1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【住職の法話。考え方を少し帰るだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】 今朝投稿の「令和6年6月分法話」の補足。本の中だけで生きてんじゃねえよ人間、の話。

2024-06-01 07:04:46 | 法話

【臨時法話】今日投稿の「令和6年6月分法話の補足】


近頃あった話です。檀家35歳男性が「赤子を育てるなんぞ、マニュアル通りにやれば、簡単な事よ」と豪語していたが、そのマニュアル(夜泣きで睡眠不足対策。その他諸々対策)通りにしたが、直の経験(対応)はそう容易くなく、悪戦苦闘で悲鳴を。経験なき時は常に「自分の理論、理屈が最も正しい」と人を蹴散らし、批判する典型的な『本の中だけで生きてんじゃねえよ人間』であるこの男性も、経験(赤子対応)と同時に、鼻っ柱をへし折られる事に。親は赤子を育てていると思っていますが、実は親は、立派な親になる様に、赤子から育ててもらっているんですもんね。


この檀家35歳男性に「明治17年生まれの山本五十六さんが『やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、褒めてやらねば、人は動かじ』と。明治41年生まれの拙僧爺様(会社の社長)も『人は教えられても身に付かん。人は気付かにゃ身に付かん。見てわからん奴は、言うてもわからん。が、言うてやらねば、なおわからん。人の半分は、指示待ち人間だ。頭の高い奴に力のある奴はおらん』と。拙僧は、そんな爺様に育てられたんだよ」と。






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