Suさんの学球日誌

理科&日本語教師のSuさん(旧名SunQ)が、
国内・国外様々な学校を渡り歩き、
いろいろなチャレンジを試みます。

勇気

2014年08月08日 | 卓球
 千葉県の東のはじから西のはじへ・・・今年もはるばるやってきました。市川オープン! 一番遠い子は5時半過ぎの電車で出発して来たそうなhi

 昨年はいっぱい団体戦やらせてもらったこの大会,でも今年は予選リーグなしでいきなりトーナメントなんだって! おおこれは勝つしかないぜー


4チーム参加で,1年生のDチームは残念ながら初戦敗退,2年生のB・Cチームは2戦目で敗退。 やはり期待はAチームかとおもいきや,3回戦が大苦戦。

相手は昨年度の新人戦でベスト8に入ったN高,現2年生が主体のチームだったから戦力は落ちていない,強敵だ。

1・2番は1勝1敗,ダブルスは苦しかったが3-1で退け,4番のホープくんに繋げる。これで勝ちかと思いきや・・・・・

相手選手が強い! ミスしてもミスしても迷わずドライブをフルスイングしてくる。

「恐れてはだめだ! 相手のフォアに先にドライブを打ち込むのだ」とアドバイスしたが,ホープくん完全に気押されている。

中途半端な振りでカウンターを食らったり,攻めるべきところで腰が引けてしまったり・・・

かくして1-3の負け。ラストの選手も敗れ,我が校はあえなく3回戦敗退となってしまったhorori

卓球の戦い方を非常に大まかにいってしまうと以下の4パターンがある。
①自分の強い部分と相手の弱い部分とで戦う=これは楽勝パターン
②自分の弱い部分と相手の強い部分とで戦う=これは完敗パターン
③自分の弱い部分と相手の弱い部分とで戦う
 =例えば相手のフォアハンドが自分のフォアハンドより上回っているが,自分の苦手なバックハンドが,相手はもっと苦手だったりしたときにバックハンドのラリーに持ち込む作戦。相手はいやだろうけど,自分にとっても気持ちよくない戦術なので,やりきるためにはとても忍耐力が要る。
④自分の強い部分と相手の強い部分とで戦う
 =例えばフォアの打ち合いに持ち込むようなパターン。相手をおそれず勇気をもって打ち込んでいかないと勝てない。

今回はどちらかというと④のパターンに近かったと思う。しかし残念ながらホープくんは気持ちで負けてしまったのだhekomi

しかし,原因を生徒のメンタルの弱さに帰着させてしまってはいけないだろう。そんな監督は無能だ。

全ての現象には理由がある。試合で負けたという現象の原因は練習にある。

今回彼が自信を持って打ち込むことができなかったのは,そのコースを打ち込む練習をしっかりさせていなかったからだと見るべきだろう。

監督にできることは,メンタルの弱さを引き出してしまうような,不安定な技術要素を洗い出し,しっかり補強すべく練習メニューを考えることだろう。

最近はその辺の取り組みができてないよなーと改めて自己反省。

四街道大会に引き続きショッパい大会となってしまったが,臥薪嘗胆・精進するのみ!




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする