気の向くままに junne

不本意な時代の流れに迎合せず、
都合に合わせて阿らない生き方を善しとし
その様な人生を追及しています

'12. 歳には勝てない 澤、全く機能せず !  引退間近か ?

2012年06月19日 | なでしこ

勝てない試合を実況 松木マイクの前で盛り上げるがシラケるばかり !!

 親善試合という事で気が入らなかったのか

 アメリカ相手に1-4という結果。これをどう見るかなのですが、単なる実力の差だけではないでしょう。この試合、そもそもがチームとしての体を為してはいませんでした。何をするにもチグハグで、全てが噛み合っていなかった・・と言うのが正解でしょう。去年のワールドカップ以来、アルガルベC.にしてもキリンC.C.にしても、だんだんと「なでしこ」らしいサッカーが失われていっている様に思われます。いきなりワールドカップ優勝という快挙を成し遂げた反動、急に人気者になって足元を見失っているからなのでしょうか? このアメリカ戦では正に分解寸前・・といった有り様でした。今なら殆どの国がアメリカ同様に勝てるでしょう。もしも怪我の為とかブランクが有った為とか言うのだとするならば、その時点で既に試合に参加する資格は有りません。プロであり、国を代表しているのですから。

 情けないと思いながら観ていると機能していない選手が目立ちました。先ずはお局・澤。明らかに全盛期を過ぎているのが見て取れました。普通なら走るところをまるでジョギングでもしている感じで、それが精一杯の様でした。これ迄メディアを通して仲間からは「精神的支柱」の様に報道されてはきましたが、この試合ではボールが澤を起点として動くという事は殆ど有りませんでした。今やチームの要は宮間あやになっていて文字通りの起点です。そろそろ引退が近いのか・・と、思わずにはいられませんでした。

 次は永里です。この試合で唯一の得点を挙げた・・という形になってはいますが、あれはよくよく見てみると、宮間のアシスト、つまりパスではなく、正確無比な、宮間ならではのスーパー・シュートだったのです。ゴール前、左右から澤と永里が飛び込んで来て、それがたまたま永里の頭に当たったというだけなのです。色々な角度からのVTRを見てみると、あのボールの弾道、コースはそのままゴールしていたのです。つまり永里は得点が欲しいが為に、宮間のゴール・シュートを横から掻っ攫ってしまった・・というだけの事なのです。ゴール前、双方の選手達が入り乱れる中での一瞬の事で、永里のゴールという事になったわけなのですが、似た様な事は前にも有りました。やはり宮間のアシストなのですが、頭が良くセンスの良い正確なパスを出したところに、思った通りに永里がシャシャリ出て、ゴール前でよろめきつんのめったところにボールが飛んで来て頭に当たった為、それが永里のヘディング・シュートとなってしまったのでした。実力なんて有りませんよ。所詮そんな程度なのです。運動量は極めて少なく、FWの位置から殆ど動こうとはしない。トラップもパスも下手だし、川澄奈穂美や安藤梢ともリズムが合わず、合わせようともしない。まさにピッチのお邪魔虫そのもの。

 と、まあ、負の要因として大きなものを二つばかり挙げましたが、まだ他にも有ります。しかし、ここでは省略をしておきましょう。

 それよりも如何にしたら勝てるのか、本来の「なでしこ」に戻れるのかが大事なポイントです。今の状態が余りにも不可解なので、私も答えに戸惑っています。ですが敢えて何か言うとしたら、選手の起用法という事になるでしょうね。今現在調子の良い選手を起用して、イマイチの選手をベンチへ・・です。そこでこんなのはどうでしょうか? 動きが良く何処でも守備を熟せる安藤梢・川澄奈穂美を前戦に置き、ゲームを動かせる大野忍・宮間あやを中盤の要とし、攻撃力の高い鮫島彩・近賀ゆかりを後方待機型の守備に据えます。これでは今の隊形と変りなく見えますが、この陣形に拘らない自由な判断を一任させて持たせるのです。残りの人数は中盤と後方を任せられる選手を選び相互補完させるのです。勿論、澤・永里は外します。如何にチームを機能させるかが一番の命題です。

 次のスエーデンは1-3とアメリカに敗れていますが、失点から見れば日本よりは若干ましです。そんな相手にどの様に立ち向かい勝ちを奪うのか、まだまだ試される「なでしこ」。たった二戦の今回の遠征親善試合ですが、一試合ぐらいは勝って帰国して欲しいものです。全ては監督の頭の切り替え如何に掛かっている事は確かです。それでも、それがどうなろうと、「なでしこ」たち、どうか頑張って下さい。応援しています。


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