昨日、気分が重くなるのを承知で見に行きました。
朝から映画館が大混雑してたのは、
ガンダムの限定プラモデルのせいだったらしい。
そんな人ごみをかきわけて入った部屋には、お客さんが10人ほど。
登場人物、全員が嫌いでした
誰にも同情できないし、
もうちょっとちゃんとできないの?
とイライラもした・・・・
同僚に見栄ばっかりはってウソばかりの女。
条件のよさそうな男には媚を売るが、
見下す男にはバカにした態度。
バカで安っぽいことが人に見透かされてないと信じ切っている。
運転している男が嫌悪感でいっぱいなのにも気づかないとは・・・・
そんな女が、見下している男に
見られたくないところを見られて八つ当たりしたあげく、
「親戚に弁護士がいるんだから」などと言いだすからあきれ返る。
おいおい、黙れ。
いいから送ってもらいなって。
ほら、殺されちゃったじゃないか・・・
この
自分は他の女と違うんだから
なんて勘違いしている女の子を
満島ひかりがみごとに演じていました。
退屈でどうしようもない日常を変えたい時って、
人は何をすればいいのかな。
どう見てもうさんくさい先生に
美人秘書なんておだてられて嬉しそうだったおばあちゃん。
その時間だけ楽しんで、何も買わなきゃいいんだよね。
ウチの母はうまいんだなそういうの(笑)
でもいらないわってはっきり言うもん
だけど、もうちょっと先生と話がしたくて、ついつい会いに行っちゃったからね・・・
樹木希林さんの「すごみ」はすごすぎて語るまでもないです。
イヤなヤツも演じる岡田将生
ちょっと顔がいいだけだと思っててごめんなさい(; ̄∀ ̄)ゞ
口角を上げて笑う笑い方が
役によっては爽やかで可愛いのに(笑)
ほんっとにイヤなヤツでした。
そんな友達に怒りを覚える永山絢斗は相変わらずヘタクソだったけどね
逃避行自体が理解できないあたしは、
光代の妹の怒りの方が理解できちゃうんだなぁ。
それでもさ、
光代が罪に問われないように首をしめた裕一の愛情は本物だったと信じたい。
たとえばもう一生会うことがなくても、
思い出だけで生きていけることもあるかも・・・
何もなくて後悔するより、何かあって後悔した方がいい
っていうのはたしか森瑤子さんだったかな。
光代にとってはその何かが強烈すぎましたが
できれば光代には裕一を待っていて欲しいですが
長いよね、きっと。服役。。
妻夫木くん、ものすごく頑張った
でもふっと暗闇に映った顔がやっぱりきれいなんだよねぇ(; ̄∀ ̄)ゞ