増えたり減ったり…大和・山田五郎・キリ・ラン・リル・ぷー子
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本を2冊購入しました。





右側の『猫鳴り』は以前からちょっと気になってた本。

左側の『のこされた動物たち』は偶然見かけて思わず買ってしまった...というカンジ。





本を購入した翌日、mikkoさんのブログ ねこばかねこ。を拝見して驚きました。

なんと『猫鳴り』が紹介されているではありませんか!

早速、こちらから読み始めることにしました。





第一部

ある主婦の前に1匹の仔猫が現れます。
しかしその仔猫は、すぐにはこの主婦に受け入れてもらえません。
動物を愛する人間にはとうてい考えもつかないようこの主婦の行動に
私は嫌悪感を持ちさえしました。



第二部

幼児や小動物に憎しみをたぎらせている男子中学生が
ある日父親が連れ帰った仔猫と接するうち少しずつ変化します。
第一部ではまだ子どもだった猫も大きく成長してこの少年に関わってきます。



第三部

20年が経過し、猫は最期の時を迎えます。
mikkoさんから「第三部は一気に読む事をオススメします」とコメントいただいたので
そのご意見を素直に受入れ、一気に読みました。
いえ、一気に読んでしまった...というのが正しい表現でしょう。

先代猫に腫瘍が見つかってから逝ってしまうまでの7週間...
泣きながら運転して病院へ行ったこと...
猫自身のストレス軽減のため自宅で毎日点滴したこと...
最期の数日間、動くことができずにただ寝そべってた場所...
息を引取ったあの瞬間のこと...

過去に体験した様々な場面が蘇り、涙が流れました。





mikkoさんが書いておられる通り
猫を飼ったことのある人であれば
この文字を読むだけで絵が浮かぶぐらい
猫に対する細かい描写が描かれています。

読んでみる価値のある一冊だと思います。





もう1冊購入した『のこされた動物たち』

福島第一原発20キロ圏内にとり残された動物の写真が
短い文章と共に掲載されています。

犬や猫はもちろん、馬や牛や豚も。

辛い気持ちになることは覚悟してました。

でもほんの30ページほど読んだだけで本を閉じました。

理解してたはずなのに、あまりにも酷い現実が、写っていました。



『猫鳴り』を読んだ後だったからでしょうか...

心の準備ができたら、またこの本を開くことにします。。。







あ...忘れてた。

その話はまたね。





  1日1回 ポチッとお願い♪


ちょっとテンション下がってます

コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
Unknown (元祖ゆう)
2012-03-07 22:14:57
もう1年ですね 千匹規模の保護作戦が政府によって行われるとか 理由はペットが野生化して危険だから??? 悲しいですね。
 
 
 
Unknown (mikko315)
2012-03-09 08:46:39
ヘヘ…(笑)
かぶっちゃいましたね…
いや、ズラじゃなくて…ネタ!
これも髪様の痛ズラ…あれ?変換がおかしいな…
神様のイタズラなんでしょうかね~
まさか潤吉さんも読もうとしてたなんてね~
実は、この「猫鳴り」を読んで行く内に
もし潤吉さんが読んだら、先住猫の潤吉ちゃんを思い出して
もしかしたら辛いんじゃないかな…
と思っていたんです。
というか、こういう経験してる人って
たくさんいるんでしょうね。
わたしもそのひとりです。

あんなに食いしん坊だった子が
何も食べてくれない辛さ…
食べる気力、立つ気力さえ無いのに
無理やり薬を飲まそうとすると、必死で抵抗する気力の矛盾の辛さ…
そんな嫌な事ばかりしているのに
名前を呼んだら、目線をこちらに向け
シッポの先っちょを小さく動かして
返事をしてくれる辛さ…
そして、結局何も出来ない無力な辛さ…
忘れたいのに忘れれない
忘れたいのに忘れてはいけない
ずっと自分の中で、矛盾な気持ちが今でもあります。
これを読んで、またあの日の事が蘇り
そしていろいろと考えてしまいました。
モンは、死という受け入れ方を自然な事なんだよと
教えてくれたんでしょうね。

 
 
 
お返事 (潤吉)
2012-03-10 00:01:45
<元祖ゆうさま>

ついさっきまで震災関連の番組を観ていました。
つながれたまま死んでしまった馬だと思った動物は
やせ細った牛でした。
どんなに苦しかったことでしょう...
もっと早く、政府にはやるべきことがあるはずです。


<mikkoさま>

いや~ホント
髪様って痛ズラ好きで...あれ?
ウチのPCも変換がおかしい。辞書入換えようかしら?

『猫鳴り』本当に辛かったです。
私だけでなく、mikkoさんもそうだったと思います。
猫を愛する気持ちが深いぶん、悲しみも深いですね。

先住猫潤吉の腫瘍がみつかったのは
5年前のちょうど今頃でした。
通ってた動物病院近くの線路際に立派な桜の木があります。
その桜の蕾がふくらみ、開花し、満開になり、散っていくのを見ながら通院しました。
年月が過ぎても、桜の季節はその道を通ることができません。

すごくすごく辛くて
もう猫と暮らすのはやめようかな...なんて思ってもやっぱり猫が大好きで
また猫との生活を始めてしまう...
mikkoさんや私だけでなく
たくさんの人がそうしているのでしょうね。

mikkoさんがおっしゃるとおり
モンは死が自然なことだと教えてくれました。
それだけでも、この本を読んでよかったと思っています。
 
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