サロン中央アジア

中央アジアの自然と人々

明日からアラルへ、

2008-04-28 01:42:25 | 中央アジア日誌
ゴールデンウィークに入った割には京都の街は混雑していない。明日からアラル海に出かける。昨年と一昨年に植えた苗木の様子を調査するのと今年の植林地を決めるためである。5月の7日に帰国する。大学の方は2日間休むだけで済むので新学期そうそうの海外出張も可能となった。もちろん休講せずに済む日程であるが、旅の日程は過酷でほとんどが移動日である。アルマティにある我がアパートでの滞在は合計しても1日もない。新芽を出したサクサウールの苗木と沙漠に咲く黄色い野生チューリップに会えるだろう。ところで、本文にあるようなコメントが3月に寄せられていた。大抵のコメントはいわゆる迷惑メールの類なので放置しておいたが、まじめなコメントなのでお答えして、出発前の最後の作業とする。 . . . 本文を読む

アラル海問題、現地からの生中継放送

2008-04-20 21:28:56 | 中央アジア日誌
市民研にはいろんな訪問者がある。先週木曜日は亀岡の京都学園大には出勤せず、市民研で2人の来訪者と会った。一人はNHKの番組制作者で、「地球の今を伝えるナマ紀行「世界一周! 地球に触れるエコ大紀行」のアラル海地域を担当している方である。その後、夜は滋賀県の朽木村で「焼き畑」を復活しようと奮闘中の友人である。 . . . 本文を読む

連休はアラルへ

2008-04-19 23:32:03 | 中央アジア日誌
ずいぶんのご無沙汰でした。春学期が始まり、新入生が200人弱だが入学してきました。バイオ環境学部も3年目を迎えて、最上級生が3回生となり、11階建ての学舎も狭くなってきた。大学の駐車場に車を止めて、7階の自分の研究室に着くまでに会話を交わす学生数が年々増えていく。学期始めの諸行事がほぼ終了し、すこし落ちついたところである。まもなく連休。この機を逃すことなくカザフに出かけることにした。2年間の植林の成果(苗木の生長ぐあい)を見に行く。全日程のほとんどが飛行機と列車と車での移動に費やす強行軍である。添付の写真は去年の同じ時期にノボカザリンスク近くの沙漠で撮影した野生のチューリップ群落である。たぶん今年も見られるのではないかと。新学期の喧噪の疲れを癒して来よう。先週はウズベクの土壌学者が市民研を訪ねてくれた。 . . . 本文を読む

桜の季節をお楽しみください。

2008-04-06 23:38:38 | 中央アジア日誌
長らくのご無沙汰ですというよりも、ずいぶんとサボってしまい申し訳ない。3月末から始まった新学期イベントの連続で、先週は激務の毎日でありました。田舎のローカル線ののどかな駅前に住んでいたのが、突然、東京駅前に住みだしたかのように、新入生や在校生の大群が大学に押し寄せてきました。その上に、ガイダンスや新入生歓迎のフェスタがあり、人の波に酔ったようです。今週からはもう慣れて大丈夫でしょうが。そんな訳で、ブログを書く気力がなかったのです。今日一日で、地球環境基金の助成金「アラルの森プロジェクト」の報告書を書き上げ、ほっとしたところです。なんとかブログを続けて行きますのでよろしく。桜の季節をお楽しみください。 . . . 本文を読む