昨日からの3日間は祝日(独立記念)となり、すべての公的組織は休んでいる。そこで、昆虫学者の友人(ロシア人)夫妻が山に案内してくれた。アルマティの南にはアラタウ山脈がある。その中腹まで来るまで上った。山の中は快適であるが、そこに至るまでの市内は渋滞だらけである。 . . . 本文を読む
昨夜遅くにインチョン経由でアルマティに到着した。高温多湿の京都を脱出してのアルマティの空気は心地よい。迎えのジープでアルマティ市ミクロライオン1のアパートに到着。いつものようにガソリンの価格を道すがらチェックすると、なんと1リッターが82テンゲである。5月よりもずいぶんと値上がりした。心地よい空気とは逆に心は寒くなる。1週間の滞在であるが、せいぜいアルマティの現状を報告しよう。 . . . 本文を読む
中央アジアの沙漠で亡くなった方々が何千人もおられることを知っている日本人は少ない。探検家が旅の途中で亡くなったわけではない。先の戦争で捕虜となり、シベリアの収容所から中央アジアに移送され、沙漠の収容所での死である。カザフスタンでの一例を紹介する。 . . . 本文を読む
数年ぶりに日本で盆休みを過ごしているというのに、今日は1933年の最高気温を更新して岐阜県の多治見や埼玉の熊谷で40.9度を記録したそうな。京都も猛暑である39度にはなったのだろうが、クーラー嫌いの筆者はひたすら日没を待つのみの1日であった。夜は五山の送り火(通称 大文字の送り火)で少しは涼を得たような気分になろうとしたが、暑いままの夜を過ごしている。中央アジアの8月は・・・ . . . 本文を読む
広島・長崎原爆記念日が過ぎて酷暑の夏です。大都市に原爆を投下したアメリカの戦争責任が戦勝国ゆえに不問にされてきた。核の脅威で世界を平定するこの地球世界を変えなければと思い続けてきた。人々の居住区域ではないが、カザフスタン北部のセミパラチンスク州は被爆地である。500回に迫る回数の原爆を始めとする核実験が大草原の小高い山の中で続けられていた。そして、多くの人々が後遺症で病んでいる。画像はアメリカのネバダとカザフのセミパラチンスクの被爆者が連帯した反核運動(ネバダ・セミパラチンスク運動)のロゴである。 . . . 本文を読む