皆様、こんにちは。
12月25日(金)、JR四国の「内子・大洲町並散策1日パス」(2,780円)を利用して、松山~伊予大洲間の内子経由と伊予長浜経由を乗車しました。
このパスは、松山~伊予大洲間の内子経由・伊予長浜経由の特急自由席が1日乗り降り自由のお得なきっぷです。パスの提示で、内子座など沿線観光施設の入場料割引の特典もついています。
内子は、木蝋生産で栄えた町で、趣のある街並は重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
内子の街並み散策を終えて、11時51分発特急「宇和海9号」宇和島行き(列車番号:1059D)に乗車します。ホームでは、列車を待っていた内子高校の生徒8人も乗車しました。
次の停車駅伊予大洲で内子高校の生徒8人全員が特急を降り、5人は伊予大洲で下車しましたが、3人は普通伊予長浜経由伊予市行き(4920D)に乗り換えました。
以前の記事「通勤・通学の貴重な足!JR予讃線特急『しおかぜ10号』『いしづち10号』」でも書きましたが、予讃線では、JR四国の特急定期券「快て~き」を利用した特急の通学利用が盛んで、100kmを超える長距離通学も珍しくありません。
件の2人は伊予出石で、もう1人は伊予長浜で下車していきました。私も長浜大橋見学のため、下車します。ホームには下校中の長浜高校の生徒たちでにぎわいを見せていました。
長浜大橋は貴重な跳ね上げ式可動橋で、国の重要文化財に指定されています。
本来は猫の島として有名な青島へ渡るつもりでしたが、1日2本しかない船便のうち14時30分の便が運休と分かり断念し、松山に戻ることにしました。
伊予長浜14時47分発松山行き(列車番号:4922D)に乗車します。途中青春18きっぷのポスターで有名な下灘を通り、伊予上灘に着きます。当駅で由並小学校の児童13人が乗車してきました。
車内は程よく座席が埋まっており、友達同士で座れない男子児童2人組が私の目の前に来ましたので、席を譲ってあげたところ、丁寧にお礼を言って着席しました。
そして、次の高野川に到着すると、「ありがとうございました」と私にお礼を言って、小学生全員が列車を降りていきました。少しの間だけの出来事でしたが、心が温まりました。
鉄道は心と心をつなぐ大切な共有スペースなのだと、改めて実感しました。
また、予讃線の事例は、鉄道会社と地域の双方にとって、win-winになるヒントが満載です。
特急列車を利用した長距離通勤・通学を増やせば、鉄道会社は長距離運賃と特急料金のダブル増収が、そして地域(自治体)にとっては定住人口の増加をそれぞれ図ることができるでしょう。
企業は地域貢献の一環として、そして自治体は定住人口増加策として、特急料金を半額ずつ支給すれば、通勤者の負担はゼロとなります。
特急の速達性を十二分に活用できる良策です。是非注目していただければと思います。
12月25日(金)、JR四国の「内子・大洲町並散策1日パス」(2,780円)を利用して、松山~伊予大洲間の内子経由と伊予長浜経由を乗車しました。
このパスは、松山~伊予大洲間の内子経由・伊予長浜経由の特急自由席が1日乗り降り自由のお得なきっぷです。パスの提示で、内子座など沿線観光施設の入場料割引の特典もついています。
内子は、木蝋生産で栄えた町で、趣のある街並は重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
内子の街並み散策を終えて、11時51分発特急「宇和海9号」宇和島行き(列車番号:1059D)に乗車します。ホームでは、列車を待っていた内子高校の生徒8人も乗車しました。
次の停車駅伊予大洲で内子高校の生徒8人全員が特急を降り、5人は伊予大洲で下車しましたが、3人は普通伊予長浜経由伊予市行き(4920D)に乗り換えました。
以前の記事「通勤・通学の貴重な足!JR予讃線特急『しおかぜ10号』『いしづち10号』」でも書きましたが、予讃線では、JR四国の特急定期券「快て~き」を利用した特急の通学利用が盛んで、100kmを超える長距離通学も珍しくありません。
件の2人は伊予出石で、もう1人は伊予長浜で下車していきました。私も長浜大橋見学のため、下車します。ホームには下校中の長浜高校の生徒たちでにぎわいを見せていました。
長浜大橋は貴重な跳ね上げ式可動橋で、国の重要文化財に指定されています。
本来は猫の島として有名な青島へ渡るつもりでしたが、1日2本しかない船便のうち14時30分の便が運休と分かり断念し、松山に戻ることにしました。
伊予長浜14時47分発松山行き(列車番号:4922D)に乗車します。途中青春18きっぷのポスターで有名な下灘を通り、伊予上灘に着きます。当駅で由並小学校の児童13人が乗車してきました。
車内は程よく座席が埋まっており、友達同士で座れない男子児童2人組が私の目の前に来ましたので、席を譲ってあげたところ、丁寧にお礼を言って着席しました。
そして、次の高野川に到着すると、「ありがとうございました」と私にお礼を言って、小学生全員が列車を降りていきました。少しの間だけの出来事でしたが、心が温まりました。
鉄道は心と心をつなぐ大切な共有スペースなのだと、改めて実感しました。
また、予讃線の事例は、鉄道会社と地域の双方にとって、win-winになるヒントが満載です。
特急列車を利用した長距離通勤・通学を増やせば、鉄道会社は長距離運賃と特急料金のダブル増収が、そして地域(自治体)にとっては定住人口の増加をそれぞれ図ることができるでしょう。
企業は地域貢献の一環として、そして自治体は定住人口増加策として、特急料金を半額ずつ支給すれば、通勤者の負担はゼロとなります。
特急の速達性を十二分に活用できる良策です。是非注目していただければと思います。