雲の絶間の絶え間ざる日常

日常を続けることが意外と大変。鬱と戦う嫁やってます。新薬に変えてから好転しつつあります

博士が愛した数式

2010年05月16日 12時13分09秒 | 読書録
本屋大賞第1回の受賞作であるが、ベストセラーだったのでいつものパターンで敬遠していた。
記憶障害の博士の話だと思っていたが、ある意味で野球の話であり、ある意味で少年の成長の話だった。
35年に渡るカープファンの私には野球小説でもあった。
江夏豊の関わり具合が絶妙で、小説の構想の妙というか、醍醐味というか、をしみじみと味あわせてくれた素晴らしい小説だった。

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