サロン中央アジア

中央アジアの自然と人々

31日(木)サロン開催、乞参加!

2008-07-29 23:22:07 | 中央アジア日誌
酷暑、酷暑の毎日で、例年ならお盆を過ぎた8月中頃に感じる体力消耗感を7月末にもう感じている。ことのほか暑いため、このブログも生彩を欠いている。お許しいただきたい。カザフのこの時期はもっと暑く、沙漠の日中は47度にはなる。いくら乾燥している(湿度は30%)からと言ってもぐったりである。ひたすら日没を待つのみである。21時頃には日が沈み、星が見られるようになると、一気に気温が下がり、25度以下になる。消耗した体力が回復するのを実感しながら満天の星を楽しめばよい。京都はそうは行かない。日没後も、気温30度、湿度90%。体力を消耗しながら朝を迎える。31日(木)午後6時半から市民環境研究所でサロン・中央アジアを開催します。今回は7月初めにカザフに出かけて京都の男性陣が報告をしてくれる予定。乞参加! . . . 本文を読む

カザフ旅行から交流へ

2008-07-21 07:38:46 | 中央アジア日誌
7月5日までの9日間、カザフに出かけた京都の男性数名と会食。旅の思い出を語ってもらった。旅程は当方でほぼ作成したとおりであった。通訳のロシア女性と運転手2人の人柄のよさが大いに旅の質を高めたようである。日本・カザフ交流事業を始めよう、アラル海の植林に行こう、アトピーの子供の治療に行こうなどなどと夢をふくらませてくれる会話が飛び交う2時間ほどであった。彼らの旅日記は今月のサロン・中央アジアで公開される(7月31日、木曜日)。ぜひ聞きに来てください。 . . . 本文を読む

ティムール・ダダバエフさんの本を推薦します

2008-07-17 23:52:10 | 中央アジア日誌
梅雨が明け、酷暑の到来である。これからの2ヶ月ほどは中央アジアの空気が恋しくなる。湿度の低いカザフの空気を吸いたくなる。エアコンが大嫌いな小生はこの暑さの中でも、自宅、自動車、勤務先ともにエアコンなしで過ごしている。毎日の自動車通勤(片道1時間)は堪えるので、1週に1日は電車とバスの通勤としている。こんな時はゆっくりと読書ができるのがうれしい。現在、日本で活躍しているウズベク人のティムール・ダダバエフさんが書かれた、「社会主義後のウズベキスタンー変わる国と揺れる人々の心」(アジア経済研究所出版、980円)を読んでいる。旧知の間柄で、いろいろとおしえてもらってきたが、またこの本を通じて勉強させてもらえるのがうれしい。走り回ったフェルガナ盆地の民俗と宗教の状況をさらにくわしく理解できたのが、暑い今週の収穫である。ぜひこの本をお読みになることをお勧めしたい。 . . . 本文を読む

旧湖底沙漠での植林を今年こそ成功させたい

2008-07-15 23:37:36 | 中央アジア日誌
5月20日の我がブログに以下のようなコメントが届けられた。ブログの内容は「昨年度に実施したアラル海旧湖底沙漠での植林事業が無惨な結果になった」ことである。コメントは、「この結果は植物の生えていない場所に、植林をして失敗したということでしょうか。生えないのに植えるというのは、意味があるのでしょうか?ひいては税金の無駄遣いということではないでしょうか? 納税者からいえば、こういうマスターベーションじみた活動に基金なる税金を投入せず、もっと実質的な国際貢献に使用してもらいたいと思います。」と言うものであったので、当方の考えを書いて返信としたい。 . . . 本文を読む

洞爺湖サミットとカザフのウラン

2008-07-09 23:36:58 | 中央アジア日誌
洞爺湖サミットも終演した。福田の実力のなさを露呈しただけのサミットは、罪深い時代を切り開いた。温暖化ガスの削減のために、化石燃料から原子力発電に軸足を移そうというブッシュの思惑が実現した。福田も同調した。いつまで大量の放射線廃棄物を何世代に押しつけるつもりなのか。埋蔵量世界第2位のウランを購入すべく、日本の現職総理としての最初にカザフを訪問をしたのは小泉である。総理退任の1ヶ月前のことである。そして、退任半年前のブッシュが原子力発電建設に大義名分を与えた。盟友と称した小泉・ブッシュ両人とも原発利権を手中にしての退任である。ウランの平和利用の名の下に、温暖化防止の名の下にカザフの地下資源が悪用され始めるのである。 . . . 本文を読む

今月のサロン中央アジアは7月31日に変更します

2008-07-06 22:07:34 | 中央アジア日誌
カザフに出かけていた京都の男性5名が無事に帰国した。道中土産話は7月のサロンで聞こうと思っている。そこで、ご注意願いたいのは、7月のサロンを第4木曜日から第5木曜日の31日に変更したことです。市民環境研のミニ環境塾が入ったのでというのが理由です。あしからずご了承ください。第4木曜日の24日には本文に詳細を記したように、ミニ環境塾「裁判員制度を考える」を開催します。こちらへもご参加ください。 . . . 本文を読む

アラルの森への個人寄金が続いている

2008-07-03 14:44:49 | 中央アジア日誌
朝日新聞夕刊のコラム「窓 論説委員室から」にアラル海植林活動「アラルの森プロジェクト」が紹介されたのは2月9日のことである。すでに数ヶ月経っているのに、この記事を見て連絡を取ろうと思っていたとの前書きがあるファックスが届く。ありがたいことである。友人知人宛のダイレクトメールを出したいと思いながら、諸事雑事にかまけてまだ半分もできていない。京都学園大学の講義もあと2週間で終わりになるから、その頃からアラルの森プロジェクトのリーフレット送付作業に入ろうと思う。このプロジェクトを一緒にやってくれる人を捜さねば。週末にはアルマティに出かけて男性5人が帰国する。道中土産話が楽しみである。 . . . 本文を読む