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入居者専用ポータルサイト  

2006年12月29日 | 価値向上
入居者専用ポータルサイト「CYBERHOME(サイバーホーム)」
 《マンションライフを豊かにする新しいコミュニケーションの提案》
ファミリーネット・ジャパン
次世代ツールを装備したマンション
 マンション業界最大手の「大京」が、グループのライオンズマンションを中心に新築や既存のマンションの高速ネット化を推進するために、NTT-MEと共に設立したファミリーネット・ジャパン。2000年10月に設立された同社の事業内容は、高速大容量ネット回線であるブロードバンド・インターネットのインフラ構築、新築・既存マンションへのプロバイダー事業、ブロードバンド・インターネットサービス用ポータルサイトの運営やインターネットコンテンツサービスを提供しています。
 事業がインフラ構築からプロバイダー事業やポータルサイト運営、コンテンツ提供にまで及んでいるのは、インターネットを電気・水道・ガスのようなライフラインのひとつと位置付け、ITと融合した新時代のマンションライフを提供するためのものです。
マンション入居者専用掲示板への高い注目度
 高速のインターネットを備えた新築マンションが普及するにつれ、たんに「つながる」「速い」というだけでは他社との差別化はできません。ファミリーネット・ジャパンによるブロードバンド・インターネットサービス用ポータルサイト「CYBERHOME」の運営やコンテンツサービスの提供は、マンションの入居者の暮らしをよりよいものに変えることをコンセプトにしています。
 「CYBERHOME」は、住まいや健康、レジャー、マネーなどの一般的なカテゴリーのほかに、マンション入居者を会員とする専用サイトを設けています。IDとパスワードを入力すると会員専用のホームページへリンク。グルメやショッピングなどの「エリア情報」、管理員の勤務時間や各種問合わせの「マンションMEMO」などのコンテンツを提供。なかでも、現在約400棟のマンションごとに「掲示板(BBS)」を提供。「入居者のみ閲覧可能」という限られた世界で、世代や性別、職種を超えたコミュニティが発生し、マンションライフにおける新しいコミュニケーション方法を誕生させるきっかけとなりました。当初懸念された、インターネット掲示板特有の匿名性による誹謗中傷の投稿は、「同じマンションの住人」という自制意識によって、1件の問題も起こっていません。
高速・常時接続が月額2000円から4000円台で可能に
 「CYBERHOME」の接続会員数は、2001年度末で約6万。男女比率は、一般的なインターネットユーザー(携帯電話を除く)が7対3と男性優位ですが、「CYBERHOME」はほぼ半々の割合です。また利用時間帯は一般的に午後11時から午前1時が多いですが、「CYBERHOME」の場合は、常時接続サービスでありファミリーがメインであることから、主婦の利用が多く昼間も一定のデータが流れています。
 新築・既存向けにサービスを提供していますが、両サービスともに、メールアドレスは家族全員分無料で提供、安心のヘルプデスク等、充実したサービスを基本としています。新築の場合はネットワークのための工事費等がマンション建設費に組み込まれているため初期費用は無料。サービス料として月額1500~2200円程度(保守費別)を管理費として徴収しています。
 既存の場合はネット化するために電話線を活用するVDSL方式を採用していますが、新築と違い工事費等が発生します。この初期費用(工事費用)をなるべく抑えるために月額費用とのバランスでサービスを提供しています。アダプター買取の場合は初期費用39,800円、月額料金4,280円、レンタル方式の場合は初期費用1万円、月額費用4,980円となります。
 今後はグループの既存マンション26万戸と年間約12000戸竣工の新築マンションをはじめ、あらゆるデベロッパーのマンションへ「CYBERHOME」を提供することを目標にしています。
次世代マンションへのステップアップ
 ポータルサイト「CYBERHOME」では、マンション入居者に適したコンテンツや会員専用ホームページなどソフトのサービスの充実に取り組んでいますが、更なるソフトのステップアップを目指しています。たとえば、マンション周辺地域の情報などを充実させ、現在各世帯に対して同じ情報を配信していますが、将来的には3人家族向け、あるいは夫婦2人家族向け、お父さん向け、子供向け等といった、きめこまかな情報の配信。あるいは、コンテンツを利用して入居者や管理組合、管理会社をより密接に結びつける等。
  さらに次の段階は、ハードにからんだコンテンツを加えることによりホームネットワーク化等を進め、「つながる」「楽しめる」からマンションライフに直接的に関連するサービスを充実させます。たとえば、カギやガスの元栓の閉め忘れた場合に、インターネットや携帯電話から操作できる、インターネットで照明器具やエアコン・家電製品をコントロールする、来訪者をカメラでネット上から確認できる、マンション内のキッズルームをウェブカメラで撮影してインターネット経由でどこからでも見られる――など。よりよいマンションライフを実現する次世代マンションへのステップアップを、ブロードバンド・インターネットサービス「CYBERHOME」により実現します。


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