞘膜は腹膜由来であり、腹膜であった頃から精巣の前方に位置している。胎生初期に精巣は腎臓の近くに発生し、胎生7~8か月に鼡径管を通り精巣下降し、陰嚢内に降りてくる。
精巣が腹腔外に出ているのは、精子産生の適温が腹腔内温度よりも低いためである。
白膜は精巣内部に存在する線維性被膜であり、精巣縦隔や精巣中隔を形成し、精巣実質を200~300個の精巣小葉に分ける仕切りとなる。
来週もまた、解剖学問題を掲載致します。
柔道整復師国家試験対策校 ジャパン国試合格
http://jkokushi.jp/
本日も、平成27年度「第1回ジャパン模試」の解剖学より
呼吸器系、泌尿器系、生殖器系の問題を3問出題致します。
問題1 気管で正しいのはどれか。
1. 咽頭に続く。
2. 胸骨角の高さから始まる。
3. 周囲を輪状の軟骨が覆っている。
4. 第4~5胸椎の高さで気管支に分岐する。
問題2 腎小体で正しいのはどれか。
1. 糸球体とボーマン嚢からなる。
2. ネフロンとも呼ばれる。
3. 血管極には輸入細動脈と輸出細静脈が出入りする。
4. 糸球体には被蓋細胞(タコ足細胞)が存在する。
問題3 精巣で正しいのはどれか。2つ選べ。
1. 精子を産生する。
2. 精巣鞘膜の前方に位置する。
3. 白膜は精巣の表面を覆う。
4. 精巣輸出管で精巣上体と連結する。
問題1 【解答】 4 【解剖】p.181,182
【解説】
1. 気管は喉頭に続く。
2. 前方からは輪状軟骨下縁の高さ、後方からは第6頸椎の高さから始まる。
3. 気管の周囲を覆う気管軟骨は馬蹄形である。
4. 気管は前方からは胸骨角の高さ、後方からは第4~5胸椎の高さで分岐する。
問題2 【解答】 1 【解剖】p.188,189
【解説】
2. 腎小体はマルピギー小体とも呼ばれる。ネフロンは腎小体とそれに続く尿細管を、尿の産生と排泄に関与する機能上そして構造上の基本単位とするものであり、腎単位ともよばれる。
3. 血管極には輸入細動脈と輸出細動脈が出入りする。
4. 被蓋細胞(タコ足細胞)は糸球体の周囲を覆うボーマン嚢の内葉である。
問題3 【解答】 1,4 【解剖】p.192-194
【解説】
精巣鞘膜は精巣の前方に位置する。精巣鞘膜は腹膜由来であり、腹膜であった頃から精巣の前方に位置している。胎生初期に精巣は腎臓の近くに発生し、胎生7~8か月に鼡径管を通り精巣下降し、陰嚢内に降りてくる。
精巣が腹腔外に出ているのは、精子産生の適温が腹腔内温度よりも低いためである。
白膜は精巣内部に存在する線維性被膜であり、精巣縦隔や精巣中隔を形成し、精巣実質を200~300個の精巣小葉に分ける仕切りとなる。
来週もまた、解剖学問題を掲載致します。
柔道整復師国家試験対策校 ジャパン国試合格
http://jkokushi.jp/
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます