気の向くままに junne

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‘12. スノー・タイヤの信頼度 ?? !

2012年02月11日 | 日記・エッセイ・コラム

 冬の季節、ニュースなどでよく目にするのが雪道での自動車の事故シーン。よくよく見てみるとその殆どがスノー・タイヤを装着したもの。と言えるのもタイヤ・チェーンを着けていないし、どう考えてもノーマル・タイヤのままで雪道を走る愚か者はいないから。昔はスパイク・タイヤなどというものが有りましたけれど、今は目にする事は有りません。 その代りに台頭してきて現在一般化して定着しているのがスノー・タイヤなのですけど、 その効果は果してどうなのでしょうか? まァ、ノーマル・タイヤより良いのは疑う余地が無いのは判りますが、タイヤ・チェーンの方がより効果的だと思います。

  しかし、チェーンは装着が面倒で慣れない人には手間暇かかる厄介な代物、おまけに乗り心地も悪くなります。敬遠したくなるのは解らなくもないのですが、しかし事故を起こしてからでは遅い・・・という事を忘れてはいけませんよね。良く見かける『タイヤ・チェーン装着』の規制表示、無意味に規制しているわけではないのですから。このチェーンを着けるかスノー・タイヤを選ぶかで、事故の発生率が変ってくるという事をもっと認識して欲しいものです。

  そんな『状況を考えず』選択をするというのも、もしかしたら、『自然』を甘く見ているからなのではないでしょうか。或いは『自分の運転なら大丈夫』という過信なのでしょうか。どちらにしても誤った判断でしょう。アイス・バーンの怖さを知っていれば、雪上のスパイク効果を考えた時、どちらを選択するのが賢明か良く判る筈。 しかし、とは言え、タイヤ・チェーンにすれば絶対に事故を起こさないとも言えません。それでも事故の確率は減るでしょう。

  雪国の人達と、殆ど雪道を走らない人達とでは、スノー・タイヤを装着するしないの判断が異う所が有る様にも思えます。どれだけ自然界の脅威と苦労を身に沁みつかせているかの異い・・・が有るのでしょう。地元の人達ですら事故を起こすのに、 普段雪とはあまり関りのない人達は、多少なりとも恐怖を覚えながら走る方が賢明と言えるでしょう。

   この様に書いてきましたけれど、スノー・タイヤを完全否定しているわけではありません。スノー・タイヤにもそれなりの利便性は有ります。 要は、『いつ、どの様な状況で、どちらを選択するべきか』  という事なのです。 安易な気分で判断すると後で痛い目に遭うのですから。スノー・タイヤを装着するのもいいでしょう。でも、トランクの中にはタイヤ・チェーンを入れておく事ぐらいの心の準備は、しておくべきでしょう。人の認識の及ばない自然の驚異に畏敬の念を抱きながら走って欲しいものです。


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