まっくすの子育て2〈生後第1週〉

生後２日（続き）

まっくすが独りで無事に出産した事、産まれた仔猫を見せに来てくれた事、安心と感動で涙が滲んできました。（この時の事は今でもママに言われます、パパは自分の子供より猫の仔が産まれた時のほうが感動してたと…。決してそんなことはないですよ！）
でも、感動はいいけどこの仔はどうするの？

少しすると再びまっくすが来て餌を食べ始めたので、横に仔猫の入った洗面器を置いておきました。
なのに、まっくすはまた独りで帰ってしまいました。
まさか…、育児放棄？
慌ててまっくすの後をつけると近所の資材置き場に入って行きました。その中の、資材を囲むブルーシートに入っていったまっくす。そっと近づき耳を当てると…
「みゅう、みゅう」
帰ってきたお母さんに擦り寄っているのでしょう、数匹の仔猫の鳴き声がかすかに聞こえました。

ついに隠れ家発見！

朝から時間も経ち、こちらの仔猫もだいぶお腹が空いているはず。早速仔猫を連れて隠れ家まで行きました。入り口付近でまっくすを呼んだら素直に出てきました。お母さんが居るのがわかるのでしょう、みゅうみゅう鳴く仔猫を見せるとその臭いを嗅ぎ…

大切そうにくわえて隠れ家に入っていきました。

最初から置いて行くな～＼( ￣■￣)/

その翌日は姿を見せず、ままとは
「子育て中はなるべく巣から出ないんだね」
と話をしていました


生後４日

今日は朝からご飯を食べに来たまっくす、やはりだいぶお腹が空くのでしょう。

ご飯を食べたあと珍しく家に上がり、中を一周して帰って行きました。

少しして再度やって来たまっくす、口には仔猫が！Σ（￣□￣;）
我々には目もくれず家に入り二階へ直行！
娘の部屋に入り仔猫を置くと一目散に戻っていきました。
部屋の隅の隙間に先日とは違う仔が…
とにかく洗面器とタオルを用意していると再びまっくす登場！


結局これを4回繰り返し、一家で我が家に引っ越してきてしまいました（・．・；）


ずいぶん狭い空間ですが、とりあえずダンボールを切って隠れ場所を作り、中にタオルをひきました。

学校から帰ってきた娘たちもびっくり（〇o〇；） ！！
しかし自分の部屋を選んでくれたことに嬉しそうです。

この日がまっくすの「うちの子記念日」になりました。

続く


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