もう日付が変って昨日になってしまいましたけれど、一か月遅れで隅田川花火大会がありました。きっと多くの人達が観て楽しんだりしたのでしょうね。私も屋上から第一会場のを観ていました。直線距離で凡そ3km 程なので風次第では花火の火薬の臭いが届く事も有ります。そんな中で観ていると、いつも決って思う事が有ります。私が(私たち日本人)が花火に心を奪われ楽しんでいるその時に、世界の何処かでは同じ火薬を使って人が殺し合っている。方や平和な世界で、方や戦禍の中に。まァ、66年前迄の日本もそうでしたけれど…。一方でダイナマイトを創り、一方では心和む花火を創る。どういう事なのでしょうね? 同じものを使って、真逆の結果を出し合っている、「人間」ってなんなのでしょうね。私、けっして平和ボケをしているわけではありませんよ。砂漠の真ん中で二万発の花火を打ち上げたら、想像してみてごらんなさい、それは爽快そのものではありませんか。みんな見惚れる事でしょうね。でも、野生の動物達にはちょっと迷惑な話しかもしれませんね…。私の言いたい事は、ここでのこの安らぎのひと時・空間を分かち合えないものか・・・という事なのです。勿論、きれい事ばかりが通る世の中だとは思ってはいませんよ。上杉鷹山の言葉を引用します。 「なせば成る何事も 成らぬは人の なさぬなり」。 あとどのくらい、こんな世界が続くのでしょうか? 花火はたとえひと時でも灯火にはなっても、銃火は決してそうはなりませんよね・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます