ため息の訳１

物静かに南の空を眺める男の背中。哀愁が漂ってます。



過ぎ去ろうとする短い夏を惜しんでいるのでしょうか？







え.....ため息ついて、どうしたの？







航祐のお腹はそんなにデリケートじゃないでしょ。





こんどは東側の窓辺に移り、またまた...



なになに？　原因はウメさんですか？













へ？

この母が原因ですか？忘れてるって...何を？





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航祐が落ち込むなんて、ただ事じゃないわよ。

水

今朝起きて窓を開けたら涼しい風が部屋に入ってきました。

梅雨があけてまだ3週間なのに、もう秋が近づいているんですね。



しかし、昼間はまだまだ30℃超え。

人間にも猫にも充分な水分が必要ですが...



ウメさんはなかなか自分から水分を摂りに行こうとはしません。

ゴハンの横と浴室にはいつもたっぷりの水を準備してあるのに...


仕方ない。今日も。　





ウメさんがいる場所まで水の容器を運ばせていただきます。



ウメさんが水を飲み始めるとその音を聞きつけて必ず航祐がやって来て...



一緒に飲みたがるんです。



そうそう。

浴室に置いてある水の容器はこの3倍ほど。

そっちで飲めばいいのに...

ウメさんが飲み始めると必ず航祐はやって来て小さな容器から2匹で



なんか窮屈そうね。



『仲良きことは美しきかな』と喜ぶべか

浴室の大きな水飲み場へ誘導するべきでしょうか？

いやいや!　ウメさん、自分から飲みに行ってよ。




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*ウメさん心の言葉*　　もう！航祐ってば邪魔なのよ！

暑っ・・・

名古屋は連日の30℃越え...暑いです。

しかし、なかなかクーラーをつけようとしない母。



ニャンズの様子はというと.....






















暑さに耐えかねて、女性としての恥じらいとは無縁の姿。



航祐はどうしているのでしょう？



こちらもかなり辛そうですね...




電気代を気にせずクーラーつけてあげられるウチじゃなくてごめんね。




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母ちゃんのビール代と比べたら電気代くらい安いもんでしょ!

シッポ

ウメさんが我が家に来て２年過ぎました。



先代猫はスラッと真っ直ぐにのびたシッポの綺麗な男の子。



その先代猫を亡くして３ヵ月経過。



新しい子を迎えようと思った時...



こんども綺麗な真っ直ぐシッポの男の子がいいな...と考えていた。



里親募集の掲示板に誘われて訪れた先にいた数匹の猫。



の中から私が選んだのは



真っ直ぐシッポの.....





女の子でした。







そして昨年９月。



新しく出会った猫は男の子だけど



シッポはくにゅくにゅ.....



おまけにこのくにゅくにゅシッポ



まるで己の意思を持っているかのようによく動きます。

ぶんぶん振り回したり、床にバンバンと叩きつけたり...





まぁ要するに...

男の子だろうが女の子だろうが

シッポが真っ直ぐだろうがくにゅくにゅだろうが

猫の種類とか毛の色とかそんなことは無関係に

縁あってウチに来てくれたウメさんと航祐に感謝です。。。




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ホントに感謝してるならお願いだからクーラーつけて...

派遣切り

新聞紙をかぶって眠っている方がいます。



100年に1度級の大不況といわれるこのご時世...



派遣切りにあって住居をなくした方でしょうか？









路上生活をしていらっしゃるこの方、Ｋさんと呼ばせていただきます。

昨年の冬派遣切りにあい、一旦は農作業の仕事を得たものの
仕事がキツくて耐えられず逃げ出した結果住居もなくしてしまったそうです。



あ...すみません。

そうですよね。　Ｋさんを産んだお母さんが見たら悲しみますよね。



路上生活を始めてもう３ヶ月になるそうですが...



足の裏も新聞のインクで黒くなってます。



いつまで今の状態で過ごされるんですか？



なるほどー。それもそうですね。住所がないと定職に就くのも困難ですものねぇ。





あ...そうなんですか。食事にありつくにもご苦労がおありなんですね。

どうも有難うござます。
　

以上。。。派遣切りにあい、路上生活を続けるＫさんにお話をうかがいました。








あはは。ごめんごめん。




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航祐は新聞紙の上が大好き。だから足の裏はいつも真っ黒なのよ。

セミが ・ 2

ベランダのパンチングに留まってるセミを見つけたウメさんと航祐。

この日はなんの変化もありませんでした。




そして翌朝。この日も激しい雨。



前日と同じ場所にまだいます。

午前中、仕事をしていると...





ジジッ！　ジジジジーーーッ!!!

激しいセミの鳴き声。



排水用の溝に落ち、羽もすっかり濡れてしまってます。



しかし生命力ってすごい！

ヨロヨロと歩き、またゆっくりとパンチングを昇り始めました。



必死に頑張ってるセミを皆で見守ります。







このセミ...羽化してからずっと雨の中を過ごしてきたんでしょうねぇ。

長い時間地中で成長し、やっと羽化したのに...
サンサンと照りつける陽光を浴びながら思い切り鳴きたいだろうに...

なんだか可哀そう。





その後もウメさんと航祐は、頑張り続けるセミをじっと見守っていました。






お昼過ぎ。セミはいなくなってました。

雨の止み間に飛んで行ったのでしょう。

この翌日、梅雨があけました。外からはセミの鳴き声が聴こえています。


きっとあのセミも.....







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なんのオチもなくてごめんなさい。

セミが ・ 1

何日ぶりでしょう！　

ずーっと雨続きだった名古屋がすっきりと晴れ渡り
ベランダでは大量の洗濯ものがはためいてます。

ついさっきのラジオからのニュースによると
「東海地方は梅雨明けしたとみられる。」と発表があったそうです。

“みられる”って...なんか曖昧ですよね。
はっきり“梅雨明けしました”って言って欲しいです。気象庁さん...




さてさて、雨続きの日々を送っていた一昨日、ウメさんと航祐は...



２匹揃ってベランダの外を眺めてます。



さっきからず～～～っと.....













激しい雨の中、ベランダのパンチングにセミが。







気の毒なセミはこの後どうなってしまうのでしょうか？





次回に続く。




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ネタがないから“セミ”でつなぐワケね...