課題が終わってまた課題。
友人にオススメの漫画を尋ねられたので私の好きな漫画10選と行きましょう!あくまでも私の好きな漫画です!
つまり別にオススメするとかではないです!ただ個人的にはどれも面白いし読んでて楽しいので好きなんです!
1.『ACONY』(月刊アフタヌーン:全3巻)

五十音順で先ずはこれからだ!兎に角飽きっぽく途中で連載を投げ出すか唐突に終わらせる冬目景先生の作品。
週刊連載でハンタより早く始まったのに
現在10巻までしか出ていない『イエスタデイをうたって』で有名な人。
本作はアパートで一人暮らしを始める中学生の少年モトミとアパートに引き籠る少女アコニーの不思議なコメディ。
どうしてだ……どうしてコレをたった3巻で終わらせて『イエスタデイをうたって』をダラダラ15年間続けるんだ!逆だろ!
って思うぐらい邪気のない暖かな登場人物の数々と優しい物語でいっぱいの名作で御座います。何故……何故……!
2.『賢い犬リリエンタール』(週刊少年ジャンプ:全4巻)

現在本誌にて『ワールドトリガー』を連載中の葦原大介先生の初連載作品。不当にも編集部よって打ち切られた!
ある日突然喋る事の出来る賢い犬リリエンタールが日野てつことその兄の「弟」として日野家へやってくるお話。
此方も惹かれるポイントはアコニーと同じだな。兎に角みんな暖かくて優しい。紳士強盗の二人が好き過ぎるんです!
葦原先生は物語を丁寧に作り込む人で読んでて全く不満点がない素晴らしい作品。読者アンケート出せば良かった。
4巻という短さに人間の優しさとちょっぴりの弱さに醜さをよくぞ此処まで綺麗に表現したなと感嘆せざるを得ない名作。
3.『寄生獣』(月刊アフタヌーン他:全10巻)
全く絵が上達せず未だ変わらない安定した画力を持つ岩明均先生の作品。同氏の代表作としても有名な作品よな。
空から飛来した謎の生物に寄生されたシンイチと彼の右手として生きる事になったミギーの二人の共同生活を描く。
私の生まれる数年前の作品でありながら未だ見劣る事のない物語の演出、戦闘描写たるや。絵は時代相応だがな!
『HUNTER×HUNTER』に出てくるユピーで明らかな様に冨樫を始め様々な作家に影響を与えた名作中の名作と言えよう。
因みにざっとwikiを見たらネタバレが凄まじかったのでまだ読んでない人は気を付けろ!大丈夫な作品って無いけど!
4.『地球侵略!コルレオニス』(ジャンプSQ.19:全1巻)

ジャンプでは珍しい巨大ロボ漫画。だのに腐女子御用達雑誌SQで始めたのが運の尽き。週刊少年ジャンプでやれや!
王位継承の為コルレオニスに乗り地球を侵略しに来た那由多(偽名)と街のドーナツ屋の看板娘星ヶ谷さんの
ラブコメ。
地球を侵略しなければならないがすっかり気に入った現地の生活を失いたくないからと戦わない宇宙人那由多わろた。
ヒロインは可愛いし出てくるロボットは全部カッコいいし肝心の物語も熱血&王道&ギャグと何故に打ち切った!許さん!
兎に角テンポが良くスルスルと読めてしまうが故に僅か1巻で終わってしまったのが非常に惜しまれる。あゝ無情。
5.『TISTA』(ジャンプSQ.:全2巻)

腐女子御用達雑誌SQの犠牲者第一号。何でや!マッキー刑事×アーティでええやないか……(そういう問題ではない)。
上記に挙げてきたほんわか漫画とは大分毛色が異なる。作者の遠藤達哉先生は昔から読切描いてたけどこれが初連載。
(明言されてないけどほぼ)キリスト教団体の指示で犯罪者の暗殺を行う少女ティスタと画家を志す青年アーティの物語。
ニューヨークを舞台に暗い主人公と虐待だ人身売買だドラッグだと暗い物尽くしの中で燦然と輝くアーティが素晴らしい。
アクションシーンと言いたくなるぐらい躍動感に溢れた戦闘描写も非常に良い。何より最後のティスタが可愛くてだな!
6.『でろでろ』(週刊ヤングマガジン:全16巻)
ギャグ漫画家ホラーギャグ漫画家として有名な押切蓮介先生の作品。因みに私は本作で恐怖を感じた事は無い。
人に害を加える幽霊や妖怪を物理的に退治するシスコンの耳雄とその妹でブラコンの留渦を中心とするギャグ漫画。
何と言ってもこの兄妹が可愛いのよな。飼い犬のサイトーさんも可愛い。詰まる所この一家のほんわか感が好き。
幽霊は出るも中身は完全にギャグ漫画なのでホラーが苦手な人でも大丈夫。
逆にホラーを期待してはいけない。
ぶっちゃけ人を選ぶギャグ漫画だと思いますが私はバカっぽくて好きです。岬さんが可愛い。一番は留渦ですが!
7.『なるたる』(月刊アフタヌーン:全12巻)

『ぼくらの』を始め色々と
アレな漫画を描く事で有名な鬼頭莫宏先生の作品で本作はその中でも特にアレな感じ。
男勝りな少女シイナと謎の物体ホシ丸を中心に全ての人間を殺そうとする中二病や八紘一宇を目指す役人等の物語。
人間の生と死を執拗に描く、曰く「未来に贈るメルヘン」らしい。あとwikiのネタバレが凄い。
漫画読まなくて済むレベル。
この漫画は度々残酷な描写が話題に上りますがそんな所は個人的にどうでもいい。兎に角面白いから好き。一番かも。
登場人物の全てが自分の大切な何かの為に命を懸けて誰かを殺したり誰かを守ったりする、懸命に生きる姿は美しい。
8.『HUNTER×HUNTER』(週刊少年ジャンプ:既刊32巻)

現在週刊少年ジャンプにて
珍しく連載中。私の中で『なるたる』と一番面白い漫画の首位争いをば。まあこっちかな。
全然連載しないという不名誉な理由で有名な漫画ですがそれを補って有り余る程面白いという困ったちゃん。
『イエスタデイをうたって』もそうですがそれだけの休載が許されるのはそれだけの結果を出してるというワケだ。
中身に関しては今更この場で語ることも無かろう。言うても有名ですし毎週のジャンプ感想で感想書いてるしな!
登場人物全員が知将とでも言わんばかりの戦闘描写が良い。ペラペラと自分の能力を説明せず生きる事に全力。
9.『星のカービィ デデデでプププなものがたり』(月刊コロコロコミック他:全25巻)

病んでしまったと専らの噂のひかわ博一先生の作品。私が初めてコミックスで集めた漫画でもあります。十何年前か。
絵が好き。全盛期は13巻~22巻だよな。後期はバブル経済の話とか面白おかしくやってて「科学と学習」に行け!
言うまでも無く子供向けのギャグ漫画だのに絶対に子供にはわからないネタがあったりと大人でも楽しめる良書。
一番好きな話は8巻にあったデデデ城でお泊りする回。体に気を遣って扇風機は点けっ放しにしないデデデわろた。
ただ終盤はもう残念な事に……。登場人物の多さによる賑やかさがウリだのに25巻なんかもう……。泣けるわ……。
10.『ワールドトリガー』(週刊少年ジャンプ:既刊6巻)

現在週刊少年ジャンプにて連載中。先週はアシにユーマを描かせる修羅場で今週は病欠。アニメ化早いよ休め!
作者は上記の『賢い犬リリエンタール』の葦原大介先生。ダブル入賞おめでとう!名誉以外は何もありませんが!
バトル漫画は『HUNTER×HUNTER』を超える物は無かろうと思ったらそんな事無かった。バトルに関しては正直抜いた。
一番良いのが人の描き方。読んでてキャラの行動に全く不自然さを感じさせないのは凄い。みんなが生き生きとしてる。
他の漫画だと主人公などを「引き立てる為に不自然な行動を取る」、露骨に作者の操り人形みたいなのもいるのよ。
次点『太臓モテ王サーガ』(週刊少年ジャンプ:全8巻)

世界一有名なジョジョファン大亜門先生の作品。つーかこの人とこの漫画からジョジョを抜いたら4割ぐらい無くなる。
本作は全くモテない間界の王子太臓が嫁を探しに人間界へきて人間の宏海や従者の悠と何やかんやするギャグ漫画。
兎に角多いパロディと多分週刊少年ジャンプ史上一番下品だったと思われる下ネタが最高です。特にジョジョパロな!
ただ当時連載していた漫画のパロディが多いので当時のジャンプを読んでないと今新規で読むのは厳しいかも知れぬ。
だけど単なるギャグ漫画で終わらない、特に最終的には
ラブコメ枠に落ち着いたそのポテンシャルたるや。木嶋ゾーン!
明日は午後からだから余裕すな。