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恋愛小説

2008-02-02 22:48:19 | 映画(DVD)


愛する者を死に至らしめてしまう“と言う数奇な運命を持つ青年と、彼を愛した女子大生が紡ぐラヴ・ストーリー。監督は「Laundry」の森淳一。

WOWOWで放送されたとき、見逃したんで
いつか見たいと思ってたんですがやっと借りられました。
「Laundry」も好きな映画のひとつです。
窪塚よかったよなぁ~

両親、友達3人、そして体育でペアになってくれた女の子。
引き取ってくれたおばさんも、心が通ったその日に。
みんな死んでしまう。
僕のせいで。僕が死神だから。。。。
誰とも仲よくならないように一人で生きるなんて、
果てしない孤独を幼い頃から耐えてきたことに
まず胸が痛みます・・
子供時代の神木君の表情が素晴らしかったです。
笑ったのは、おばさんと雪で遊んだ一瞬だけ

遺言を作る手伝いを頼まれた宏之は、そのバイトの話を聞いた友人から
「その若さで遺言なんて、何かあるんじゃないか。
             俺たちにはわからない悩みが・・・」
↑この友達、アホかと思ったら核心突いてる~
能天気な友達の中にキャピってる真木よう子さんがいます。
SPとは別人っす(あたりまえ)

宏之に語るかたちで、悲しいお話が始まるのでした・・・・
運命に勝つと宣言した明るい彼女は、
夏が終わったら病に倒れてしまいます。
自分を責める聡史
そして1年が経ち、彼女が残したメッセージは・・・

宏之は、バイト代をうけとらず、聡史の身を案じて睡眠薬をもちかえります。
雇い主とバイトという関係がなくなったとたん、階段から落ちてしまいます。
もうお願いだからこれ以上やめて欲しい!
声に出してしまいました・・・

この切なさと、心地よい余韻は
「ラブ・レター」を見た後と似ています。
また思い出した時に見たい映画でした。

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疾走

2008-02-02 22:22:22 | 映画(DVD)
原作の文庫本の表紙は怖すぎます・・・・

海辺の町。
浜、沖、と呼ばれる地区に線引きがされてて、
浜の人間はなにかと沖に住む人を蔑む。

傍から見たらどっちも田舎だけどね(苦笑)
人を差別して、自分の方が優れているのだと錯覚したい愚かな田舎者たち。

救いようのないお話で、しばらくどんよりしてました(笑)
救いようのないといえば、同じジャニーズの二宮和也が
「青い炎」に主演していましたが、
暗さは「疾走」の方が底なしに暗いですね。
ラストのひまわりにも、青い空にも私は救われませんでした。

そりゃないだろっていうのは、
ナイフをふりかざした未成年に向かって発砲はしないはず。
足を狙ったにしても。
アンフェアかよ


中谷美紀さんが素晴らしかった。抱きしめてあげて下さい!って
頼みたくなった(笑)
神父のトヨエツもさすがだったんですが、
なにせ肝心の子供達が大根揃いでそれがどうも(^^;

中でも手越くんがいちばんましっていう酷いことに・・・

あ、手越くんはせっかくこんなに難しい役を頑張ったのに
「しゃばけ」等見てると劣化してますが大丈夫でしょうか?

結局、リゾートホテルは建たなかったんですよね?
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