「通勤ライナー」はなぜ乗客にも鉄道会社にも得なのかー有料座席列車導入は鉄道活性化のカギ

こんにちは。大塚良治『「通勤ライナー」はなぜ乗客にも鉄道会社にも得なのか』(東京堂出版)で鉄道活性化策を提言しています。

JR東海道本線「ホームライナー浜松3号」(4383M)

2014-02-12 23:39:10 | 日記
皆様、こんにちは。

2014年2月8日(土)、JR東海道本線静岡19時13分発「ホームライナー浜松3号」(4383M)に乗車しました。373系F3編成3両+F14編成3両(定員各編成179人)による運行です。



土曜日ということもあって、静岡駅3・4番線ホーム上の「ホームライナー券売機」で乗車整理券(310円)を買い求める人はまばらでした。


ホームライナー浜松3号は、1両当たり3~4人が乗車している程度で、沼津方面から3番線に入線してきました。静岡から乗車したのも40人程度で、静岡出発時点で63人でした。客層は、勤め帰りのサラリーマンが半分くらいで、残りは静岡市内からのお出かけ帰りの学生や主婦層といったところです。



毎日運行の貴重な「JRホームライナー」ですが、土曜日も一定の利用を獲得しているようです。JR東海の「JRホームライナー」は全席座席指定制を採用していますが、車内で車掌から乗車整理券を購入することも可能です(「JRホームライナー」についての詳細は、拙著『「通勤ライナー」はなぜ乗客にも鉄道会社にも得なのか』(東京堂出版)45~52ページを参照ください)。

静岡を出ると、途中、藤枝、島田、菊川、掛川、袋井、磐田とこまめに停まります。各駅の乗降は1両当たり1~3人程です。中には、別料金が必要と知らずに乗り込む女子高生やお年寄りもいて、車掌から乗車整理券料金を支払うよう求められるシーンもありました。

そして、列車は静岡から約1時間で浜松に着きました。当駅から引き続き、20時12分発普通豊橋行き(975M)として運転されます。浜松からは部活帰りの高校生が大勢乗車してきましたが、それでも乗車率は4割くらいでした。また、浜松までは車掌が料金収受のためにこまめに巡回していたのが、浜松からはパタッと来なくなりました。



終着豊橋には20時46分に着きました。8番線の到着でした。同じホームの反対側7番線には、373系3両による20時55分発普通浜松行き(5988M)が静かに出発を待っていました。




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