Suさんの学球日誌

理科&日本語教師のSuさん(旧名SunQ)が、
国内・国外様々な学校を渡り歩き、
いろいろなチャレンジを試みます。

仕事が増えた

2023年10月16日 | 日本語教育

 10月に入り、ようやく暑さも衰えを見せ、冷房なしで寝れるようになった。

青空のもと秋風に揺れるコスモス

仕事の方は、新展開! 10月から新規に学生が何十人か入国・入学してくるので、新クラスがつくられることとなった。

Suさんの日本語授業の担当日は、週一回から三回へ三倍増! しかも新クラスの担任まで仰せつかってしまった  

クラスの生徒は中国人が多いが、モンゴル、ベトナム、フィリピンから来た子らもいる

理科の方は、火曜の物理がなくなり、月曜の化学は水曜に移動したので、秋からの出勤日は以下の様になった。

月・火は仕事なし、水1-4限日本語(自クラス)・5限化学、木1-4限日本語(自クラス)、金1-4限日本語(他クラス)

半日勤務が3回だから、楽そうに見えるが、朝7時前に家を出て午前中勤務し、その後授業中にやったテストの採点や担任するクラスの諸事をこなすため1-2時間くらいサービス残業すると、帰宅は15時を過ぎるので、けっこう時間は食われる。

そして大変なのが授業の予習。今までは一回4コマ分の予習に、4日計10時間くらいかけてゆったりと準備することができたが、これからは一日分を2日計6時間以内でまとめなければ、追いつかない。 ホントは週二回勤務で担任無しだったはず…こんなあわただしく日々を過ごすつもりじゃなかったのに…

メインテキストは有名な「みんなの日本語」、他にも副教材がいっぱい 

まあ、泣き言は言うまい。今回は教務部長の先生から強くお願いされたので仕方ない、人間仕事を振られるうちが花だ。

 最近勤めたところでは、上司に恵まれず信頼されることが無かったが、Suさんは本来、義理と人情で動く男。能力と経験を見込まれて、仕事をお願いされたら、いやとは言えない!

 いろいろ工夫して時間をつくり、ランニングや卓球で体力を育み、英語・中国語の力を伸ばし、何よりも日本語教師としての能力を伸ばしていかなきゃね~ がんばるべえ

 

 

 

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巨大すぎる雑草

2023年09月14日 | 身近な植物

毎朝ジョグ&ウォークする国分川の川岸、これは四月の様子。

 

菜の花が綺麗に咲き誇っている

これが8月の写真

そして9月

竹とも木とも見まがうばかりの巨大な植物が水辺を覆いつくしている 

実はこの植物、一年生の草本。とてつもなく成長が速いため、わずか3・4カ月で3~5mの草丈になってしまうのだ。

遊歩道沿いに生えてるものを見ると、高さが良く分かる

この植物の名は、オオブタクサ(Ambrosia trifida キク科ブタクサ属)。秋の花粉症を引き起こす元凶なので、名前を知っている人は多いと思うが、その姿まで知っている人は少ないのでは?

別種でブタクサ(Ambrosia artemisiifolia キク科ブタクサ属)という植物も存在している。属名のAmbrosia は、ギリシャ神話では不老不死の薬を意味するらしいから、相当生命力が強いと思われる。

オオブタクサ・ブタクサともに北アメリカ原産で温帯を中心に世界の広範囲に広がっている。日本に入って来たのはブタクサが先(明治期)で、オオブタクサは1952年に清水港(静岡県)と千葉市で発見されたのが最初とのこと。

葉が桑の葉に似ているため、最初はクワモドキと呼ばれていた

これが雄花、夏から秋にかけて大量の花粉をまき散らす(ちなみに雌花は雄花の穂のつけ根で、緑色の苞に包まれるようにして咲く)。

植物は多種多様、それぞれに素敵なところがあるが、さすがにこいつはゴツ過ぎて可愛いとは思えない(すまん、オオブタクサ

しかし、この成長の早さ・茎の丈夫さ・強い花粉散布力には、本当に驚かされる。(おまえ、ホントすごいなー

 

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9月1日に思う

2023年09月01日 | ノンジャンル

 9月に入ったが、まだまだ暑い!

それでもアパートの屋上から望む夕景には、少しだけ秋の風情が漂っている。

 

今日はとても穏やかな気持ちで一日を過ごした。9月1日をこんなゆったりした気持ちで迎えるのは、初めてかもしれない。

小学校から高校まで、9月1日は夏休み明け最初の日。「あ~あ夏休みおわっちゃったなー」がっかりした気持ちで学校に行っていた。

大学生時代9月1日はまだ夏休み中だったが、数日中に秋のリーグ戦を控えていて、楽しみなような怖いような落ち着かない気持ちだった。

教員になってからの9月は、文化祭やら新人戦地区大会やら科学研究発表会やら矢継ぎ早に巡ってくるチョー多忙な月!スタートからフルスロットルで働かねばならず、プレッシャーのかかる1日だった。準備が間に合わない夢にうなされて汗びっしょりで飛び起きたこともある。

定年退職した後、1年目の9月1日は中国入国後でホテル隔離生活中。数日後に迫った開校に備えて、オンラインでセカセカ仕事してた。

2年目の昨年はNewISで勤務。授業が始まったばかりで、学校のスタイルに慣れるのに必死だったっけ。

 今朝はまず、のんびりとジョグ&ウォーク。シャワー浴びてストレッチして朝飯食いながら朝ドラ鑑賞。 その後は市役所(支所)とハローワークをはしごし諸手続きを終えたら、松戸駅近くのとみ田食堂で食事(つけ麺並、さすが有名店、旨かった)。

 

午後はアパートでゆっくり日本語授業の準備。

そして夕方、物思いつつ夕日を眺めている次第。 立場が変わると 状況って ホント変わるんだね

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ほんのり赤らむ花(酔芙蓉)

2023年08月17日 | 身近な植物

毎朝日課のラン&ウォーク、橋のたもとに白い大輪の花をいくつも咲かせている木がある。

素敵だなーと思いググって調べたところ、「芙蓉」の花だということが判明。Facebookにも写真を投稿して紹介した。
 ところが今日、昼間に同じところを通りかかってびっくり!
純白だった花が、全部ピンクになってるではないか。

あわてて再び調べてみると、新事実が判明。これは酔芙蓉という品種で、咲き始めは白色だが日が高くなるにつれ赤みを増し、やがて完全な紅色になる性質があるとのこと。

時間帯によって花色の変わる様を、酔客の顔色になぞらえてスイフヨウと名付けられ、観賞用に庭園や公園に植栽されているらしい

ちなみにスイフヨウ(酔芙蓉)の学名は Hibiscus mutabilis cv.Versicol、あらハイビスカスじゃん!

南国の花として有名なハイビスカスと同じ仲間だということも判明(ちなみに我々がふだんハイビスカスと呼んでいるのは、和名ブッソウゲ/仏桑花という花)。

ここのところ身近な植物についての投稿が続いてるけど、植物の名前の由来はホント面白いなあ。

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朝咲くのに夕化粧

2023年08月09日 | 身近な植物

春先に花が咲く植物は、他の植物が成長する前にさっと花を咲かせて種をつくろうとするためか、植物体本体も花も小型で可愛らしいものが多いが、夏に咲く花は、植物体本体も花も大型のものが多いような気がする。

     

            2月に撮影したオオイヌノフグリ             4月に撮影したニワゼキショウ

しかし、今回紹介する植物は別! 夏でも草丈20-30㎝しかなく、直径1㎝程度の可憐な花を咲かせる

ユウゲショウ(夕化粧)は、アカバナ科マツヨイグサ属の多年草。

原産地は南米から北米南部。日本では、明治時代に観賞用として移入されたものが野生化し、道端や空き地でよく見かける。

ユウゲショウ(夕化粧)という名は、夕方美しく花開くという意味だと思われるが、実はこの植物が花を咲かすのは朝で、夕方には閉じてしまう(だからSuさんがジョギングの途中で撮影できるのだ)。全然違う性質なのに、なんでこんな名前がついたのだろう?

 マツヨイグサの仲間は、「待つ宵」の名の通り、夕方咲くものが多いから勘違いされちゃったのかなあ?(諸説あります)

ともあれ、朝のジョグ&ウォークのときに出会える、薄ピンクの可憐な花びらに今日も心癒されるSuさんでありました。

 

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