JuJuブレスト日記

乳がん治療の記録を残していきたいと思います。

巡る思い

2022-08-04 09:18:10 | 日記

きょうは、ベビーシッター最終日。

夕方からは、姪&2歳児とのお別れパーティー。

明朝、空港まで送っていきます。

住まいはカリフォルニアなので次は何年後に会えるかわかりません。

 

1か月半

この2歳児と濃密に同じ家で過ごして

お母さん(姪)やおばあちゃん(妹)がそばにいる時も

迷わず、わたしに抱きついてきては

離れずつきまとう小さな生命を

不思議な思いで眺めていました。

 

今でも私のことを「お姉ちゃん」と呼んでくれる姪にも

「〇〇(2歳児)は、お姉ちゃんが好きすぎる」と言われました。

暖かな体温と無垢な笑顔に癒されて

おかしな動作や片言に吹き出して

無条件に愛されて

私にとって神様からのプレゼントのような日々だったなーと思いました。

公園で一緒に走ったり、ダッコのサービスしすぎで腰痛になったけれど。

 

幸せな時を過ごしていると、時々、不安な気持になります。

私の人生が残り少なくなったから神様がプレゼントしてくれたのかな、と思ったり。

 

子どもの頃

頻繁に田舎の祖母に預けられて孤独でカラに閉じこもっていた私は

一人で山で遊んでいるとき

なぜか神様にだけは愛されていると感じていました。

山の神様に守られている感覚。

 

私は特定の宗教の信者ではないし

いわゆる「スピリチュアル」にも否定的。

学生時代の専攻も物理。自然科学が思考のベース。(と思っている)

自分でも自然の中で感じた「感覚」としか言いようがありません。

 

就職して仕事にも慣れてきた頃

いつのまにか神様に守られている感覚がなくなったことに気づきました。

自立できたから、

もう守ってもらう必要がなくなったんだな、と思いました。

 

さらに年を重ねて、定年退職もして

病気にもなって、時々、気弱にもなっていたら

忘れていた子供のころの感覚が少し蘇ってきました。

 

私、また神様に愛されるような

もしかしたらちょっと弱い人に戻ってしまったのかな。。


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