3連休は避暑ならぬ避寒(雨)☔(台風)季節の移り代わりがとうとう始まってしまった。これから半年、また冬眠するのか〜と思うと、真夏の陽光が懐かしく思えて堪らない。そこで、せめてもの悪足掻きとして、連休は南の島へ逃避行を。今なら空いている。そしてなにより温かい。(勝手に合成しました)波は少し荒れているけど、海の中は気にならない程度。ちむどんどん…このまま移住してしまおうか。故郷下町と天秤 . . . 本文を読む
いま私の周りでは「マイナカード」やら「マイナポイント」が悩みと憤慨の種になっている。要点は極めて簡単。色々なポイントカードが有る割りに、カード毎に使用出来る店が限定されていて、どのポイントカードを選ぶべきか…って事。それぞれに互換性を持たせないのは「囲い込み」をする為に他ならない。中には¥5.000の為に、新たに¥5000を足して7.500+7.500+5.000+5 . . . 本文を読む
15週間に亙る旅の完結。しかし、本当に沖縄の旅は完結したのだろうか?確かに多くの出逢い、出来事、葛藤…etc.と、一回の旅としては今迄に無かった程の実りを得ている。全てを言葉で表現する事など、きっと不可能だろう。106日間の動向を整理すると以下の様になる。先ずは定着行動を甘く見ていた事の失敗。そこで同じY.H.春海荘に止まっていた毛利と須藤の誘いに乗り、八重山に渡島する運びとなる。6 . . . 本文を読む
午前7時、「おとひめ丸」は何事も起こらず那覇の港に接岸した。下船後すぐに新那覇港に行き、荷物をコインロッカーに入れ「飛龍」の乗船券を買った。この「飛龍」とは有村産業の船で大阪へ行くものである。そして今、10時48分。那覇市泊大通りにあるサテンドールで冷珈琲を飲んでいる。6月8日に着いて以来100日振りぐらいである。ここからの風景も懐かしい。何のアテも無く、仕事もこれから探そうとしていたあの時の事を . . . 本文を読む
宮平観光ホテルを出たのは午後1時頃で、そのままアルバトロスに行った。いつもの海が見渡せる窓側の席に座り、冷珈琲を飲みながら海と空の色が溶け合った水平線を、そう…3時頃迄見つめていた。『これが100日間の結果か…?ちょっと情けないな…』と思いながらも乗船券を買いに港へ出向き、そしてここ石垣島での最後の珈琲を飲みに再びアルバトロスへ戻った。何度も何度も人を見送 . . . 本文を読む
ホームシック・ブルース美崎町に戻って来たものの、何かが変ったと云うわけでもない。私は宙に浮いていて風の中で踊っている。「あゝ…風よ、私を何処へ連れて行こうというの」そんな気持ちが私を支配しているのに気がついていた。これ迄の99日間の疲れが一度に出てくる様だ。『ここらがそろそろ潮時かな…』。帰思が膨れ上がっている。住み慣れた石垣・八重山を出て行くのは、決して負けたからでは . . . 本文を読む
昨日の船で与那国島へ行くつもりで9日には乗船券まで買っておいたのに、着いた所はここ、平野だった。7月22日以来二度目の石垣島最北端の地である。昨日、そして今日と二泊目になる。実を言うと、昨日朝7時の船には寝坊して乗れなかったと云う理由だ。でもこの話しには別の理由も有る。確かに本来目覚めねばならない時間には起きられなかったけれど、それはほんの僅かの差。素早く服を着て港へ駆け付けた。しかし肝心の船の姿 . . . 本文を読む
昨夜(7日)の仕事、今朝未明(8日)迄の仕事を最後として、七十九日間居座ったジュータン・サパー「槇」を辞めた。今夜は波止場近くの民宿・美崎荘に居る。この七十九日間、実に色々な事か有った。特にその中でも十歳年上の女性ピアニスト、山城キヨコに付いては生涯忘れないだろう。まさに特筆しても余り有る。彼女は私を成長させてくれ、私は理解者であろうと努めた。そしてその関わり合いの最中に崎山問題が起こり、その辺り . . . 本文を読む
最近、どうした事か睡眠時間が少なくなっている。私自身そういった事は珍しい事ではないのだけれど、理由は二つ挙げられるだろう。一つはここでの生活に慣れて半ば惰性的になり、体が睡眠不足にある程度対応出来る様になったのだろう。もう一つはやはりキヨコの問題と言えるかも知れない。今日も早めに目が覚めた。冷たいライム・ソーダを飲みながらヴァイオレットを吹かし、その後外に出た。何かしようと外に出た理由ではない。何 . . . 本文を読む
昨日に続いて、今日も私は石垣空港へ来ていた。勿論、キヨコ姉さんを出迎える為である。朝から夕方の便迄待ったが、昨日は姿を見せなかった。もしかしたら今日も…と思いながらも私はここに来た。まるで『岸壁の母』みたいに。午前中の最後の便にも乗っていなかった。後になって考えてみれば、那覇に電話をして乗客リストを見てもらえば済んだものを、この時はそこ迄思い付く余裕は無かった。冷たいフルーツ・ジュー . . . 本文を読む
「私ちょっと那覇へ行って来る」「えっ、どうしたの急に」「なんでもないの。ちょっと家に帰るだけよ」「首里に?」「そうよ」「もう、帰って来ないんじゃない?」「な〜によ、そんな顔して。帰って来るわよ」「本当に?」「…私、好きなのよ、この石垣が。石垣はいい処サ。八重山は好きよ。大好きよ」「嫌な事が起きても?」「そうよ。それは…、石垣の良さとは別な事よ」「それで、いつ?」「お昼の . . . 本文を読む
とうとう恐れていた事態が発生してしまった。と言っても、私自身何がどうなったのか全く解らない。が、皆目見当が付かない…と云うわけではない。とにかくキヨコの身の回りで私の予期した波紋が波を高めたらしい…と云うのは手応え有る推測であり、それはそれで紛れも無い事実なのである。今夜の最後のステージを終えると、カウンターでいつもの様にライムソーダを飲んでいた私の隣に座り、泣きながら . . . 本文を読む
"二十歳の詩集"実際のところ、私にって白根一男のコンサートなどは、全くどうでもいいものだった。しかしまぁ何と言うのか、義理の様なもので気乗りのせぬまま出掛けて行った。一応それなりに午前の部と午後の部があり、私が行ったのは午後の部であった。200人ぐらい収容可能なホテルの会場には、思った通り三割程度しか客はいなかった。退屈なステージの半分ちょっとを観てから私は出て来た。もう、これ . . . 本文を読む
白根一男一座・来島今の若者などその名を知る由もない大昔(?)の歌手、白根一男がこの石垣島にやって来た。たった一曲のヒット曲を引っさげて。16.17日の二日間、宮平観光ホテルで公演をする為に訪れたのだが、実はそこにはもう一つの理由が有る。それは私のいる店の、一周年記念の催しとしてのステージが加えられていたのである。そちらの方は明日15日(金)の一日のみ。時代の波に忘れられた筈の芸人が、とんでもない地 . . . 本文を読む
昨日の事だけど、ワクチン接種をして来た。今迄はファイザーだったけれど、7月17日には既にいつもの病院が8月一杯埋まっていたので、コールセンターに電話をして家から一番の近場で今から最短で接種出来る場所を尋いた。今迄の病院よりは近かったけれど、そこはモデルナ、つまり交差接種となる。前回が3月3日だったので8月3日を予定していたのだけれど、3週間も前に8月は既に埋まっていたとは全くの予定外だった。やはり . . . 本文を読む